東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、今まで一回も花粉症になったことがない
作者の黒猫のゆっきさんです。
結構辛いって聞きますが、どのくらい辛いんだろ?
まぁ、できればこのままかからないでほしい。
とまぁ、花粉症の話もここまでにして本編をどうぞ。


オブリガード ポルトガル語でありがとう。
ツイッターで花粉が謝罪会見してる動画見て爆笑してました。


60話 職質不可避。

side龍弥

 

どうも皆さん、俺の腕の中で眠ってる紫ちゃんが可愛すぎて上がった口角が元に戻りません。

龍弥です。

側から見たら幼女抱いてニヤニヤしてる危ない人だよな。

間違いなく職質されるわ。

 

『……なぁ、五葉、この状況さ、俺、変態みたいじゃん。』

 

五葉

「まぁ、幼女抱いてニヤついてるんだもん、そう見えるわね。」

 

『いや、紫ちゃん抱いてたら自然とニヤけるから、五葉も抱いてみ。』

 

五葉

「抱っこっていうかもうほとんどハグなんだけど。」

 

『あー、対して身長差ないもんね。』

 

五葉

「うるさい!いいから抱かせて!」

 

『す、すまんて。はいよ、起こさないようにな。』

 

五葉

「よいしょ………………えへへへ。」

 

『な?自然とニヤけるだろ?』

 

五葉

「そ、そうね、たしかにニヤけちゃうわ。とりあえず、紫ちゃんは返すわ、落としそうで怖いもの。」

 

『はいよ、任せな。』

 

五葉

「じゃ、私も。」

 

ポンッーーー(五葉猫化)

 

五葉

「よいしょっと。」

 

『なぜに俺の頭に。』

 

五葉

「べ、別に良いじゃない!」

 

『いやまぁ、いつものことだから良いけども。』

 

五葉

「別に紫ちゃんが羨ましくなったとか絶対に違うからね!」

 

『はいはい、分かったから、あんまり暴れると落ちるぞ。』

 

五葉

「ふかー!」

 

『痛い痛い痛い、悪かったって、悪かったから爪立てるのやめて。』

 

五葉

「ふー!」

 

『落ち着け落ち着けー。』←アゴを撫でくり撫でくり

 

五葉

「…………ふにゃぁー。」

 

『なんか最近、五葉の猫度が上がってる気がする。』

 

五葉

「そ、そう?」

 

『うーん、いっつも猫化してるからかな?』

 

五葉

「いいじゃない別に。」(猫化してた方が主人の胡座の隙間にすっぽり入れるんだもん)

 

『まぁ、害はないだろうし、元々猫だもんな。』

 

五葉

「そうね、あ、そろそろ着くわよ。」

 

『そうだな、風雅達も待ってるだろうし、早く行こうか。』

 

五葉

「え、えぇ、そうね。」(もっとゆっくりでもいいんだけど)

 

『ん?どうかした?』

 

五葉

「なんでもないわよ!早く行きましょ!」

 

『分かった、分かったから爪を食い込ませないで!』

 

五葉

「あ、ごめん。」

 

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五葉

「ねぇ、主人。」

 

『………なんだ?』

 

五葉

「見間違いだと良いんだけどさ、あの煙って、もしかして私たちの家から出てる?」

 

『はぁ、幻覚じゃなかったか……。』

 

五葉

「ヤバイんじゃない?」

 

『そうだな、急ぐぞ!』

 

ポンッーーー(猫化解除)

 

五葉

「はぁ、分かったわ。」(もうちょっと頭の上に居たかったんだけどな……)

 

 

 

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『おい!何があった……って、えぇ?』

 

風夏

「あ、二人ともお帰りー、ちょっとお腹空いちゃって鹿肉ちょっともらっちゃった。」

 

五葉

「……この煙は肉を焼いた焚き火の煙だったのね。」

 

風夏

「いやー意外と煙が出るもんでさ、火が広がったらいけないから念のために私が見てたんだよ。

お兄ちゃんは中で晩御飯の準備してるよ。」

 

『そうか、なら手伝いに行かないとな。』

 

風夏

「それで、その子誰?」

 

『あーそうだな、後で説明するわ。とりあえず中に入ろう。』

 

風夏、五葉

「「はーい。」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『それじゃ、俺は紫ちゃんを部屋に寝かせてくるから、先に行ってて。』

 

風夏

「りょーかーい。」

 

五葉

「早く来てよね。」

 

『はいよ。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『さてと、ちょっと待っててな、紫ちゃん。』

 

ギュッ

 

『ん?』

 

「すぅ……いか…ないで……すぅ。」

 

『…………。』

 

龍弥

(風雅、悪い、手伝いに行けなくなった。)

 

風雅

(え!?ちょっとどう言うーーーーー)

 

風雅達にゃ悪いが今はこっちを優先したい。

 

『大丈夫、どこにも行かないよ。』

 

「すぅ……んん……おとーさん……えへへ。」

 

……………………………………何この可愛い生き物。

 

『俺が……お父さん、ねぇ。』

 

まぁ、紫ちゃん……いや、紫が安心するならそれもありかもな。

 

『ふぁー、俺も一緒に寝るか。』

 

お父さん……か。悪くないかもな、ははは。

 

 

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五葉

「まったく、幸せそうに寝ちゃって。」

 

風雅

「これじゃ、文句を言うのが野暮ってもんだね。」

 

風夏

「そうだね、早く退散しようか。」

 

風雅

「じゃぁ、主人の味……とはいかないけども美味しいご飯を作って驚かせよう!」

 

五葉

「そうね、主人を驚かせてやりましょう!」

 

風夏

「あ、あの子の分も作らないとね。」

 

風雅

「よし、そうと決まれば、早速作ろう!」

 

風夏、五葉

「「おーー!」」

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

風雅、風夏、五葉

(((紫ちゃんが羨ましい!!)))

 

 

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした。
なかなかネタが固まらず相変わらずふわふわしてますが、
まぁ、ご愛嬌ってことで。
変だったらその都度直して行きますので。
こんな私の作品でも読んでくださり感謝感謝です。
では読者様への感謝をしつつ、今回も読んでくださり、


サッカセル。

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