東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、毎朝KA◯OMEの野菜生活を飲んでる作者、
黒猫のゆっきさんです。
季節限定のやつとか色々飲んでます。
美味しいです。
では、関係ない話もそこそこに、本編をどうぞ。

ラーコン タイ語でさようなら。
最近、寒いですね。雪も降ってきて……。
子供の頃は嬉しかったのに、今は雪が降ると、うわぁ…。ってなります。


43話 神子ちゃんたち、仙人になるってよ。

said龍弥

 

神子

「え!?知ってたって、どういうことですか!?」

 

『まぁ、そりゃあ、ねえ?』

 

屠自古

「まぁ、な。」

 

布都

「じゃよなぁ。」

 

龍弥、屠自古、布都

『「「仙人になるための方法が書かれた本が堂々と置いてあれば、嫌でも気づきますよ。」」』

 

 

ポク、ポク、ポク、チーン

 

 

神子

「……あ。」

 

 

シーーン

 

 

青娥

「神子様ー!ちゃんと言えましたー?……って、アレ?なにこの空気。」

 

神子

「………。」

 

『神子ちゃん?』

 

神子

「………。」

 

屠自古

「太子様?」

 

神子

「………。」

 

布都

「どうしたのじゃ?」

 

神子

「………。」

 

青娥

「神子様ー?っていうか、なにがどうなってこんな空気になってるんですか?私、すっごい居心地悪いんですけど…。」

 

神子

「////」ボンッ

 

『あ、恥ずかしさでショートした。』

 

青娥

「いや、本当、早く誰か説明してくださいよ!何があったんですか!?」

 

 

〜しばらくお待ちください〜

 

 

青娥

「あー。なるほど、そういう事ですか。」

 

神子

「もー!なんで気付いてたのに言ってくれなかったんですか!」

 

屠自古

「いや、これは、言わないのが優しさかなぁ、と。」

 

布都

「太子様が言いだすのを待ってたんじゃ。」

 

『そうだよ。(便乗)』

 

神子

「………三人とも、嘘は良くないですよ。」←後ろに般若が見える笑み

 

屠自古

「………太子様の反応が見たかったんです。ほんの出来心なんです。」

 

布都

「………すまなかったのじゃ。」

 

『神子ちゃんの反応が見たかったんだ。反省はしているが後悔はしていない。』キリッ

 

神子

「とりあえず………三人とも後で私の部屋に来てくださいね。」←後ろに不動明王が見える笑み。

 

龍弥、屠自古、布都

『「「」」』orz

 

風雅

(皆さん……ご愁傷様です。あ、デザート食べよ。)

 

風夏

(もぐもぐもぐもぐもぐもぐ)

 

青娥

(もうちょっと食べたいわね。カレーおかわりしてこよっと。)

 

食べ物のが大事な三人であった。by作者

 

 

〜少々お待ちを〜

 

 

屠自古

「で、あんた、誰だ?」

 

青娥

「今更!?……まぁ、良いわ。(もぐもぐ)では、改めまして、私は(もぐもぐ)仙人の『邪。』……邪仙の霍 青娥と(もぐもぐ)申します。

あ、邪仙と言っても(もぐもぐ)仙人と変わりは無いですし(もぐもぐ)悪さもしてないので(もぐもぐ)気にしないでくださいね。(もぐもぐ)」

 

『……青娥、食べるか、喋るかどっちかにしような。』

 

青娥

(もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ)

 

『あ、食べる方にしたのね。』

 

風夏

「ねぇ?主人?もっとケーキない?」

 

『………神子ちゃんたちも食べる?』

 

神子

「……そうですね。頂きます。どのみち今話した所でって感じですしね。」

 

『だよな。』

 

 

相変わらずフリーダムな奴らである。by作者

 

 

〜しばらくお待ちを〜

 

 

『それで、二人はどうするの?』

 

屠自古

「そんなの決まっているだろう!」

 

布都

「うむ!」

 

屠自古、布都

「「一生太子様に着いて行く!」」

 

神子

「貴方達、本当に良いのですか?私なんかに着いてきてもらって。」

 

布都

「もちろんじゃ!」

 

屠自古

「太子様だから着いて行くのですよ!」

 

『と、言うわけですが、どうします?太子様?』

 

神子

「もう、空牙さんまで……。分かりました、こちらからもお願いします。これからも私を支えてください。」

 

屠自古、布都

「「はい!」」

 

青娥

「では、話もまとまったようなのでこの仙丹を……。」

 

『ストップ。それはダメ。マジでアカン。』

 

青娥

「なぜです?これを飲んで仙人になるんですよ。」

 

『いや、まぁ、たまーに本当に極たまーーに成功するけど、それ、猛毒だから。水銀って言う体内に取り込んだらヤバいランキング上位のヤバイ物資だから。てか、早よしまえ!危ないってマジで!』

 

青娥

「んー。じゃあ、どうしましょう。」

 

『術式があったろうよ。それ、使えば良いんじゃない?』

 

青娥

「あぁ、そうね。じゃあ、準備に少し時間がかかるから……三日後、また来るわね。」

 

『あぁ、じゃあな。』

 

神子

「後、三日……ですか。」

 

 

ー三日後ー

飛ばしすぎ?何を今更。by作者

 

青娥

「それでは、皆さん、良いですか?」

 

神子

「はい。大丈夫です。」

 

屠自古

「あぁ、いいぞ。」

 

布都

「良いのじゃ。」

 

青娥

「それでは、効果が出るまで少し時間がかかりますので、横になっていてください。効果が出てきたら眠くなると思います。そして、そのまま長い眠りにつきます。おそらく数百〜数千年ほどの眠りとなるでしょう。悔いは無いですね?」

 

神子、屠自古、布都

「「「はい。」」」

 

青娥

「では。」

 

神子

「空牙さん、風雅さん、風夏さん、本当にありがとうございました。」

 

屠自古

「ありがとな。助かったよ。色々と。」

 

風雅

「いえ、こちらこそ本当にお世話になりました。」

 

風夏

「とっても楽しかったよ。」

 

布都

「我もお世話になったのじゃ。本当にありがとう。」

 

『あぁ、気にすんな。それに数千年くらいしたら、また会えるんだろう?そん時はまたご馳走してやるよ。』

 

神子

「ふふ。それは、楽しみですね。………ふぁ。眠くなってきました。」

 

『あんまり無理するな。ゆっくり眠れ。』

 

神子

「ありがとうございます。………では……また。会いましょう………。」

 

屠自古

「またな……。」

 

布都

「ありがとうなのじゃ。」

 

『こちらこそ、ありがとうな。ゆっくり眠って、しっかり起きてきてくれ。』

 

青娥

「空牙さん、そろそろ。」

 

『あぁ、っと。そうだ、これを置いていこう。』

 

言わずもがな、七星剣である。by作者

 

『あ、メモでも残しておくか。《この剣は神子ちゃんにあげるから役立ててくれよな》っと。』

 

〜色々と処理中〜

 

青娥

「これで、よし。」

 

『青娥も、短い間だったが、世話になったな。ありがとう。』

 

青娥

「ふふ。お気になさらず。」

 

『……青娥。』

 

青娥

「なにかしら?」

 

『神子ちゃん達をよろしく頼むぞ。』

 

青娥

「えぇ!任せておいて!」

 

『そうか。それじゃ、またどこかで会おうな。』

 

青娥

「えぇ、空牙さんもお気をつけて。」

 

『あぁ、ありがとうな。』

 

風雅、風夏

「「ありがとうございました。」」

 

 

青娥

「えぇ、またいつか。」

 

 

 

 

 

『さて、特に目的もないが、ぶらり旅と行きますか。』

 

風雅

「そうですね。」

 

風夏

「いろんなところに行ってみようよ!」

 

『そうだな。それじゃ、しゅっぱーつ!』

 

風雅、風夏

「「おー!」」

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風夏

「主人!お腹すいた!」

 

『お前のその空気をぶち壊していくスタイル好きだわ。』

 

風雅

「主人、それ、特大ブーメランです。」

 

 

 

 

……続く。




はい、お疲れ様でした。やっぱりしんみりするのは僕の性に合わないですわ。
と、言ってもなけなし程度ですがね。
次回は新章(オリジナル章)です。
新キャラ出ます。
今、考えてる段階では後、三人くらいオリキャラ出るかな?
まぁ、ネタバレは避けたいので今回はここまで!
では、次回まで、

トァゥダォーメ。

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