東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、
冬でも無性にアイスが食べたくなる衝動に駆られる事ってあるよね?
って友人に言ったら一時間ほどその話題で話しました。
世界一無駄な時間を過ごしたな、と同時に平和だなと思った
作者、黒猫のゆっきさんです。
こうゆう無駄な時間も大切よな。
では、この話もそこそこに、本編をどうぞ。
あ、今回、キャラ大崩壊注意です。

スラマト ティンガル マレー語でさようなら。
この間、街に行ったら見た目が完全外国人の白人さんが、
「この店、めっちゃうまいねん!行ってみいや!」って
めっちゃ流暢な関西弁で隣にいた外人に話しかけてて、その外人さんも、
「マジか!今度行ってみるわ!」って返してた。
笑うの我慢するのに必死だった。腹筋痛かった。
家に帰って、思い出して、大笑いした。


42話 ま、そりゃそうなるわなー。

side龍弥

 

青娥

「ふぅ、すいません。取り乱しましたわ。」

 

『その言葉使い疲れない?』

 

青娥

「……そうね。もう、どうでも良いわ。普通に話すわね。」

 

『どうぞどうぞ。』

 

青娥

「それじゃあ、単刀直入に聞くわ。あなた、仙人にならn『なりません。』せめて最後まで言わせてよ!」

 

『だって、この流れじゃ絶対、「あなた、仙人にならない?」って聞かれるノリじゃん?

「いや、知らないわよ。」……さいですか。ま、ともかく、俺は仙人になる気ははないよ。』

 

青娥

「そう……残念ね。」

 

『でも、神子ちゃんはなる気なんでしょ?』

 

青娥

「ええ。そうよ。……ってなんで、あなたが知ってるの?神子様は誰にも話してないって言っていたけど。」

 

『あぁ、うん……なんと言うかね……神子ちゃんってたまに抜けてるところがあるんだよ。どう言うことかって言うとね。………普通に机の上に仙人になる方法が書かれた書物が置いてあるんだよね。堂々と。』

 

青娥

「………神子様ェ。」

 

『ま、それに最近、そわそわしてたからね。多分、仙人になる事を言いたいんだけど、言い出せない感じかな。』

 

青娥

「そうですか。……じゃあ、私、今から適当に何か言って神子様を焚きつけてきますね。」

 

『おぉ、流石、邪仙。』

 

青娥

「うっ……気づいてたの?」

 

『まぁね。あ、俺は別に気にしないから。普通にしてて。』

 

青娥

「そう言ってくれるとありがたいわ。じゃあ、私は行ってくるわね。」

 

『あ、ちょい待ち。』

 

青娥

「?何かしら?」

 

『ここにカレー置いとくから焚きつけるの終わったら食べて良いぞ。』

 

青娥

「あら、ありがとう。喜んでいただくわ。」

 

『あぁ、後、青娥が出てくるのは神子ちゃんが話し終わってからな。』

 

青娥

「えぇ、分かったわ。それじゃ。」

 

 

ーニュッー

 

 

なんか、溶け込むように壁に入っていくな。

 

風雅、風夏

「「あ、話、終わりました?(終わったー?)」」

 

『あぁ、終わったぞ。料理持っていくか。』

 

風夏

「お腹すいたー!」

 

『おかわりもたくさん作ったからな。たくさん食べてくれ。』

 

風雅、風夏

「「イェーイ!」」

 

(本当、こいつらもノリが良くなったよなぁ。)

 

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said青娥

 

「ねぇ、神子様。そろそろ仙人になる事をしっかり言った方が良いと思いますよ?」

 

あ、肩がビクッってなった。ビクッって。

 

神子

「わ、分かってますよ。ただ、みんながどんな反応をするのかが怖くて……。」

 

「そんなの、言ってしまえば直ぐですよ。それに、空牙さんも心配してましたよ?」

 

神子

「空牙さんと会ったんですか!?」

 

「えぇ、さっきね。あ、仙人の事は言ってないわよ(嘘)。空牙さんを安心させるためにも言った方が良いと思いますよ。」

 

神子

「そう……ですね。夕食の後、みんなに言ってみようと思います。」

 

青娥

「えぇ、それが良いわ。」

 

 

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全員

『「「「「「ご馳走様でした。」」」」」』

 

神子

「皆さん。話したい事があるので、そのままでお願いします。」

 

『……分かった。』

 

風夏、風雅

「「分かりました。」」

 

布都

「?分かったのじゃ。」

 

屠自古

「分かりました。」

 

神子

「ふぅ……まず、ここ数年、仏教が布教され、我々の道教は衰退して行っています。

なので、私は……道教が滅びるのを防ぐために……一度、死に、そして、蘇り、改めて道教を布教したいと考えています。

そのために、私は……仙人になろうと思います!」

 

おー。ついに言い切ったか。

 

布都

「………」

 

屠自古

「………」

 

 

布都、屠自古

「「え?知ってましたよ?」」

 

神子

「え?」

 

ま、そりゃ、そうなるわなー。

 

 

 

 

続く。

 




はい、お疲れ様でした。
月に数回とか言っておきながら数日後に更新です。
アイデアとやる気が出たんです。しょうがないね。
こんな、不定期更新ですが。
どうぞ、よろしくお願いします。

では、次回まで、

ラーコン。

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