東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん。久しぶりにドリフを見たら、
腹筋崩壊してメチャクソ腹筋痛い黒猫のゆっきさんです。(´・ω・`)
何回見ても笑えるドリフは偉大なり。
今回は書くのが大変でした。本当、どっかに文才売ってねぇかな。
では本編をどうぞ。

ヴィソン トラータシュラ ハンガリー語でさようなら。
ちなみに小6の時クラスの出し物で僕を含めた男子全員でヒゲダンスを踊りました。
あれはかなり恥ずかしかった。(´・ω・`)
なんで校内放送でヒゲダンスの音楽かかってヒゲダンス踊りながら学校中練り歩かなアカンのや。
低学年なんかドリフ知らないから「なにこれ?」って言ってたぞ。
まぁ先生方は大爆笑だったが。(何人かその時の写真をパソコンの壁紙にしてた。)


28話 決闘…後…ネタバラシ。

side龍弥

 

本当に時が経つのはあっという間だ。

いつかいつかと思っていたら、もう出来ないなんて事もある。

いつの間にか無くなってることだってある。

本当に時が経つのはあっという間だ。

 

………何が言いたいかって?

 

 

 

 

 

あれからもう一週間たってました。(^o^)

 

どうしようどうしよう。まだまだ教えたいことあったのに!

まだ諏訪子に教えてないことあったのに!

いやぁ、諏訪子の覚えが良くてついつい指導に熱が入っちゃって

特訓のガチメニュー考えていざやってみようって思ったらもう一週間たってました!

何百億と生きてりゃそんな事もあるんだろうなぁって想像してたのが現実になっちまったよチクショウメ!

………まぁ、基本はギリギリ教えられたから良しとするか。もうそろそろあいつらも来るしな。

あいつらには俺と家族って事がバレないように芝居打ってくれって頼んでるから大丈夫だと思う。

不安なのが若干数名居るが。それと風雅と風夏には本当の事を話してる。

でもなぁ「……が…」やっぱりここまで「……うが…!」きたら教えたかったなぁ「空牙!」

 

『うわぁ!』スッテン!

 

諏訪子

「わっ!ビックリさせないでよ。さっきからなに唸ってんのさ?」

 

『い、いや。大した事じゃないよ。』

 

諏訪子

「そ。なら良いや。」

 

『……今日…だな。大和の奴らが来るの。』

 

諏訪子

「そう…だね。でも大丈夫!空牙達が色々教えてくれたから!絶対勝つよ!」

 

『そうか。……頑張れよ。』

 

諏訪子

「うん!ありがとね。空牙。」

 

『なに。気にすんな。

それじゃ、朝飯食おうぜ。腹減った。』

 

諏訪子

「あ。」

 

現在時刻 AM 7:00

 

諏訪子

「そうだね!腹が減ってはなんとやら。ごはん食べよ!」

 

『ああ。行こうぜ。』

 

諏訪子

「うん!」

 

〜移動中〜

〜食事中〜

〜そして数時間後〜

 

side三人称

 

『…… 大和の皆さんがお出でになられましたぜ。』

 

そう、龍弥が言うと神社の前、ちょうど鳥居の所に空から四人の人が降りてきた。

一人は龍神こと、龍奈。一人は太陽の神こと、天照。一人は夜の神こと、月夜見。

そして最後の一人。諏訪子の対戦相手となる、大和の軍神こと、八坂加奈子。

場の空気はとても緊張に満ちていて、諏訪子はいつの間にか冷や汗をかいている。

そして、その場の空気を破るように龍奈が声を出す。

 

龍奈

「貴女がこの国の土着神、洩矢諏訪子ですね?」

 

諏訪子

「はい。その通りです。龍神様。」

 

この時の龍弥の思考はある一つのことに絞られていた。

 

(wwこの二人のw敬語使ってるww所初めて見たwwヤバイww笑いが止まらんww似合ってなさすぎww)

 

龍弥は必死に笑いを堪えていた。

そんな龍弥に気付かず、二人は話を進めていた。

 

龍奈

「今回の件は本当にごめんなさいね。でも私たちも手加減はしないからね。」

 

諏訪子

「はい。分かっています。私も全力で行きます!」

 

ちなみに龍弥はまだ悶えている。

 

龍奈

「よし。なら貴女の相手を紹介するね。加奈子、お願い。」

 

加奈子

「分かりました。……私が八坂加奈子だ。今回の件は本当にすまなかったが、私は手加減はしないぞ。」

 

諏訪子

「もちろん。私も全力で行くから。」

 

『では、決闘の準備をします。少し離れていて下さい。』

 

そう言って龍弥は結界を展開する。

 

『では、決闘のルールはどちらかが戦闘不能になるまでで良いですか?』

 

諏訪子、加奈子

「大丈夫だ。」

 

実は加奈子もこの男、龍弥の正体を知っているため今のタメ口はかなり勇気を振り絞って出している。

 

『では、準備が出来ましたら、結界の中にお入り下さい。』

 

加奈子

「龍奈様。行ってまいります。」

 

龍奈

「うん。頑張って。」

 

諏訪子

「行って来るね。真苗。」

 

真苗

「はい!頑張って下さいね!」

 

そう言って二人は結界の中へ入っていった。

 

『それでは洩矢諏訪子対八坂加奈子の決闘を開始します!

それでは……始め!』

 

そう龍弥が言った瞬間二人は激しくぶつかり合った。

 

 

〜所変わって結界の外〜

 

 

『お前らお疲れさん。後、龍奈、お前敬語似合ってなさすぎww』

 

龍奈

「むぅ〜。それぐらい私でも分かってるよ〜!」

 

月夜見

「お兄様、必死に笑い堪えてましたもんね。」

 

『げ!バレてた?』

 

この一連のやり取りを見ていた真苗はポカンと口を開けていた。

そして意味が分からないと言うように口をパクパクさせながらやっと振り絞って出した言葉は、

 

真苗

「……ドユコト?」(´・ω・`)

 

とても片言だった。

 

『いやぁ、この表情が見れるからドッキリはやめられんぜ。』

 

龍奈、天照、月夜見

「本当にお兄(様)ちゃんは良い性格して(ますよね。)るよね。」

 

『褒めても何も出んぞ〜。』

 

龍奈、天照、月夜見

「褒めてない!(です!)」

 

『………さよか。』

 

真苗

「……えっと……空牙さん?これはどう言う事ですか?」

 

『あぁ、悪い悪い。俺の本名まだ教えてなかったな。

俺は、神白龍弥。龍王だ。』

 

真苗

「………はぁ!?りゅ、龍王様!?しし、失礼しました!」

 

『あ〜大丈夫大丈夫。それと今まで通り呼んでくれ。その方が良いから。』

 

真苗

「そ、そうですか。なら龍弥さんって呼ばせていただきますね♪」

 

『ああ、それで頼むよ。』

 

天照

「そう言えばお兄様の神使って今どこに?」

 

『ああ、今はお使い頼んでる。来るまではもうちょいかかるかな。』

 

天照

「そうですか。早く会いたいなぁ〜。」

 

龍奈

「ね〜!」

 

月夜見

「そうですね〜。ふふふ。」

 

ちなみに龍奈、伊邪那美、天照、月夜見の女性陣は無類の可愛いもの好きである。

風雅と風夏は見た目は完全な子供なのであいつらにもみくちゃにされるなぁ、と龍弥は思いつつ

これから起こるであろう未来に静かに合掌をした。

 

 

〜所変わって結界の中〜

 

諏訪子

「悪いね、加奈子。かしこまったのは苦手でね。この調子で喋らせてもらうよ。」

 

加奈子

「ああ、構わないさ。私もこの調子で喋らせてもらうよ。………それと一つ聞きたいのだが、あの、よ、妖怪とはどんな関係なんだ?」

 

諏訪子

「ん〜。ただの友達兼同居人だよ。」

 

加奈子

「そっそうか。」

 

こんな会話をしている間も二人は激しい攻防を繰り広げている。

諏訪子は加奈子の足元の地面を操って攻撃している。

一方加奈子は御柱を諏訪子に向けて放ち攻撃をしている。

その御柱を諏訪子は地面を操り壁を創って防ぎ、

加奈子は飛んできた土の塊を御柱で相殺している。

一進一退の攻防を繰り返している。

 

 

結果から言おう。

決闘は加奈子の勝利で幕を閉じた。

諏訪子も加奈子も満身創痍だったが僅かに加奈子のスタミナが上回りついに諏訪子が力尽きた。

しかし、加奈子も相当疲労していたため自分が勝ったと分かると、その場に倒れた。

龍弥は急いで二人を神社の中へ入れ。横にさせ、二人の回復を待った。

 

 

side龍弥

 

諏訪子は惜しいとこまで行ったけどやっぱりスタミナ負けしたか。

まぁ、予想通りだけどな。そして風雅と風夏が帰ってきた。

その瞬間天照が二人に飛びつき驚いた二人がつい攻撃してしまい、

天照をダウンさせた。

あっれ〜?天照ってあれでも結構強い方の神なんだけどなぁ。

 

『……ねぇ。月夜見。』

 

月夜見

「………なんですか?」

 

『神使が神を倒すってマズイ?』

 

月夜見

「……マズイですね。」

 

『……そっかー。やり過ぎたかな。』

 

月夜見

「………ですね。」

 

だよなー。龍奈に至っては口開けたまま固まってるもんな。

 

諏訪子

「うーん。」

 

『お、目が覚めたか。』

 

諏訪子

「空牙!……あ、あの、その、ごめんね。せっかく鍛えてもらったのに……。」

 

『なに、気にすんな。それより、諏訪子。』

 

諏訪子

「何?」

 

『……合格だ。』

 

諏訪子

「……え?どう言うこと?」

 

『お前らもお疲れさん。もう芝居しなくて良いぞ。』

 

龍奈

「は〜い。」

 

月夜見

「分かりました〜。」

 

諏訪子

「え?ちょっと待って。本当にどう言うこと!?」

 

『ああ、すまんすまん。では、改めて自己紹介をしよう。ほれ、風雅と風夏も。』

 

風雅

「はい。」

 

風夏

「分かったー。」

 

『……では、改めて。空牙、もとい、神白龍弥だ。まぁ、役職言うと、龍王だ。』

 

風雅

「神白風雅です。主人の神使をしています。」

 

風夏

「神白風夏だよ!私も主人の神使してるよ!」

 

『改めて、よろしくな。』

 

諏訪子

「……ごめん。30秒だけ待って。」

 

ポク…ポク…ポク…チーン。

 

諏訪子

「龍王様ぁ!?」

 

『うおう。』

 

諏訪子

「え?空牙が龍弥で龍弥が龍王?あ、呼びk『いつも通りで。』あ、私に選択肢は無いと。

でも、さっきの合格って、どう言う意味?」

 

『ああ、それはな。ちょっと諏訪子の事を試したくなったんだよ。

どれぐらい民の事を守ろうとしてるかってな。

あのクズ神のクズぶりを見てたらちょっと試したくなっちゃってさ。

……諏訪子。お前は俺が結界を張ったのに村の方向に御柱が飛んで行ったら必ず

撃って破壊してただろ?だから合格だ。』

 

諏訪子

「う、うん。なんか照れるなぁ。」

 

『だけど、決闘には負けたからな。土地は大和物になる。「そうか…」……何か勘違いしてるようだから言っておくが、

大和の土地になるってだけで暮らしは全然変わらないよ。「え!?」まぁ、加奈子の圧勝ならそうなっていたかもしれないが、

二人の実力はほぼほぼ互角。だから、表面上は大和の神、加奈子が取り仕切るが、裏では諏訪子が取り仕切るって感じだ。

簡単に言えば加奈子と諏訪子、二人で一つの神になるって事だな。』

 

諏訪子

「じゃ、じゃあ!今まで通り過ごして良いのかい!?」

 

『ああ、そう言うこった。あ、さっきも言ったけど二人で一つの神だから加奈子もここに住むからな。』

 

諏訪子

「そうなの?」

 

『ああ、加奈子にはもう話してある。なぁ?加奈子。』

 

加奈子

「気づいておられましたか。」

 

『加奈子。頼むから敬語抜いてくれ。ホント頼むから。』

 

加奈子

「わ、分かった。これで良いか?」

 

『ああ、その方が良い。』

 

諏訪子

「それじゃ、加奈子。これからよろしくね!」

 

加奈子

「ああ!こちらこそ!」

 

『よし。じゃ歓迎会しようぜー!』

 

龍奈

「やったー!久々のお兄ちゃんの料理だー!』

 

『伊邪那岐たちも呼ぶか。』

 

月夜見

「私もお手伝いします。」

 

『すまーん。風雅ー!追加でお使い行ってきてくれー!』

 

風雅

「分かりました!」

 

風夏

「私も行く!」

 

ワイワイガヤガヤ

 

 

こうして新しく加奈子を迎え入れ、神社の名前を【守矢神社】と改めた。

そして宴会の準備が着々と進んでいた。

 

次回、宴会回。

 

 




はい。お疲れ様でした。ついに4000字超えましたよ。
今回本当に書くのむずかった。
何かあれば感想などでどうぞ。
お気に入りや評価もお願いします。
僕のやる気の元になりますので。
では、次回まで、

ド ポバチェンニヤ。

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