東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、公開初日にドラ◯もんの映画見てきました。
作者の黒猫のゆっきさんです。
感想から言うと、南海大冒険のリメイクかと思ってたら全く違いました!
いろいろ違っていて全然違う作品に仕上がってました!
いやもうすごく良かったの一言に尽きますね。
個人的にキャプテンシルバーがめっちゃ好き。
機会があれば是非見てみると良いですよ。
では、私の感想もほどほどに本編をどうぞ。


メルスィーボクー フランス語でありがとう。
この作品もかなり泣けるけど、個人的には鉄人兵団のが泣ける。
結論 映画ドラ◯もんシリーズ最高。
今でもたまにゲ◯で借りてる。


56話 茶番やって帰る。

side龍弥

 

どうも皆さん、現在時刻、朝の4時です。

もう目が覚めてます、龍弥です。

目が覚めてるのに動けません。

はい、皆さんはなんとなく察しがついてると思います。

 

風雅

「」ガシッ…zzz

 

風夏

「」ガシッ…zzz

 

五葉

「」ガシッ…zzz

 

はい、ご想像通りです。

見事にガッチリ掴まれてます。

五葉に至っては猫化して俺の腹の上で丸まって寝てるし。

超かわええ。

とまぁ、毎度のことながら目を覚ましてもこいつらにガッチリ掴まれて結局二度寝するんだよな。

何も予定がないから別に良いけども。

 

『はぁ、二度寝しよ。』

 

風雅

(あ〜安心するなー。主人ってなんかそうゆうオーラ出てるよな。)

 

風夏

(なんかもうヤバイ。いろいろもう、ヤバイ。幸せすぎる。)

 

五葉

(ああああ主人に抱きしめられてる!?にゃんかもうヤバすぎてその、ふにゃぁぁぁ!?)

 

風雅、風夏、五葉

(((あぁ〜心がぴょんぴょんするんじゃ〜。)))

 

 

寝たふりスキルが限界突破した三人の神使の図 by作者

 

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『なんでまだくっついてるん?』

 

二度寝から起きたらあら不思議こいつらまだ掴んでやがる。

いや、あの、そろそろマジで離してくれない?

というか、五葉や、猫化切れとるぞ。

しかも俺の上で寝てるからちょっとおも…痛いて!俺に抱きついてる腕に力入れるなよ!

こいつ起きてるのか?いや、寝てるわ。

え?無意識?怖っ。

……まてよ。

これが無意識ならさ………超かわええ。

あ、頭めっちゃスリスリしてくる。

やっぱり、無意識でいろんな反応してくれるわ。

いろいろ試そ…っと思ったけど俺の両隣から負のオーラがマジヤバイんでやめます。

風雅と風夏も完全に寝てるな。

こいつらも無意識か。

うーん、じゃぁ、適当に頭でも撫でてみるか。

うわ、一気に花が咲き乱れたようなオーラに一瞬で変わったわ。

と、同時に腕に抱きついてきたんだが、完全に身動き取れなくなったんだけど。

俺の上には五葉が抱きついてきてるし、両腕には風雅と風夏が抱きついてきてるしで

もう動けん。

 

『あーもう、三度寝しよ。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『やっと起きたか。』

 

風雅

「おはようございます。」

 

風夏

「おはよー。」

 

五葉

「おあよー。」

 

『五葉はまだ起きてないな。』

 

五葉

「起きてるにゃよー。」

 

『おーい、目を覚ませー。』

 

五葉

「うにゃー。」

 

風雅、風夏

((寝ぼけてるんだろうけど、主人に抱きつきながら頭スリスリするのはすっごく羨ましい。))

 

風夏

(よし!)「主人ー。お腹すいたー。」

 

『よく起きてすぐに飯の話できるな。というか風夏まで俺によしかからないでくれ。』

 

風雅

(それなら!)「早くジルさん達のところに向かいましょう。」

 

『そうだな。だけど風雅も俺によしかかってるから俺、動けないんだわ。ちょっとみんな降りてくれ。』

 

風夏

「しょうがないかー。」

 

風雅

「むう、分かりました。!

 

五葉

「わかったー。」

 

『ほれ、行くぞ。』

 

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五葉

「早く行くわよ!」

 

風夏

「これはあれだね、目が覚めたら恥ずかしくなったやつだね。」

(基本的にツンデレなのに寝起きとかはデレデレしちゃうから難儀だよねー。)

 

『めっちゃ可愛かったけどな。』

 

五葉

「うるさい!別にあれはただ寝ぼけてデレデレしちゃっただけで、ずっとこうしてたいとか思ってないからね!」

 

『あ、そう。俺はあのままでも良かったんだけども。』

 

五葉

「ふにゃ!?え、いや、べ、別に主人がどうしてもって言うならしてもいいわよ!仕方なくだけど!」

 

『嫌なら別にーー』

 

五葉

「い い か ら や る の !」

 

『アッハイ。』

 

風夏

「ねぇ、主人。もちろん私たちもやって良いんだよね?」

 

『別に構わんけど。』

 

風夏

「じゃ、そうゆことで。」

 

風夏

(五葉だけズルイよ!主人、猫が好きだからなぁ、結構不利かも。)

 

『あ、もう着いたな。』

 

ガチャ

 

『おはよー。』

 

ジル

「おぉ、おはよう。」

 

ソフィア

「おはようございます、龍弥さん。」

 

ハク

「おはようございます。ただ今お食事を持ってまいります。」

 

カンナ

「おはようございますー。」

 

『みんな揃ってるな……なぁジル、一つ聞いても良いか?』

 

ジル

「なんじゃ?」

 

『お前、何飲んでる?』

 

ジル

「青汁。」

 

『吸血鬼が青汁て。大丈夫なのか?』

 

ジル

「何がじゃ。青汁は健康にいいぞ。」

 

『青汁をこんなにうまそうに飲む吸血鬼見たことねぇよ。』

 

ジル

「ちなみに自家製じゃぞ。」

 

『自家製って、自分で配合決めてるのか?』

 

ジル

「いや、違うぞ。」

 

『ん?どう言うことだ?』

 

ジル

「自分で育ててる。」

 

『素材から!?』

 

ジル

「品種改良もお手の物じゃぞ。」

 

『お前もう、TO◯YOと同じことしてんな。』

 

ソフィア

「ジルさんは凝り性ですしね、それにいい暇つぶしになっていいんですよ。美味しいですしね。」

 

『まぁ、良いんじゃないか。……ん?ソフィア、今美味しいですしねって言った?まさか。』

 

ソフィア

「はい、私も飲んでますよ、青汁。」

 

『もうやだこの吸血鬼夫婦。』

 

風夏

「じゃぁ、カンナさんも?」

 

カンナ

「はい、私もジルさんほどではないですけどたまに飲みますね。あ、ハクさんも飲みますよ。」

 

『確かに、美味しいけどもさ、スカーレット家全員が青汁好きってこれもう分かんねぇな。』

 

ハク

「お待たせしました、お食事をお持ちいたしました。」

 

『まぁ、考えても仕方ないか。まぁ、好きならそれでいいだろ。じゃ、いただきます。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「いただきます。」」」

 

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龍弥、風雅、風夏、五葉

『「「「ごちそうさまでした。」」」』

 

五葉

「あ、そうだ、ジルさん、ずっと気になってたんだけど、ジルさん達に能力ってあるの?」

 

ジル

「あぁ、あるぞ、わしが【見抜く程度の能力】でソフィアが【過去、未来を見ることができる程度の能力】、ハクが【対象を操ることができる程度の能力】でカンナが【嵐を操る程度の能力】だな。」

 

『改めて聞くといろいろすごい能力だよな。』

 

五葉

「ソフィアさんと、ハクさんとカンナさんはなんとなくわかるけど、ジルさんのはどんな能力なの?」

 

ジル

「まぁ、相手の弱点を見抜いたりできると言うことだな。」

 

『ジルは吸血鬼だから身体能力も高いし、尚且つ、かなり高位の吸血鬼がだから身体能力も他と比べたら段違いだ。

そんな吸血鬼に弱点を見抜かれたら普通にワンパンで終わるからな。』

 

五葉

「なるほど、かなり強力な能力なのね。」

 

ジル

「まぁ、あまり使わないがな。大体のやつは能力を使わなくてもどこが弱いから大方見当はつくからな。もちろん、能力を使った方がより細かく分かるから良いんだがな。」

 

『さて、ジル達の能力も分かったところで、俺たちはそろそろ帰るよ。』

 

ジル

「そうか、なら、また来てくれ。お主がいないと退屈でたまらん。」

 

『まぁ、今でもちょくちょく来てるけどな。まぁ、気長に待っててくれ。それじゃ、また今度な。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「また来ます!」」」

 

ジル

「待っておるぞ。」

 

ソフィア

「また来てくださいね!」

 

ハク

「また来てくださいね。待っていますよ。」

 

カンナ

「また来てね!」

 

『それじゃ、また今度な。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『さて、日本に戻って来たんだが、やる事が特にないのでまた、のんびりぶらり旅の再開だな。』

 

五葉

「主人。魚が食べたい。」

 

『そうか、それなら、川の近くの家建てるか。』

 

風雅

「あ、あっちで川の音がしますよ!」

 

『よしじゃ、そっちの川の方に行くか。そいじゃ、しゅっぱーつ。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「おー!」」」

 

五葉

「あら、鮎に虹鱒、岩魚、どれも美味しそうね。」

 

『この距離でも分かるのか?』

 

五葉

「もちろん!何匹いるかも分かるわよ。」

 

『五葉さんマジパネェ。』

 

五葉

「にゃふーん。もっと褒めてもいいのよ!」

 

『いや、これはマジですごいわ。うん。』

 

五葉

「ふにゃ!?そ、そにょ、ありがと。」

 

風夏

(予想以上に褒められてデレてる五葉かわいい。)

 

風雅

(前にも見たなこんな光景。)

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした。
これにてこの章は完結です。
次回からは、あのスキマ妖怪の章です。
お楽しみに。
では、今回も読んでいただき、


ダンケ シェーン。

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