東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

10 / 97
どもども皆さん。絶賛筋肉痛で悶え苦しんでる黒猫のゆっきさんです(´・ω・`)
特に書くこともないので、本編どぞ。

前回の後書きに書いた言葉はスペイン語でさようならって意味です(`・ω・´)


都市での暮らし
9話 平和的解決を致しましょう。


おっと、本編の前に前回のキャラ紹介で書き忘れたのをほんの少しだけ……

 

 

図書館

とにかく広い。端から端まで行くのに半日かかる。

まぁ、ぶっちゃけた話、能力で一瞬で取り寄せられる。

図書館を創った理由が「暇つぶし」とのこと。

しかも内装まで凝ったの創っちゃって……

出来はとても満足しているらしい。

普段は龍弥の許可がないと入れないが、神白家からは直接行けるので龍奈たちもよく訪れている。

龍弥自身、読書が好きなのでよくここにいる。

 

はい。以上です。うっかり書き忘れちゃいましてね(´・ω・`)

ではここから本編です。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

龍弥side

 

暇。超暇。

俺は今、とてつもなく暇なのだ。

なぜそんな暇なのかって?

それはな…………

 

 

~回想~

 

 

龍弥「え?もう、一週間に3日帰ってこなくても大丈夫?」

 

月夜見「はい。そうらしいですよ?」

 

龍弥「ふ~ん、こりゃまた何で?」

 

月夜見「最近、皆、仕事が忙しいじゃないですか。それであまりこの家に帰れてないんですよね。だから「お兄ちゃんが帰ってきてくれても私がいなきゃ意味ない!!」ってお姉様(龍奈)が。」

 

龍弥「なるほど。だから一週間に3日帰ってこなくてもいいと。………メッッチャ暇やん。俺、マジ暇やん。」

 

 

~回想終了~

 

 

と言うわけで、今メッッチャ暇です(´・ω・`)

 

「取り敢えず、近くになんかないか探してみるか。」

 

~1時間後~

 

何もねぇ(´・ω・`)

 

ほんとどうしようかなぁ…………ん?……血の匂い……か?

取り敢えずサーチだサーチ。

このサーチは範囲内の種族、姿、形、大きさ、が分かる。

さてこの血の匂いの元は……これだ。

ふむ、人間一人が妖怪一人に襲われているか。

ん?おいおい、これって永琳じゃねぇか。やっと原作キャラが……(´;ω;`)

こんなとこで死んでもらっては困るので助けに行こう。

おっと、種族を人間に変えなければ。

 

「発射!」

 

マッハの速さで駆け抜ける。

風圧?重力?無理矢理消しましたが何か?

 

 

妖怪「待ちやがれ!」

 

永琳「キャアッ!」

 

「そおい」ドカッ

 

妖怪「グハッ」

 

「俺、参上!」(`・ω・´)

 

さて、平和的解決を致しましょう。

 

 

side change

 

 

永琳side

 

 

迂闊だった。いくら都市の近くでも妖怪はいるのに、薬草を少し取りに行くだけ、と油断していた。

不意を突かれ、武器も落としてしまった。おまけに足を怪我してしまった。

捕まってしまうのも時間の問題だろう。

 

妖怪「待ちやがれ!」

 

「キャアッ!」

 

うぅ、足が動かない。ここまでかしら。

 

??「そおい」ドカッ

 

妖怪「グハッ」

 

??「俺、参上!」(`・ω・´)

 

変な掛け声とともに人が飛んできた。だけどその瞬間本能的に感じた。

あぁ、助かったんだ、と。

 

side change

 

 

龍弥side

 

妖怪「おい!お前!何しやがんだ!」

 

お、気絶しない程度に吹っ飛ばしたとはいえ復帰が早いな。

幸い喧嘩の仲裁などはもう数えきれないくらいしているので平和的に解決をするのはお手の物だ。

 

妖怪「おい!聞いてんのか!」

 

「あぁ、すまない。俺はお前に害を為すつもりはない。だからなぜこの人を襲ったのか訳を聞かせてほしい。

場合によっては俺が解決できるかもしれない。頼む。」

 

これでダメなら、まぁ、しょうがない。

 

妖怪「…………まぁ、話くらいはしてやる。」

 

良かった。話の通じるタイプだ。

 

その妖怪……猟鬼(りょうき)によると、最近食べ物が無くなってきて人間でも食べないと仲間が、

鬼子母神の村が滅んでしまうらしい。

 

「そうか。そう言う事なら、これを持っていけ。」

 

妖怪「何だ?これは?」

 

「当面の食料、水、作物の種、農作業具だ。」

 

猟鬼「こんな袋にか?バカにすんな!入る訳ねぇだろが!」

 

「この袋は俺の能力で作り出した異次元空間につながる袋だ。見てみてくれ。」

 

猟鬼「……!?本当だ。疑って悪かったな。」

 

「これをやるから人間を襲うのはやめてくれないか?」

 

猟鬼「あぁ!もちろん!元々人間はあんまし襲いたくないし、ここまでされちゃ断る理由がないだろ!

ありがとうな!アンタ、名前は?」

 

「あぁ、そうか。俺の名前は……」

 

やっべどうしよ。名前考えてなかった。

まぁ、ここは昔の名前を使うか。

 

「俺は神谷龍騎だ。一応人間だ。」

 

猟鬼「そうか!ありがとな!龍騎!」

 

「あぁ、じゃあな。」

 

今度、猟鬼の村に行ってみようかな?

作物の具合とか見たいし。

 

さて、次は永琳の治療かな?

見た所、怪我してるっぽいし。

 

「話に置いてってすまんかったね」

 

永琳「いえ、大丈夫。でも何で殺さなかったの?あなたならできそうだけど。」

 

「まぁ、できるが……あんまり殺したくはないし、話が分かるやつだったからね。」

 

永琳「何を話してたの?」

 

「大したことない。人間を襲わないでくれって頼んだだけだよ。」

 

永琳「そうなの。そろそろ行かなきゃ…………痛っ!」

 

「おいおい、無理すんな。今治してやるから。動くなよ。」

 

永琳「あなた……龍騎だったかしら?凄いのね。」

 

「あぁ、ありがとな。…………ほれ、もういいぞ」

 

永琳「えぇ、ありがとう、龍騎。ねぇ、良かったら私が住んでる都市にこない?」

 

「お!ちょうど暇だったんだ。もちろん行くよ。」

 

永琳「こっちよ。」

 

「あ、今治したばっかりだから無理すんなよ」

 

永琳「平気よ、へいk…キャアッ!」←つまずいて転ぶ

 

「ほれ、言わんこっちゃない。……よいしょ」←永琳を抱える

 

永琳「…………ふぇ?…………えええええ!!??」

 

「うおっ!?何だ?」

 

永琳「ちょっ!何してんのよ!?」

 

「何って……抱えてるだけだが?」

 

永琳「ちょっ!もう大丈夫だから降ろして!」

 

「なら、下ろすが……大丈夫か?」

 

永琳「だっ大丈夫よ!それより都市はこっちよ。」

 

「?ああ、分かった。今行く。」

 

 

永琳は顔を赤くしていたが、それはなぜなのか疑問に思う龍弥であった。

 

 

続く………よね?




はい、お疲れ様でした。次回は都市に入るところからです。
更新は不安定ですが温かい目で見守ってください。
ではまた次回、

アデウス

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。