作者の黒猫のゆっきさんです。
なんでこんなに遅くなったか説明致しますと、
インフルエンザにかかってしまい42度という冗談抜きでヤバイ熱が出てしまい
ずっと寝込んでおりました。
今も喉がやられていて声がカッスカスです。
というわけで遅れてしまいすいませんでした。
では、本編をどうぞ。
サッカセル アイスランド語でありがとう。
幻覚と幻聴って本当にあるんだなって実感しました。
side龍弥
どうも皆さん、あまりに久しぶりすぎてこのまま続けていいのだろうかと
龍弥です。
いいや、続けよう。
分かんなかったら前回を見てくれ。
さて、あの後そのまま紫ちゃんと一緒に寝たわけだが、
今現在、紫ちゃんがコアラのごとく俺にしがみついてきてるんだよね。
先に起きたからちょっと風雅たちの手伝いに行こうとしたらこれだよ。
まぁ、ニヤニヤしながら言っても説得力がないと思うけども。
だって紫ちゃんって結構可愛いんだよ。
んで、さっき寝ぼけて俺のこと「お父さん」って言ってたんよ。
はい、もう俺お父さんです。紫ちゃんは俺の娘です。
はい決定。もうこれは決まったんだ。誰がなんと言おうが変わらん。
紫ちゃんは俺の娘だ。
あ、でも紫ちゃんにヤダって言われたら立ち直れる気がしない。
………起きたら聞いてみるかな、俺がお父さんでもいいかどうか。
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(という事が俺の中で閣議決定したんだけど異論ある?)
風雅
(それはもう異論は認めないって意味ですよね?)
(そうとも言うな。)
風雅
(聞く意味ないじゃないですか、僕たちは主人の言う事ならなんでも聞きますよ。)
(それはそれで危ないと思うんだが、まぁ、いいや、それじゃ紫ちゃんは俺の娘って事で。)
風雅
(後で僕にも会わせてくださいよ。ずっとご飯の準備してて会えてないんですから。)
(……そうだったな、すまん。後でちゃんと会わせる。)
風雅
(頼みますよ。それじゃ。)
(ほいほい、ありがとさん。)
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風雅
「全く、主人はこの難しい作業を毎日やるとか……。本当に頭が上がらないね。」
風夏
「そ、そうだね。」
五葉
「風雅、悪いけどいちいち反応できないわ。」
風雅
「そうだね。悪かった。」
風夏
「全く私たちが全力でやってもまだ主人のが早いもんね。」
五葉
「そうね、今の時間、主人はいつもせんべいかじってたわね。」
風夏
「せんべいかじりながら私たちの修行見てたもんね。」
五葉
「……なんか、思い出したら腹が立ってきたわ。
なんでこの難しい作業をあんな早く終わらせられるのかしら。
そしてなんでこんな神経すり減る事した後にあんなにのうのうとせんべいかじれるのか、
主人はもっと疲れていいと思う。」
風夏
「………なんか、私も腹が立ってきた。」
風雅
「……あはは、二人とも、丁寧にね。」
完全な八つ当たりである。by作者
風夏、五葉
「「」」←修羅のオーラ
ちなみに三人がやっているのは動物を解体したり、魚をさばいたり、山菜の食べれる部分を分けたりと繊細さが求められることをしている。by作者
風雅
「あ、そういえば主人が紫ちゃんを娘にするって。」
風夏、五葉
「「」」ガシャーン←包丁落とす。
風雅
「ちょ、二人とも包丁危ないよ!」
風夏
「お兄ちゃん!それ本当!?」
風雅
「うん、主人がそう言ってた。」
五葉
「てことは私たちは紫ちゃんにお姉ちゃんとか呼ばれるのかしら!?」
風夏
「うわー!それいい!凄くいい!!」
五葉
「そうと決まれば早く紫ちゃんのところに行くわよ!」
風夏
「そうだそうだ!こんなのさっさと終わらそう!ほら!お兄ちゃんも早く!」
風雅
「わ、分かったよ。」(作業スピードがものすごく早くなってる……紫ちゃんパワーすごいな。)
風夏、五葉
「「うおおおおおお!!!!」」
風雅
「僕もがんばろ。」
猛烈な勢いで進めていく風夏と五葉、そして細々と頑張る風雅であった。
ただ、この時の三人はまだ知らない、風雅が一番紫に懐かれることを。by作者
続く。
はい、お疲れ様でした。
今回は三人の神使の視点を多めにお送りしました。
次は出来るだけ早く投稿します。
一週間以内には投稿したい。
ではでは、今回も読んでくださり、
ダンク ユーウェル。