東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、気がついたらお気に入り120件&UA20000突破してました。
驚きのあまりページを再読み込みしました。
作者の黒猫のゆっきさんです。
久しぶりに確認したらこんなにいってたんですよ。
本当に感謝です。
ではいつも読んでくださる読者さんに感謝しつつ本編へどうぞ。

バイル タェ モンゴル語でさようなら。
圧倒的に時間が足りない。
MHWが全然進まんぞ。


50話 お茶会?飲み会の間違いだろ。

side龍弥

 

どうも皆さん、龍弥です。

俺たちが持ってきたお土産を食べながら一息ついてるところです。

 

ジル

「お茶会なんかをイメージしてたが……。」

 

『こりゃ完全に飲み会だな。』

 

そりゃそうだよな。お茶会って紅茶とか飲みながらお菓子食べるような奴だもんな。

日本酒飲みながらするめとか食べてたら完全に飲み会だもんな。

 

ジル

「まぁ、いいじゃないか。久しぶりに日本酒飲めてワシは嬉しいぞ?」

 

『だな。……あ!風夏お前!俺のゲソ食いやがったな!』

 

風夏

「ふっふっふ。こういうのは早い者勝ちなんだよ。主人。」

 

『あっそ。じゃ、今から出す予定だった炙りハムは風夏の分は無くて大丈夫だな。』

 

風夏

「え!?ちょ主人!それはずるいって!お願いだから食べさせてー!」

 

ジル

「こりゃ……相手が悪かったの。」

 

風雅

「食べ物の管理は全部主人がやってますからね。」

 

五葉

「風夏も毎度毎度懲りないわね。」

 

風雅

「まぁ、結局は食べさせてもらえるので本気でやりあってる訳じゃなさそうだしね。」

 

五葉

「そうね。主人も甘いわよねぇ。」

 

風雅

「でもそんなとこが。」

 

五葉

「だいすkって何言わすのよ!」

 

ソフィア

「ふふ。賑やかですね。」

 

ジル

「そうだな。まぁ、いつもこれならちとうるさい気もするがな。」

 

ハク

「でも退屈はしなさそうですね。」

 

風夏

「あるじぃ!お願いだからさぁ!私もたーべーたーいー!二人も何か言ってよ!」

 

風雅、五葉

「「チョットナニイッテルカワカンナイ。」」

 

風夏

「デジャヴ!もー!」

 

『さーて、ちょっとキッチン借りるぞー!』

 

ハク

「あ!場所は…。」

 

『あ、大丈夫。場所は分かってるよ。それよりハクもジルにこき使われて疲れてるだろ。』

 

ジル

「人を悪人みたく言うな!」

 

『ははは。悪い悪い。お詫びに風夏の分ジルのに上乗せするんでそれで勘弁を。』

 

ジル

「ほう。ならばそれで手を打とうかn……風夏ちゃんや、こっちを睨まんでくれ。全ての元凶はそいつじゃ。」

 

『いや、そもそも俺のゲソを風夏が食わなけりゃな。』

 

風夏

「主人。貝ひもと鮭とばでなにとぞ。」

 

『ふむ。……貝ひもと貝柱で手を打とう。』

 

風夏

「ははー。ありがたき幸せ。」

 

『……とまぁ、茶番はここまでにしてハム炙ってくるわー。』

 

風夏

「あ、私もいくー!」

 

『なるほど、つまみ食い要員か。』

 

風夏

「それ以外に何があるのだと言うのだね。」

 

『よし、数減らすか。』

 

風夏

「すいませんマジで勘弁して下さい。」

 

『許す。』

 

風夏

「わーい。」

 

ジル

「なんじゃこの三文芝居。」

 

風雅

「すいません。」

 

五葉

「これが主人と風夏の平常運転なのよね。見てる分には面白いんだけどね。」

 

ジル

「お主らも大変じゃな。」

 

風雅、五葉

「「慣れました。」」

 

ジル

「そ、そうか。」(目のハイライトが消えておったぞこの二人。)

 

『とりあえず、キッチン借りるぞー。』

 

ジル

「あ、あぁ。分かったぞ。」

 

 

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『あ、自己紹介してねぇ。』

 

ジル

「完全に忘れておったな。」

 

五葉

「主に風夏と主人の三文芝居のせいだけどね。」

 

ジル

「まぁ、面白かったからいいじゃないか。なら改めて、ワシはジル・スカーレット。スカーレット家の現当主じゃよ。あ、吸血鬼でもあるな。」

 

ソフィア

「私はジルさんの妻のソフィア・スカーレットです。同じく吸血鬼ですよ。」

 

ハク

「私はスカーレット家の執事をしています、諸也ハクと言います。先程言った通り半分日本人なのでこの名字なのです。それと、私は魔法使いです。」

 

カンナ

「私はハクさんの妻の諸也カンナと言います。一応龍神になるんですかね?」

 

五葉

「よろしくお願いします。……一つ気になったんですけど、カンナさんって龍奈さんと同じ龍神何ですか?」

 

『厳密に言えば限りなく龍神に近い精霊……かな。』

 

五葉

「どういう事?」

 

『そうだなぁ、カンナの結婚前の名前なんだがな……カンナ・カムイって言うんだよ。』

 

五葉

「カンナ・カムイって、確か……あ!アイヌの守り神!」

 

カンナ

「その呼び方は恥ずかしいですよ……。」

 

『あぁ、カンナは元々アイヌ民族の守り神……というか、自然の精霊みたいなものだったんだよ。

そこにアイヌの人たちが住み着いてカンナの恩恵を受けるんだよな。で、アイヌの人達は自然そのものが神だと考え、崇めたんだよ。

そしたら、元々自然の精霊だったカンナに神格が宿ってな、その姿が偶然にも龍だったんだよ。

それを見たアイヌの人達があの龍が守り神だと思ってその龍を信仰した。そしたら、上級神以上の力を持って、ついに龍神、龍奈にも近い力を持ったんだよ。元々自然の精霊だから野生の動物とかからも信仰があったから特例として龍神に昇華したって事だったと思うんだが、合ってる?』

 

カンナ

「あ、合ってますけど……何でそう細かく言うんですか!恥ずかしいですよー!」

 

『ま、ハクとの結婚を機にこっちに移り住んでアイヌの方は神使に任せてるんだっけか。』

 

カンナ

「そうですね。本当にご迷惑おかけしました。」

 

『別に大した苦労もないからな。純粋な神だったらちょっとめんどくさかったかもしれないけど、元々精霊だからな。それに一応神のトップなんだから、そうそう謝らなくてもいいだろ。』

 

カンナ

「いや、トップは龍弥さんでしょ!?龍王様が何言ってるんですか。」

 

『いや、ほら、俺は世間一般には知られてないし、関わりあるのだって家族ぐらいなもんだしさ、別にいいじゃん。』

 

カンナ

「それもそうですね。あ、五葉ちゃん、私はもう龍神とかは引退してるから普通にしてくれると嬉しいな。」

 

五葉

「あ、はい。それは大丈夫ですよ。龍奈さん達で慣れてますからね。」

 

カンナ

「それもそうね。」

 

『さて、それじゃ、自己紹介も終わった事だし………何するかね。』

 

ソフィア

「あ!それならみんなでお買い物に行きましょう!」

 

ジル

「うむ、そうじゃな、久しぶりに外に出てみようか。」

 

五葉

「あれ?吸血鬼って日光とか大丈夫なの?」

 

ハク

「私が魔法でお二人に当たる日光を遮るので大丈夫ですよ。」

 

『それなら準備でき次第エントランスに集合な。それじゃ解散。』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『全員揃ったな。どうする?転移してく?飛んでく?』

 

ジル

「ワシはちょっと運動したいから自分で飛んでいくぞ。」

 

ソフィア

「なら私もご一緒します。」

 

ーーバサッ!

 

ハク

「私も魔法の練習がてらに自分で飛んで行きますね。」

 

カンナ

「あ!私も行きます!待ってください!」

 

ーーシュン!

 

『リア充達は飛んで行ったけど……あー、はい、分かったから期待の眼差しでこっち見なくていいぞ。なら飛んで行こうか。』

 

風雅、風夏

「「わーい。」」

 

五葉

「いい練習になるわ。」

 

『そんならしゅっぱーつ。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「おー!」」」

 

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
前半でかなり遊びましたんで、後半はちょっと真面目だったかな?
では言いたいことも特にないので、
次回まで、

ホシ。

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