東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん。
最近、体力落ちたな、と痛感してる作者。
黒猫のゆっきさんです。
グラウンド一周がキツイです(´・ω・`)
今回、やっと原作キャラが出てきます!
ではでは、本編どうぞ!


マアッサラーマ アラビア語でさようなら。
筋肉痛でし(´・ω・`)


34話 なんか泊めてもらえる事になった。

side龍弥

 

風雅

「うん。やっぱりこれですね。この味です。」

 

『俺は……やっぱりこれだな。食べなれたのが一番だ。』

 

風夏

「私はこれ〜。ちょっといつもと違うの食べてみる。」

 

どうも皆さん、ただ今食事中の龍弥です。

大通りからちょっと脇道に入った所にちょうどいい空き地があったのでそこで食べてます。

何を食べてるかって?ハンバーガーですよハンバーガー。

この時代に無いものを遠慮なく使っていくスタイル。

 

風夏

「お兄ちゃんはなんだっけ?」

 

風雅

「照り焼きチキンだよ。」

 

『………共食いじゃね?』

 

風雅

「僕は妖怪だからセーフです。……きっと…たぶん…おそらく………ど、どうなんでしょうか?!」

 

『不安になってんじゃないよ。大丈夫だってそんなこと気にしてたら生きていけないって。』

 

風雅

「そ、そうですよね。良かった…。ってゆうか主人が言い出したんじゃないですか!」

 

『…チョットナニイッテルカワカンナイ。』

 

風雅

「ハァ〜。もう良いですよ。それで、風夏は何にしたんだ?」

 

風夏

「私は月見バーガーだよ。ちょっと卵が食べたくなっちゃって…。主人は……トンカツバーガー?」

 

『惜しいな。俺のはエビカツバーガーだ。』

 

風夏

「むぅ。中身もしっかり見ればよかった。」

 

『いや、別に当てなくても良いからな。』

 

風夏

「エヘヘ。わかってるよー。」

 

風雅

「なぁ風夏。一口くれないか?」

 

風夏

「良いよー。その代わりそっちも一口ちょーだい!」

 

風雅

「あぁ、良いぞ。」

 

『あ、俺のもやるから一口くれよ〜。』

 

風雅、風夏

「「良いよー。(良いですよ。)」」

 

〜御一行楽しく食事中〜

 

『「「ごちそうさまでした!」」』

 

『さーて……どこ行く?』

 

風雅

「うーん。どうしましょうか……。」

 

風夏

「何か足りない物は……無いね。全部主人が作ってくれるもんね。」

 

『おいおい。流石に俺も材料がなきゃ作れないぞ。』

 

風雅

「作れるのは否定しないんんですね。ていうか主人の能力なら材料も何もいらないじゃ無いですか。」

 

『いやね。この能力に頼りすぎるのもあれかなぁ〜と、思って。まぁどうしようもない時はバンバン使って行くけどね。』

 

風夏

「でも主人って器用だよね。能力無くても大抵のものは作っちゃうじゃん。」

 

『まぁな。俺より凄い人達も居るけど。』

 

風夏

「そんな人がいるの?」

 

風雅

「その人達って誰なんですか?」

 

『TOK○O。』

 

風夏

「………誰?」

 

『たった五人で無人島を開拓して家建てたり石橋作ったりトロッコ作ったり反射炉作ったりして、

専門家も腰抜かすような大発見を平然とやってのけたり、

全国の捨てちゃう食材探して料理旅してる農業系アイドルグループだよ。』

 

風夏

「お兄ちゃん。主人がまたよく分かんないこと言ってる。」

 

風雅

「そうだな……。」

 

『ゴホン!……ま、まぁ、この話は一旦置いておくとして、とりあえず大通りに出るか。』

 

風夏

「さんせー!」

 

風雅

「じゃぁ、いきましょう!」

 

『ほいほい。逸れるなよ?』

 

風雅、風夏

「「はい!」」

 

あいつら、やっぱり楽しみなんだな。

 

〜移動中〜

 

さて、たまにはのんびり買い物でもするか。

あ、買わないよ?眺めるだけ。

だって、俺が作った方が品質良いもん。

 

商品たち<解せぬ。

 

風夏

「見てみて主人!これ綺麗だね!」

 

『おぉ、本当だ。綺麗な硝子細工だな。』

 

風雅

「これも綺麗ですね!」

 

『あぁ、糸を縫って模様を作る手芸品だな。……お前ら買ってくか?』

 

風雅、風夏

「「主人が作ってくれるので良いです。」」

 

『……さいですか。』

 

商品たち<さらに解せぬ。

 

〜移動中〜

 

『色々あったな。結局どれも買わなかったけど。』

 

風雅

「そうですね。」

 

風夏

「それより、次はどうするの?」

 

『うーん。そうだなぁ……。』

 

ーーーー!!!ーー!!!!

 

『ん?なんだ騒がしいな。』

 

風雅

「何でしょうか?」

 

 

泥棒1

「邪魔だ!怪我したくなかったらどけろ!」

 

???

「待ちなさい!」

 

???

「待つのじゃ!」

 

???

「待ちやがれ!」

 

泥棒2

「チッ!しつこい奴らだ!」

 

泥棒3

「!…おい!お前!こっち来い!」

 

グイッ!

 

『うお!?』

 

うっわー。見るからにガチムチな奴に捕まっちゃったよ。

……ねぇ、風雅、風夏。その“主人なら大丈夫でしょ”的な目するのやめてね?

まぁ、実際大丈夫なんだけどさ。

 

泥棒3

「おい!こいつがどうなっても良いのか!」

 

泥棒1

「おお、お前やるじゃん。」

 

泥棒2

「へへっ。流石だなぁ。」

 

???

「んな!?卑怯ですよ!」

 

泥棒1

「はっ!泥棒は卑怯でなんぼだ!」

 

???

「離しやがれ!」

 

泥棒3

「おっと。それ以上近ずくとこいつがどうなるかしらnグフッ!」

 

『そろそろ離して貰うわ。』

 

泥棒3は早々に気絶。そりゃ的確に鳩尾狙ったからね。

 

泥棒1

「この野郎!しnガハッ!」

 

こいつは包丁を向けて走ってきたんでその勢いを利用して背負い投げの要領で背中を地面に叩きつける。

はい気絶。

 

泥棒2

「ヤベェ!ずらkグハァ!」

 

んでこいつは逃げようとしたから足引っ掛けて転ばして軽く首トンしとく。

はい気絶。

 

『いっちょあがり。』

 

風雅

「主人。お疲れ様です。」

 

『うん。……てか、手伝えよ。』

 

風夏

「あれくらい主人だけで十分でしょ?」

 

『いやまぁ。そうだけど……もういっか。』

 

追ってきた三人

「「「」」」ポカーン

 

???

「あ、えっと、その、あ、ありがとうございます。」

 

『ん?あぁ、気にしないで良いですよ。』

 

???

「いえ!本当にありがとうございました!それで……お名前を聞いてもよろしいですか?」

 

『………すみません。自己紹介は場所を移して貰ってもいいでしょうか?少し込み入った事情がありまして……。』

 

???

「……分かりました。私の屋敷に案内します。」

 

???

「太子様、良いのですか?」

 

???

「ええ、大丈夫です。しっかり視ましたから。」

 

???

「そうですか。」

 

〜移動中〜

 

???

「着きました。」

 

『……大きいですね。』

 

???

「それほどでも……さぁ、中へ。」

 

〜さらに移動中〜

 

神子

「ではまず私から。私は豊聡耳神子です。そしてこちらが。」

 

屠自古

「蘇我屠自古だ。よろしく。」

 

神子

「そしてこちらが。」

 

布都

「我は物部布都だ。よろしく頼むぞ。」

 

『こちらこそよろしく。では私達も。私は空牙と申します。それでこちらが風雅、こちらが風夏です。』

 

神子

「………え?空牙!?空牙って……あの妖怪ですよね!?」

 

『そうですけど。あ、何かマズかったですか?』

 

神子

「い、いえ。驚いただけです。空牙さんは人助けなどする良い妖怪だと聞いているので追い出したりはしませんよ。」

 

『そうですか。ありがとうございます。』

 

神子

「いえ。こちらこそ。それで、何かお礼をしたいのですが…。」

 

『あ、なら敬語外して良い?すんごくむず痒いの。』

 

神子

「ええ、良いですよ。他には何か?」

 

『無い。』

 

神子

「え?」

 

『え?いや、特に無いけど。』

 

神子

「特に無いって、あの三人組は他にも色々やらかしてる凶悪犯なんです!それを捕まえた空牙さんはとにかく凄いんです!分かりました?!だからもっと何か言ってください!?」

 

『ええ〜。そんなこと言われたって……あ、じゃぁ一つ良い?』

 

神子

「良いですよ。」

 

『じゃぁ……少しの間ここに住まわしてくれない?』

 

神子

「……え?そんなことで良いんですか?」

 

『うん。思いつくのがこれくらいしかなかった。』

 

神子

「ええ、もちろん。良いですよ。歓迎しますよ。空牙さん。

屠自古、布都。聞いていた通りです。良いですね?」

 

屠自古

「もちろん。良いですよ。」

 

布都

「もちろんじゃ!」

 

『じゃ、これから少しの間、お世話になります。』

 

風雅、風夏

「「お世話になります!」」

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屠自古

「そういえば、探知結果には何の反応もなかったんだが?」

 

『あんなのに引っかかる俺たちじゃない。』ドヤァ

 

屠自古

「殴るぞ?」

 

『マジサーセン。』




はい、お疲れ様です。
なんか後半グダついちゃいましたね……。
しかもどこで話を区切れば良いかいまいちわからん。
あ、後、お気に入り件数が70件突破いたしました!
ありがとうございます!これからも頑張ります!
では次回まで、

ウァレ。

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