東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん。
乾燥なのかわからないですけど、
喉をやられて声が出せない作者、黒猫のゆっきさんです。
マジで喋れんぜ。つらたん。
まぁ、これには関係ないけどね。
では、早速本編をどうぞ。

ナマステ ネパール語でさようなら。
ナマステって、おはよう、こんにちは、こんばんは、さようならの意味があるんですね。
万能やね。


38話 イヤホンよりヘッドホンだよな

side龍弥

 

どうも皆さん寿司屋の大将やってます。龍弥です。

 

『じゃ、早速だけど何にする?あ、これメn……お品書きな。』

 

神子

「ありがとうございます。」

 

布都

「おお!どれも美味そうじゃ!」

 

屠自古

「………ほぅ、甘味もあるのか。」

 

風夏

「大将!マグロ一つ!」

 

『ノリノリだなお前。』

 

風雅

「僕はサーモンで。」

 

『はいよ。神子ちゃん達は決めた?』

 

神子

「えーと………空牙さんのおまかせでお願いします。」

 

布都

「我もじゃ!品数が多くて迷ってしまうのじゃ…。」

 

屠自古

「じゃ、私もおまかせで。」

 

『おまかせか〜………うん。大丈夫だ。ちょっと待ってな。』

 

〜調理中〜

 

『ほい。お待ちどうさん。』

 

神子

「…………え?」

 

『?どした?』

 

神子

「いや!どうしたもこうしたもありませんよ!どうなってんですか!その本!?」

 

『あー。これ?俺の能力で強化したただの本だよ。(大嘘)』

 

神子

「え?ちょ、えと……えぇ?(困惑)」

 

風雅

「えーと。主人のことは考えるだけ時間の無駄なのでもう諦めた方が良いですよ。」

 

神子

「えぇ。いやもうなんか……。はぁ、そうします。」

 

風夏

「そうそう。主人には常識なんてないからねー。考えるだけ無駄だよ。」

 

『君たちひどいね。ま、良いや。ほれ、食べて食べて。』

 

神子

「それじゃぁ、いただきます。」

 

布都、屠自古

「「いただきます。」」

 

パク

 

神子

「!……お、美味しいです!なんですかこれ!?」

 

『マグロです。』

 

布都

「うまぁ!これうまぁ!なんじゃこれは!?」

 

『サーモンです。』

 

屠自古

「おお!うまいぞ!なんだこりゃ!?」

 

『〆さばです。』

 

風夏

「うーん!やっぱり美味しい!」

 

風雅

「ああ、最高だ。」

 

『喜んでくれたなら嬉しいよ。』

 

神子

「どうやったらこんなになるんですか。もうこれただのマグロじゃないですよ。」

 

『まぁ、経験と勘?』

 

神子

「……そうでしたね。常識求めるだけ無駄でしたね。」

 

『HAHAHA☆褒めても寿司ぐらいしか出ないぞ。』

 

神子

「褒めてないです。でも寿司は美味しいのでもらいますね。」

 

布都

「と言うか二人は毎日こんな料理を食べてたのか!?」

 

風雅

「まぁ、そうですね。いつもは普通の和食とかですけどね。」

 

布都

「ぬぅ。羨ましいぞ。」

 

『ま、しばらくはここで厄介になるつもりだしその間は俺が飯作るよ。お礼も兼ねてな。』

 

神子、布都、屠自古、風雅、風夏

「「「「「お願いします!」」」」」

 

『あ、手伝ってはもらうからね。』

 

神子

「それくらいはお任せください!」

 

屠自古

「空牙。甘味を頼む。おまかせでいいぞ。」

 

『おぉ、早いな。ちょっと待ってな。』

 

生地をプレートに流して生地を丸く整えてと。

焼けるの待って焼けたら生地を持ってプレートから外す。

あとはクリームやらフルーツやらをトッピングして折りたためば……

 

『ほら。クレープの完成だ。』

 

屠自古

「おお、なんだこれは!?」

 

『クレープって言ってな。外国の甘味だよ。』

 

屠自古

「ふむ、どれどれ。(パク)!?う、うまいぞ!?なんだこれは!?」

 

『クレープです。』

 

風夏

「………主人。そう言うことを言ってるんじゃないと思うよ。」

 

布都

「おお!空牙殿!我にも同じものをくれ!」

 

『はいよー。神子ちゃんはどうする?』

 

神子

「なら私もお願いします。」

 

『りょうかーい。』

 

〜調理中〜

 

『ほい、完成。こぼさないようにね。』

 

神子

「ありがとうございます。」

 

布都

「ありがとうなのじゃ!」

 

『どういたしまして。あ、これ風雅と風夏のな。食べるだろ?』

 

風夏

「……その気遣いをもっと他のところで発揮してほしいなー。まぁ、嬉しいけどね。」

 

風雅

「まぁ、それが主人だよ。」

 

〜クレープ堪能中〜

 

〜龍弥、旅の話をする〜

 

〜お茶を飲みながらみんなでまったりタイム〜←今ココ

 

神子

「なんというか、すごく色々な事をしてきたんですね。空牙さんって。」

 

『まぁね。長く生きてると色々あるんだよ。』

 

神子

「そうですか。……!うぅ…。」

 

布都

「太子様!?大丈夫ですか!?」

 

屠自古

「太子様!?」

 

『どうしたんだ?』

 

神子

「……ふぅ。もう大丈夫です。すいません、空牙さん。これには私の能力が関わっているんです。」

 

『能力か。』

 

神子

「はい。私の能力は、【十人の話を同時に聞くことができる程度の能力】です。」

 

屠自古

「ちなみに私は【雷を起こす程度の能力】だ。」

 

布都

「我は【風水を操る程度の能力】じゃ!」

 

『ふむ………とすると。もしかして雑音とかが聞こえてくる感じ?』

 

神子

「そうなんですよ!特に最近はひどくて。」

 

『ふーむ。あ、そうだ!ちょっと待ってね。』

 

確かアレがあったはず……

 

『あったあった。これを耳に付けてみて。』

 

神子

「これは?」

 

『ヘッドホン。まぁ、耳あてみたいなもんだよ。』

 

神子

「とりあえず付けてみます。…………!すごいです!雑音が聞こえなくなりました!」

 

SO◯Yのノイズキャンセリング機能は伊達じゃない。

まさかここまで通用するとは。

 

『よかったよかった。ならそれはあげるよ。』

 

神子

「良いんですか!?こんなことまでしてもらって…。」

 

『気にしないで。俺が好きでやってる事だから。』

 

神子

「そうですか。本当にありがとうございます!」

 

うん。それは良かったんだけどね。

 

風夏

「主人ー。クレープおかわりー!」

 

風雅

「………ハァ。何個めだよ。」

 

『風夏ェ。』

 

食べすぎだろぉ。

 

風夏

「まだまだ余裕だよ!」

 

龍弥、風雅

『「………ハァ。」』

 

 

続く




はいおつかれ様でした。
ちょい長めですね。
書く事特に何もないです。
では次回まで、

ナマステー。

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