東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、来月に楽しみがある作者、
黒猫のゆっきさんです。
まず、見たかった映画が公開になるし、予約してたゲームが発売になるしで
けっこう楽しみです。
ちなみにランページっていう映画と、嘘つき姫と盲目王子っていうPS4ソフトです。
ランページはもう見るからに俺好みで嘘つき姫と盲目王子はあの絵本のようなビジュアルが良いね。ストーリーは朗読で進んでいくとかなんとか。
実際にアナログ絵も使われてるらしいし、楽しみだなぁ。
っと、関係ない話もここまでにして、本編をどうぞ。
あ、今回、ちょっと長くなっちゃいました。


サッカセル アイスランド語でありがとう。
大神二週目プレイ中。
グラビティデイズ2もまだクリアしてないんだけど………
カメラワークが大事なゲームでカメラの機能が死んでるってヤバイと思うんだ。
なんか大神の方が面白くてあんまりプレイする気が起きないんだよなぁ。




62話 龍弥さん、娘ができるってよ。

side三人の神使

 

風夏

「や、やっと終わった……。」

 

五葉

「風夏、あなた真っ白に燃え尽きてるじゃない。」

 

風雅

「僕には五葉もそう見えるんだけどな。」

 

風夏

「私にはお兄ちゃんも真っ白に燃え尽きてるように見えるんだけどな。」

 

風雅、風夏、五葉

「「「………みんな真っ白に燃え尽きたんだね……。」」」

 

風夏

「でも、これで下処理が終わっただけなんだよね。」

 

風雅

「……流石に、ちょっと休憩しよう。おやつもあったはずだから。」

 

五葉

「そうね、流石に連続ではできないわ。」

 

風夏

「おやつ♪おやつ♪」

 

五葉

「……風夏はまだできそうな気がするんだけど。」

 

風雅

「あはは。食べ物の事になると急に元気になるからね。まぁ、それが楽しみだから頑張れてるのかもしれないけど。」

 

五葉

「まぁ、分からなくもないわ。とりあえず、さっさとおやつ食べちゃいましょう。で、肝心のおやつはどこにあるの?」

 

風雅

「確か、冷蔵庫にケーキが入ってるって主人は言ってたよ。」

 

風夏

「ヒャッハー!ケーキだー!」

 

五葉

「さっきまで真っ白に燃え尽きてたのにもう元気ハツラツじゃない。」

 

風雅

「まぁ、あれが風夏だから。」

 

五葉

「とりあえず急がなきゃね。全部食べられちゃうわ。」

 

風雅

「……ありえるね。急ごうか。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

風夏

「あ、二人とも遅いよー。早く食べよー!」

 

五葉

「私たちを待てるくらいには理性は残ってるみたいね。」

 

風雅

「僕たちのケーキもちゃんと残ってるよ。」

 

風夏

「……さっきから私のこと珍獣か何かだと思ってない?」

 

風雅、五葉

「「イエメッソウモゴザイマセン。」」

 

風夏

「ふーん。ま、良いや!早く食べよ!」

 

風雅、五葉

((単純(風夏)でよかった。))

 

龍弥

『おはよー。』

 

「お、おはようございます。」

 

 

side change

 

 

〜少々時を遡り〜

 

 

side龍弥

 

起きれん。

あ、どうも皆さん、龍弥です。

未だに紫にコアラ抱きされてます。

それと、さっきからなんか台所の方が騒がしいけど何してんだろ?

てか、そろそろ手伝いに行きたい。

後、風雅に紫を見せてあげたい。

風雅さ、多分今日イチ働いてるよね。

しっかり労ってやらんと。

そのためにも紫を起こさんと。

 

『おーい、紫ちゃーん?』

 

あ、流石にまだ紫からOKもらってないから呼ぶときはちゃん付けで呼ぶ。

 

「んむぅ……」

 

……………何 こ の 可 愛 い 生 き 物 。

コアラ抱きされながら頭擦り付けてくるんだよ?最高じゃね?

あ、いや、俺はロリコンじゃないからな!子供が好きなだけだからな!

いや、子供っていうか小動物っぽいのが好きなんだよな。

見てるだけで癒されるって最強だと思うんだ。

だからうちの神使達も好きだよ?

見てるだけで面白いし癒されるし。

五葉に至っては直接触れるし。

いつも癒されてます。

……いや、違う違う、こんな話じゃないんだ。

 

『おーい、紫ちゃーん?起きてー。』ユサユサ

 

「んー……ふわぁ……え、あ、龍弥…さん?」

 

『おー、起きたか、紫ちゃんおはよう。』

 

「……よかった……夢じゃなかったんだ……本当に龍弥さんですよね?」

 

『あぁ、本物の龍弥さんだぞ。』

 

「よ、良かったですー!」

 

よし、話すなら早めの方がいいよな。

 

『……なぁ、紫ちゃん、これから、どこか行きたいところあるのか?』

 

「え?どういうことです?」

 

『つまりだな、俺と別れて、どこか目指してるところはないのか?』

 

「……わ、私は今までただ目的もなく生きてきました。

だけど、龍弥さんと会って、楽しくて、面白くて、ずっと一緒に居たいって思えて、

えっと、それで……い、今の私の目的は……龍弥さんと一緒にいる事……です。

だから、え、えっと、その、なんでもするので龍弥さんと一緒に居させてください!」

 

『……紫ちゃん。女の子がなんでもするとか言っちゃダメだよ。

それじゃ、俺からのお願いな。

俺は紫ちゃんと一緒に居てとても楽しかったんだ。

それに、なんか、ほっとけないんだよな。紫ちゃんのことが。

だから、俺と、いや、俺たちと一緒に居てくれないか?』

 

「え、い、良いんですか?」

 

『あぁ、もちろん、これは、俺のお願いだから、紫ちゃんが決めて良いんだぞ?』

 

「う、うぅ、よ、よろじぐおねがいじまず!」

 

『おーおー、泣くな泣くな。』

 

「うぅ、だ、だって、嬉しくてー!」

 

『あぁ、そうだ、さっき、紫ちゃんが寝言で俺のことおとーさんって言ってたんだよね。』

 

「あ、いや!そ、それはですね、龍弥さんがお父さんなら良いなーとか思ってたらそんなことになっちゃったわけでしてその……。」

 

『……俺はそれでも良いぞ。』

 

「え?」

 

『俺も紫ちゃんみたいな娘がいたら嬉しいもん。だから、その、紫ちゃん、俺の娘になるか?』

 

「………。」

 

『あぁ、嫌なら無理しなくて良いからな。』

 

「………ないじゃないですか。」

 

『ん?』

 

「嫌なわけないじゃないですか!」

 

『え、良いの?』

 

「もちろんです!」

 

『出会ってそこまで経ってないけど。』

 

「そんなの関係ありません!」

 

『えっと、じゃぁ、これからよろしく、紫。』

 

「はい、よろしくお願いします。おとーさん。」

 

『なんか、元気になったね、紫。』

 

「多分、嬉しくて舞い上がってるんだと思います。だんだん落ち着いてきました。」

 

『そうか、それじゃ、俺の家族を紹介しないとな、あ、俺が結婚してるわけじゃないからな。

家族みたいに大事な人たちって意味だからな。』

 

「緊張します…。」

 

『大丈夫、あいつらは良い奴らだし、面白いから。』

 

「なら、頑張ります。」

 

『その調子、その調子、それじゃ行こうか、紫。』

 

「はい、おとーさん。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『おはよー。』

 

「お、おはようございます。」

 

風夏

「おはよー。」

 

五葉

「おはようっていうか、おそようね。」

 

風雅

「あぁ、その子が紫ちゃんですか。」

 

『あぁ、紹介するな、紫だ。八雲紫。ついさっき、俺の娘になった。俺と名字は違うが、気にするな。』

 

「おとーさんってどんな名字なの?」

 

『神白って言う名字だ。』

 

「そうなんだ。でも私はおとーさんにつけてもらった八雲って言う名字を大事にするね。」

 

『そうか。それは、嬉しいな。』

 

 

 

 

あ、どうも皆さん、作者です。ちょっとだけ補足説明を。

龍王という役職の神がいる事は知っていてもその神が龍弥であるという事を知っているのはほんの一部です。

逆に空牙の名前の方が妖怪の業界では有名です。

魔法使い業界の方は………察してやってください。

では、本編に戻りましょう。

 

 

 

 

『それじゃ、自己紹介しようか。』

 

「えっと、八雲紫です。これからよろしくお願いします。」

 

風雅

「神白風雅です。よろしくお願いします。そしてこっちが妹の。」

 

風夏

「神白風夏だよ。よろしくね。」

 

五葉

「神白五葉よ。よろしくね。」

 

『とまぁ、自己紹介も済んだんで、みんなでおやつ食べようか。三人ともこれからおやつだったんだろ?』

 

風雅

「そうですね。なら、紫ちゃん、一緒に食べましょう。」

 

「え、えと、ありがとうございます。」

 

風雅

「いえいえ。」

 

『良い感じだな。はい、紫のケーキ。」

 

「うわぁ、美味しそう。」

 

風夏

「主人のケーキは美味しいよー。」

 

「主人?」

 

『あぁ、それ、俺のこと。こいつらは、俺に……えーと……仕えてる?ような感じだからそう呼ばれてるんだよ。』

 

「そうなんですか。」

 

風夏

「ねぇ、みんな、そろそろ食べようよ!」

 

『そうだな、それじゃ、いただきます。』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「いただきます!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした。
どうしても一本でやりたかったんです。
そしたらこんなに長くなっちゃって。
ちょっとグダグダで無理矢理感があるけど、気にしない方向で。
では今回も読んでくださり、

ダンク ユーウェル。

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