東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

17 / 97
どうも皆さん、他の作者様の小説を読んでいると
なんか自分の話がすごい駄文だなって思います。
ただいま若干落ち込んでおります、
作者の黒猫のゆっきさんです。
まぁ、我流で頑張って書きますよ!
そもそもこの小説自体僕の暇つぶしに
始めたものなんですけどね〜
あ、今回は新たな旅のお仲間が………
おっとこれ以上は本編で。
ではでは本編どうぞ!

ネケミーン フィンランド語でさようなら。
今回は………。



諏訪大戦
16話 とある兄妹との出会い


side龍弥

 

『ふぁー。あぁよく寝た。』

 

いやぁ朝陽は気持ち良いね!

見渡す限りの大森林!

大きな湖!

…………アレ?ちょい待ち。おかしくね?

あれれー?おかしいぞー?、

なんてやってる暇は無い!

 

まず状況を整理しよう。

俺はあの核ミサイルが落ちて来た後旅に出ようとしたが、

すごい疲労感に襲われ眠った。

しかもこのあたりはチリ一つ残らない更地になっているはず。

なのに大森林が広がっている。

 

とりあえず空から見てみるか。

………おお。しっかり飛べた。

なぜだか分からないが飛ぶのは凄く

久しぶりな気がする。

 

うん。やっぱりおかしいぞ。

でっかい都市が見える。だけど永琳たちがいた

都市では無い。あんなハイテクな都市では無い。

木造の家が立ち並び、

露店で商人が物を売っている。

まさに歴史の教科書で見る都市いや、国なのだ。

おかしい。絶対おかしい。あんなもん絶対無かった。

ちょっとあそこまで行ってみるか。

 

ついたついた。別にこの国に用は無いから門番にでも

今は何時代か聞いてすぐに立ち去ろう。

 

門番a「止まれ!何者だ!」

 

『怪しいものではございません。

旅の者でして今は何日でございますでしょうか。』

 

門番a「ふむ。今は〇〇の〇〇だ。」

 

『…………ありがとうございます。では失礼します。』

 

ヤバいことが判明した。

俺、二億年近く寝てた。

なんで分かったかって?俺は龍王である前に転生者だぜ?

それなりに勉強してたわけですよ。

ま、こんなとこで挫けてたら旅なんか続けられないわな。

じゃ、今から妖怪、空牙の旅。始まり始まり~。

とりあえず道は続いてるからその通りに進んでみるか。

旅なんて言ってもやること無いからなぁ。

旅のなんて長めの散歩みたいなもんでしょ。

 

~夜~

 

うん。舐めてたわ。完全に舐めてたわ。

旅って大変だね。

道が続いてたからその通りに進んで行ったら

途中で道が無くなって獣道に迷い込んじゃったもんな。

どっかに小屋とか無いかね。

まぁ、最悪、家(神白家)に帰っても……

いや、まだ帰らないでおこう。

どうせもうすぐ諏訪大戦編でしょ。

その時に会えるからそれまでひっそりと

していよう。←本当にメタいことばっかり言うねこいつはby作者

 

お、ちょうど良いとこに小屋が。

もう、長いこと使われてないようだな。

今日はここにお世話になろうか。

となると、まずはパパッと掃除するか。

 

~掃除中~

 

『ま、こんなもんだろ。』

 

さーて次は薪でも拾ってくるか。

火とか起こすのに使うから

多めに拾ってくるか。

余ったぶんはこの本に

入れとけば良いか。

 

ーーーーーー

 

さーてどっかにいい薪は無いかね。

この本にゃ容量制限が無いからね。

入れれる時にバンバン入れとかないと。

宝の持ち腐れってヤツだよ。

 

賊a「おい!あいつらどこ行きやがった!」

 

賊b「分からねぇ。だが、この辺りにいるはずだ!探すぞ!」

 

ん?なんだか周りがうるさいな。

あっちの方か?

 

~移動中~

 

ちょっと念のために木の上から見てるが……

恐らくはあの草むらに隠れてる……妖怪だな。

何かを上手く隠してるようだが俺は騙せんよ。

恐らく、兄妹か何かだな。それで見た目は子供だな。

子供を追い回すのは感心しないな。

ちょっと助けるか。

ちょうど良い所に薪もあるしね。

この薪をあいつらとは逆方向に投げれば……

 

ポイッ……ガサガサ

 

賊a「あっちか!」

 

賊b「散々手こずらせやがって!」

 

よし。行ったか。あの二人は……うわ!倒れてる!

早く連れて行かないと!

 

~移動中~

 

うん。やっぱり妖怪だな。まぁ、無理に術は解かないでおこう。

まずは男の子の方から。

傷自体は余り深くなさそうだからすぐ治るな。

回復魔法かけておいて安静にして入れば大丈夫だろう。

次は女の子の方。

うーん。ちょっと不味いな。

この子も傷自体は余り深くは無いが、病気してるな。

しかもかなり深刻な末期ガンだな。

ま、俺の回復魔法で1発だがな!

よし、これでこの子たちの治療は終わりだ。

起きた時のためにお粥でも作っておくか。

 

side change

 

side男の子

 

うう……ここはどこだ?

確か僕たちは人間に襲われて……

そうだ!あいつは!?妹は!?

……良かった隣で寝ている。

でも、病気のはずなのに顔色が

いつもよりかなり明るいな。

それにしても良い匂いがするな……

しかしなんでこんなところに……

あいつらがこんなことしてくれるはずが無いし……

 

モゾモゾ

 

??「うーん。お兄ちゃん?」

 

「おお!目が覚めたか!」

 

女の子「うん。でもここどこだろうね。」

 

「分からない。とにかくここを出よう。」

 

ガラッ

 

『お!お目覚めかな?』

 

「誰だ!……痛っ!」

 

『こらこら。あんまり動くんじゃ無い。傷が広がる。』

 

女の子「お兄さん、誰?」

 

『なに、ただの旅人さ。』

 

side change

 

side龍弥

 

ちょっと外に出てたらあの二人が起きていた。

あ、ちなみに今は昼になるちょっと前くらいかな。

見た所元気そうだし怪我も治ってるね。

 

『それより怪我の具合は大丈夫かい?』

 

男の子「お前が直してくれたのか?」

 

『ああ、まぁ簡単な処置だけどな。』

 

女の子「ありがとうございます!」

 

男の子「お、お前!そんなにはしゃいで大丈夫なのか!?」

 

女の子「うん!なんか嘘みたいに体が軽いの!」

 

『ああ、そうそう。君の病気もついでに治しておいたから、

多分それが原因かな?』

 

女の子「そうなの!?ありがとう!」

 

男の子「そうなのか、助けてくれてありがとう。」

 

『とりあえずお粥作ったから食べな。話はそれからしよう。』

 

~お食事中~

 

「「『ご馳走様でした。』」」

 

『さて、じゃあ聞いても良いかな?』

 

男の子「はい。」

 

『おっと。その前にもうその術は解いても良いぞ。』

 

男の子「え!?」

 

女の子「バレてたの!?」

 

『まぁな、もう賊は襲ってこない。

だから本当のお前たちを見せてくれ。』

 

男の子「…………分かった。」

 

パリンッ!

 

ガラスが割れるような音がしたと思ったら、

男の子と女の子の背中に鳥の羽のようなものが

ついているように見える。

 

『なるほど。術でその羽を隠してたって訳か。』

 

男の子「そうなんだ。」

 

『だが、種族は天狗では無さそうだな。

鴉天狗でもなさそうだし、天狗の変異体と言ったところか。』

 

男の子「……ああ。その通りだ。」

 

『で、その羽を見るに、これは俺の予想だが

………隼(はやぶさ)の天狗と言ったところか。』

 

女の子「すごい……そこまで分かっちゃうなんて……。」

 

『まぁ、それなりに長生きしてるんでね。』

 

その後二人から話を聞いたんだが、

すごーくイラついた。

要約するとこうだ。

 

まず、こいつらは双子の兄妹。

見た目は子供だが見た目が変わらないだけで

数百年生きてる。

数百年前に天狗の変異体として生まれたが、

すぐに両親は病で亡くなる。

周りは変異体を迫害し村から追い出した。

二人で生きてきたが妹が病にかかる。

その弱ってる時に賊に襲われる。

戦闘訓練などほぼやっていないので

戦えず逃げる。

ついに過労で倒れるが、俺に助けられる。

 

まずちょっと違うだけで迫害する奴らってどうかしてるよね。

まぁ、とにかく大体分かった。

 

『それで、これからお前たちはどうするんだ?』

 

男の子「いや、何も決めてない。」

 

『そうか……なら俺と一緒に来るか?』

 

兄妹「………え?」

 

女の子「い、良いの?」

 

『ああ。旅は道連れ世は情けって言うだろ。

まぁ、お前たちさえ良ければだけどな。』

 

兄妹「……お、お願いします!」

 

『よし!ならこれからよろしくな!………えーと名前は?』

 

男の子「名前は……無いです。」

 

………あぁ、そうか。生まれてすぐに親が亡くなってるんだっけ。

 

『……なら、俺がつけてやろうか?名前。』

 

女の子「良いの!?」

 

男の子「なら、おねがいします!」

そうだなぁ、風とか空に関係する字がいいな……

よし。男の子の方は……

 

『君は風雅(ふうが)でどうだ?』

 

風雅「風雅ですか……すごくいい名前です!」

 

『気に入ってくれて嬉しいよ。で、君は…』

 

女の子の方は………うん。これだな。

 

『風夏(ふうか)はどうだ?』

 

風夏「風夏かぁ。……すっごく良いね!」

 

『よーし。決まったな!じゃあ改めてよろしくな風雅、風夏。あ、あと俺の名前は空牙な。』

 

風雅「はい!」

 

風夏「お願いします!」

 

 

時は流れ、数十年後。← このくらいは許して下さい。by作者

 

こいつらと旅をして数十年。

風雅と風夏に色々教えた。

強くなりたいです!弟子にして下さい!って二人にいきなり言われてね。

多分俺が妖怪を追い払ったときにそう思ったんだろうけど。

飲み込みが早くてねあっという間に強くなったよ。

それに文字とかも教えてねかなり賢くなったよ。

それで二人からちょっとご飯の後に話があるって言われてね、

なんだろね?

 

『ご馳走様でした。それでなんだ?話って。』

 

風雅「はい。実は師匠にお願いがあるんです。」

 

なんかすごい改まってる。敬語なんて使ってどうしたんだろ?

あ、ちなみに師匠って言われてます。

 

風夏「その……わ、私たちを……」

 

「「あなたの式神にして下さい!」」

 

『………式に?どうしてだ?』

 

風雅「この本を読んで式神のことを知ったんですが、

"式神とは一生主人に使えるもの"って書いてあったんです。」

 

風夏「私たちは師匠に仕えたいってのもあるけど、

一番は師匠とずっと一緒に居たいの!」

 

「「だから、お願いします!」」

 

『……一つ言っておく。式神にはできるが、俺に仕えた場合、

式神とは同じようなものだが、少し違うものになってしまう。

それにお前たちは種族を捨てなければいけない、それでも良いかな?』

 

「「はい!」」

 

迷いは無いか。

 

『よーし!決まりだ!』

 

なら、俺の血を飲ませないとな。

ちょっと手切るか。……痛って!結構痛いな。

でもってこの血に神力を混ぜて、完成。

 

『良し。覚悟ができたらこの血を舐めるんだ。」

 

「「はい。」」

 

ペロッ………ピカッ!

 

『うおっ眩し。』

 

風雅「これは?」

 

そこには翼が元の二倍ほどにも

大きくなった風雅と風夏が居た。by作者

 

『おお。成功だ。』

 

風夏「師匠。これは?」

 

『ああ、お前ら二人は神使として覚醒したんだ。』

 

風雅「え?神使ってことはまさか?」

 

『そう、俺は神だ。名前は神白龍弥。龍王だ。』

 

「「………ええええ!!!???」」

 

風雅「ちょっと待って下さい!一体どう言う……」

 

『説明するのめんどいから直接記憶を見せるぞ。』

 

もちろん転生してからのをな。

 

風夏「なに…これ。記憶が流れてくる。」

 

風雅「すごい……」

 

『………こんなもんか。どうだ?わかっただろ?』

 

風夏「すごいんだね。えーと……主人は。」

 

『どうした?急に?』

 

風夏「もう、弟子じゃなくて神使だからこっちの方が良いかなって。」

 

風雅「そうか。じゃあ俺もそう呼ばせてもらっても良いですか?主人。」

 

『もう呼んでんじゃん。まぁ、呼び方ぐらい好きに呼んで良いぞ。』

 

風雅「では、今日から主人の神使として改めてお願いします!」

 

風夏「お願いします!」

 

『ああ。こちらこそ。』

 

こうして俺に神使ができた。

 

『あ、二人とも神使になったからなんか能力付いてると思うよ。』

 

「「早く言って下さい!」」

 

続く。

 




なんかすごくグダグダになっちゃいました(´・ω・`)
そして長くなっちゃいました(´・ω・`)
気に入らない方はそっとブラウザバックを。
次回はこうならないように気をつけます。
でも次回はどうなるかその時の私の気分次第です。
あ、後この二人は龍弥のことをあるじって呼んでます。
ではでは次回まで、

ヴィーソギヤロ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。