東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どーも皆さん。
この間買い物してる時に思わぬ掘り出し物を見つけて
テンション高めの作者、黒猫のゆっきさんです。
いやーよかった。なかなか見つけれなかったから嬉しかったです!
関係ない話もここまでにして、今回は人妖大戦の一歩手前まで。
今回、会話ばかりなので読みずらいです。そして内容薄いかもです。
それでも良い方は本編どうぞ!


ファーヴェル デンマーク語でさようなら。
今回はどれにしよっかな(*^ω^*)



14話 人妖大戦 ー前編ー

side龍弥

 

月夜見「我々は穢れから逃れるため、この地を離れ、月へ移住します!」

 

うん。やっぱりそうだよね。前回からの流れで大体分かってたけど。

あ、軽く前回のあらすじを言うと、

⚫︎龍弥の何気なく呟いた一言で月夜見が閃き月に移住すると言った。

こんな感じ。

 

永琳「月へ移住……ですか。」

 

豊姫「確かに月なら穢れもないですしね。」

 

依姫「でもそんなことが可能なんですか?」

 

月夜見「分かりません。なので会議に出す前にあなた達の意見などを聞きたいのです。」

 

永琳「まず、一番の課題はどうやって月まで行くかですね。」

 

月夜見「そうですね。他の神に協力してもらっても限界がありますし。」チラッ

 

(悪いが、俺は無理だな。)

 

月夜見(なぜですか?)

 

(俺が龍王になってる間は神谷龍騎はいなくなる。そしたら凛達が不審がるだろう。

それに分身程度じゃあいつらにはすぐにバレちまうしな。)

 

月夜見(なるほど。)

 

豊姫「あ!何か乗り物みたいなのはどうかしら?」

 

依姫「でも、今あるような物じゃ月まではいけませんよ。」

 

豊姫「じゃあ月まで行ける乗り物を作れば良いのよ!」

 

月夜見「永琳。作れそうですか?」

 

永琳「うーん。ちょっと難しいですね。」

 

月夜見「そうですか。」

 

『いや。たぶん作れますよ?』

 

やっと喋れた。みんながサクサク話を進めるから全然口出せなかった。

月夜見と脳内会話はしたけど。

 

永琳「作れるって、どうゆうこと?」

 

『今開発中の飛空艇があっただろ?あれを改造するんだよ。ロケットエンジンつけたり、装甲を厚くしたりして。』

 

永琳「なるほどそれなら行けるわね。」

 

月夜見「この問題はなんとかなりそうですね。では次は…………」

 

 

こうして意見を出し合い、計画が実現可能となり月夜見は会議でこの計画を発表した。

会議の結果、実現可能かつ移住した方が良いと判断され正式にこの計画はスタートした………と言うのはもう昔の話。

 

~一年後~

 

いや~今更ながら都市の技術力すげぇよな。

ほぼ0からの設計でやったこともないことしてるのに

あっという間にロケット6台作っちゃうんだもん。

しかも設備までしっかりしてるし、何より最後の一台は、

この都市にあるあらゆる武器やデータをすべ乗せて行くからすごい頑丈ですごい武装。

これだけでかい都市だったらデータの量だけでもすごいことになりそうだ。

しかもこのロケットさえあればすぐにここと同レベルの都市がすぐに出来るってよ。

いや本当にすごいって言葉しか出てこない。

そして、技術者の皆さん残業お疲れ様です。

月夜見達に残業代やら休暇やらを上げろって言っておきましたから、

安心して有給お取り下さい。

 

話は変わるが俺は今、防衛軍本部の集会場にいる。

なぜか?それは皆に作戦を伝えるためだ。

もちろん軍関係者は全員いる。

この作戦ばかりは連携がうまく取れないとダメなので、

完全に俺が仕切ってる。

 

『以上がこの作戦の内容だ!何か質問はあるか?…………無いようならこれで解散!

各部隊配置を確認しておいてくれ。』

 

全員「分かりました!」

 

よし。ここまですれば余程のことがない限り死人は出ないはずだ。

この作戦の一番の目的は【死人を出さないこと】だ。

そのために新しい設備作ったりした。

後は妖怪どもが予想通り動いてくれれば良いが。

あ、ちなみに蘭華達鬼はこの戦いには参加しないって。

それはそれでありがたい。鬼の相手なんてあいつらに出来るわけねぇだろ。

一応蘭華に理由を聞いたら、

「もう食料や水にも困らないし、襲う理由がないだろ?

それに龍弥の仲間に手出したらこっちが殺されるしな。」

だってさ。うん、まぁ否定はせんよ。

 

凛「隊長!」

 

『うおっ!どうした急に。』

 

凛「いや、さっきからずっと呼んでましたよ。」

 

『あ〜ごめん。考え事してた。』

 

凛「何考えてたんですか?」

 

『今日の晩飯何にしよっかなって考えてた。あ、そうだカレーにしよう。』

 

凛「こんな時に何考えてんですか!」

 

『まあまあ落ち着けって。早速見回り行くぞ。』

 

凛「あ!ちょっと待ってくださいよ!」

 

まぁもしこの作戦が上手くいかなくても…………

いやこれを考えるのはやめておこう。

まずは今できることをやって行くか。

 

『よーし!見回り張り切っていこう!』

 

凛「いきなりどうしたんですか?」

 

『いや何。ちょっと吹っ切れただけさ。心配すんな。』

 

凛「そうですか。まぁ、大丈夫そうなので心配はしませんが。」

 

『よーし。ちゃっちゃと見回り終わらせて晩飯作るぞー。』

 

そうだ。絶対にこいつらを無事に月まで行かせてやる!

 

 

続く

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。
リアルの方で色々ありましてこんな感じになってしまいました。
すいません。
今回はギャグ要素少なかったですね。
次回からまたいつものような感じで書きたいと思います。
ではまた次回まで、

アジュー。

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