東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、宿題は早く終わらせる派、
作者の黒猫のゆっきさんです。
えー、今回はですね、前回の後書きでこの章はこれで終わりと言ったな。
あれは嘘だ。
はい、すいません。思いっきり忘れてた事があったんです。
なので今回もこの章の話です。ほんとすいません。
では、本編へどうぞ。

ヒンタムビェット ベトナム語でさようなら。
あったかい日の夜が冷え込むと、溶けた雪が氷になってるから嫌だ。
そしてその氷の上に雪が積もれば天然のトラップの完成。
マジでやめて。


46話 癒しの五葉。ホント、マジ最高。

said龍弥

 

『忘れてた。』

 

風雅

「また唐突な…。」

 

『いやぁ、あぶねぇ、あぶねぇ。五葉にちょっと渡すものがあったんだよ。』

 

五葉

「なに?」

 

『はい、これ。』

 

五葉

「……黒い鉄球?」

 

『まぁ、とりあえず、この玉に自分の力を流してみて。』

 

五葉

「ん。……こう?」

 

『そう、そのままで、もう少ししたら……!来るぞ!』

 

五葉

「え?え?な、何!?」

 

 

ピカッ!

 

 

五葉

「目がー!目がー!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

五葉

「ふん!」

 

『いや、すまんかったって。あそこでやめると暴走して爆発しちゃうんだよ。』

 

五葉

「………じゃぁ、お詫び!」

 

『えーと……頭ナデナデ30分耐久は?』

 

五葉

「え!なにそのさいk……安いお詫びは!」

 

『あ、そう。じゃあ、違うn「待って!!」ん?』

 

五葉

「べ、べつに、嫌なわけじゃ……ないし。そ、それで良いわよ!」

 

『お、そうか。』

 

五葉

「いい?仕方なくやってるんだからね!勘違いしないでね!別に主人のナデナデが好きってわけじゃないからね!」

 

『そんなに嫌なら無理せんでも「うるさい!さっさとして!」アッハイ。』

 

 

すとん。←龍弥の胡座の中にすっぽり入る五葉。

 

 

ナデリナデリ

 

(あ〜。癒される。お詫びじゃない気もするが……ま、いいだろ。)

 

五葉

(なにこれ!なにこれ!心がぴょんぴょんするじゃない!!)

 

ワシャワシャワシャ

 

((最高だわ。))

 

ー30分後ー

 

(は〜癒された。これ言ったら怒られるな。)

 

五葉

(もう無理。幸せすぎて死にそう。)

 

風夏

「ねぇ、主人。」

 

『ん?』

 

風雅

「五葉だけずるくないですか?」

 

風夏

「もちろん私たちにもしてくれるよね?」

 

『わかった、わかった。こっちにおいで。』

 

風雅、風夏

((計画通り。))

 

 

ーこの後2時間30分にわたって三人を撫で回した、この時の三人の感想がー

 

「「「幸せすぎて死にそうだった。」」」

 

 

ーちなみに風雅と風夏は五葉の事を信頼しているし、神使同士なので普通に呼び捨てで呼んでいるー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『本題をわすれていた。』

 

五葉

「何やってんのよ。」

 

『いや、半分は君たちの所為なんだが。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「(幸せすぎて)覚えてないです。」」」

 

『あ、そう。で、本題なんだが、五葉の武器ができたぞ。』

 

五葉

「武器って、これ?」

 

『そうだ。』

 

五葉

「短刀みたいね。」

 

『まぁ、その仲間かな。それは合口(あいくち)って言ってな、鍔のついてない短刀だよ。鍔がついてないから隠しやすくて暗器の一種だぞ。よく暗殺とかに使われる。………って事は、あれか。五葉は忍者適性が高いんだな。すばしっこいもんな、五葉は。』

 

五葉

「まぁ、元が猫だしね。確かに、私に向いてる武器ね。」

 

『名前はどうする?』

 

五葉

「うーん………紅葉刀(もみじとう)でいいかな。私の名前に葉ってついてるし、葉なら紅葉が好きだからね。」

 

『ま、それじゃ、旅をしつつ五葉を鍛えるか。あ、他の忍者道具とかも使えるようにしようか。煙幕とか手裏剣とか。』

 

五葉

「うっ。お手柔らかにお願いね。」

 

『…………。』

 

五葉

「ねぇ!何か言ってよ!ねぇ!」

 

『……頑張れ。』

 

五葉

「ねぇ!それ、どういう意味の頑張れ!?どの意味の頑張れなのよ!?」

 

『……………。』

 

五葉

「何か言ってーー!!」

 

 

 

 

続く。

 

 




はい、お疲れ様でした。
五葉の武器なんですがね、アサシンブレードと迷ったんですよ。
なんでボツにしたかと言うと、
物語的に言うと、ずっとつけてるの邪魔そうだなー、と
メタい話を言うと、著作権的に大丈夫なのかなー?と
言うことです。
まぁ、結局は初期案の合口にしましたがね。
次回は未定です。
そして少し旅行なるものに行ってくるので少し期間が空きますが
ご容赦くだされ。
では、次回まで、

パ アラム。
話が短いのはデフォルトです。
サクッと読める小説を目指してます。

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