東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、冬休みが終わって、軽く鬱ってる作者、
黒猫のゆっきさんです。
あ、お年玉で買ったグラビティデイズがマジ面白かったです。
では、本編をどうぞ。

トファ サモア語でさようなら。
MHWも予約してますよ。
いきなりお年玉が吹っ飛ぶな……。


世界大旅行〜吸血鬼の夫婦〜
47話 鬼ごっこ?いやいや、戦場だよ。


side龍弥

 

どうも皆さん。

前回からしばらく経ってます。龍弥です。

ただ今、ピンチに陥ってます。

なんでそうなってるのかって?

それは……

 

 

 

 

風雅

「主人!そろそろ降参して出てきたらどうですか!」

 

風夏

「主人ー!出てこーい!」

 

五葉

「まったく、どこに行ったのかしら。」

 

 

絶賛鬼ごっこ中です。

 

いや、あまりに暇すぎて俺が提案したんだが、失敗だった。

俺に勝ったらスイーツ食べ放題なんて言わなきゃ良かった。

そのせいであいつらガチで勝ちに来てやんの。

いつもは、和気藹々とした、ただの運動なのに、今回に限っては戦場だもん戦場。

ガチの連携とって俺を探してるもん。

あ、この鬼ごっこは能力の使用は禁止で飛行もダメ。

しかもあっちはガチの連携とってるスイーツの亡者の三人。

あれこれ勝てる要素なくね?

風雅、風夏は普通に速い。飛ばなくても速い。意味わからん。

五葉も速い。気づいたらそこにいる。意味わからん。

あ、これ勝てる要素ないわ。

残り時間は……あと1時間。あ、これ詰んだわ。

それに、そろそろここも気づかれそうだし、ちょっと移動するか。

 

 

 

よし。なんとか見つからなかった。

メタ◯ギアばりのスニークアクションだったわ。

え?鬼ごっこしてないじゃん?

バカ言うな。あいつら相手にまじめに鬼ごっこするわけないだろ。

いや、いつもはそうなんだが、今回はダメだ。あいつら、完全に目が座ってるもん。

目的のためならなんでもやるって顔してるもん!

まぁ、その目的がスイーツ食べ放題なんだが。

いや、スイーツ食べ放題くらい別にいつでもやってやるんだけどさ、ちょっと遊びたいんだよね。

今回はお遊びが過ぎてこんな感じになってるけど…。

さて、残り時間は何分かn「みーつけた。」!

 

『のぁっと!』

 

変な声出ちゃったじゃん。

 

『あっぶね!』

 

五葉

「チッ。」

 

『えちょ!舌打ち!?それは酷くない!?』

 

五葉

「え!?あ、その、ごめんなs『チャンス!』あ!ちょっと!」

 

くそ。思ったより早く見つかったな。五葉に見つかったとなると……。

 

風夏

「あーるーじー!まーてーー!」

 

『ほら来たよ!そら来ますわな!この野郎!』

 

風雅

「………!」

 

『風雅さん!?無言で迫ってこないで!怖いから!無言が一番怖いから!』

 

五葉

「主人!ヒドイわよ!」

 

『すまん!それはマジですまん!だけどその目つきで舌打ちはヤバイって!』

 

五葉

「な、何よ!」

 

『うわちょ!お前、まだスピード上がるんかい!』

 

五葉

「主人にみっちり教え込まれたからね!」

 

『五葉が成長して嬉しいけど、今は全然嬉しくねぇ!お前らなんなん?バケモノなん?』

 

風雅、風夏、五葉

「「「そりゃまぁ、主人(バケモノ)の神使ですしおすし。」」」

 

『なぜそのネタを知っている!?てか、さり気に俺をバケモン扱いすんな!』

 

風雅

「今やってるこれは何ですか?」

 

『鬼ごっこだろ。』

 

風雅

「人間は時速500kmで鬼ごっこしますか?」

 

『すまん、俺ら全員バケモンだわ。』

 

風雅、風夏

「「でしょうね。」」

 

『……ねぇ!五葉がいないじゃん!おいおい、一番ヤバいのを見失ったぞ……。』

 

あいつは隠密性能がヤバい。

 

五葉

「タッチ。」

 

『うわ!』

 

あぶね!

 

五葉

「スイーツゲット。」

 

『え!?』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『はい、どうぞ。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「いただきまーす!」」」

 

『いやー、まさか五葉が残像を使えるようになってたとはな。驚いたよ。』

 

五葉

「ふっふーん。もっと褒めてもいいのよ?」

 

『いや、ホントすごい。よくやったなー。スゴイスゴイ。』

 

五葉

「うぇ!?あ、そ、そにょ…ありがと。」

 

風夏

(予想外の反撃喰らってデレてる五葉かわいい。)

 

五葉

「あ、そうだ。」

 

とことこ

 

ストン

 

『どしたん?俺の上に座って。』

 

五葉

「別にいいでしょ!勝ったんだから!」

 

『まぁ、いいけど。いつも通りじゃね?』

 

五葉

「う、うるしゃい!」

 

『うわ!ちょ、暴れんな!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『暇なので海外に行こうと思います。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「はーい。」」」

 

『ついに誰も突っ込まなくなってちょっとさみしい。』

 

風雅

「流石にもう慣れましたよ。で、どこに行くんです?」

 

『吸血鬼夫婦のとこって言えば分かる?』

 

風夏

「あ!そこに行くの?久しぶりに会えるね!」

 

五葉

「話でしか知らないから早く行きたいわ!」

 

『ほんなら、出発しましょか。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「おーー!」」」

 

 

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
鬼ごっこ回で1話使った人はいないんじゃないかな?
どうでもいいか。
次回は、オリキャラがまぁまぁ出てきます。
では次回まで、

ナナー。

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