東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、漫画をまとめ買いして
若干金欠な作者の黒猫のゆっきさんです。
いやー、流石にお年玉をやりくりし続けるのは辛いっすね。
大体、月に1000円〜2000円飛んでいくんで。
まぁ、漫画買うためですけどね。月に2〜3冊くらい買ってるんで。
まぁ、お小遣いも貰えてるんで、そこまで悲惨じゃないです。
今は。
とまぁ、こんな話はどうでもいいとして、本編をどうぞ。


グーローモーウグト アイルランド語でありがとう。
最近忙しくて書く時間が無い……。
週一更新はするようにしてる。



64話 鍋って美味いよね。

side龍弥

 

『よし、こんなもんで良いかな。』

 

どうも皆さん、ただ今晩御飯の準備中の龍弥です。

ただ、今日の晩御飯はちょっといつもと違うからね、

あいつらも気合い入れて掃除してるな。

紫とも仲よさそうだし、

紫は特に風雅に懐いてるっぽいね。

風雅と一緒に掃除してるな。

………風夏と五葉から哀愁が漂ってきてるんだけど。

 

「風夏お姉ちゃん、五葉お姉ちゃん、ちょっと手伝ってくれませんか?

風雅お兄ちゃんが違うところを片付けに行ってしまって。」

 

風夏、五葉

「「任せて!」」

 

………風雅の空気読みスキルが高すぎる。

 

 

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風夏

「主人ーこっちは片付いたよー。」

 

『はい了解。じゃ、持っていくぞ。』

 

風夏

「待ってました!」

 

風雅

「おぉー!」

 

五葉

「やっぱり何度見ても良いわね!」

 

「うわぁ……美味しそう!」

 

『えー、ゴホン。それでは只今より、鍋パーティを開催します!』

 

風雅、風夏、五葉

「「「待ってました!」」」

 

「鍋……パーティ?」

 

『あー、いろんなお鍋をみんなでワイワイ食べましょう…って事だよ。』

 

「そういう意味なんですね!」

 

ごめん、適当に言ったから違うかもしれない。

 

風夏

「ねぇ主人!もう開けても良い?」

 

『そうだな、開けるか。それじゃ、オープン!』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「おぉーー!!」」」」

 

『えーと、右から、水炊き、ちゃんこ鍋、みぞれ鍋、坦々鍋だ。

みぞれ鍋は餅を喉に詰まらせないように、坦々鍋は辛いから注意してね。

あ、汁は残しておいてね、〆に使うから。

それじゃ、いただきます。』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「いただきます!」」」」

 

五葉

「それにしても何でいきなり鍋をする事にしたのよ?」

 

『うーん、ただ俺が食べたかったてのもあるし、野菜が余ってたから在庫処理も兼ねてるな。』

 

五葉

「そうなんだ。あ、この坦々鍋美味しい。」

 

風雅

「あれ?五葉、辛いの苦手じゃなかったっけ?」

 

五葉

「これは大丈夫。ちょっと辛味はあるけどこれくらいなら好きよ。」

 

『ごまとか出汁とか辛いもの以外も入れたからかもね。』

 

五葉

「なるほどね。」

 

風雅

「あ!こら風夏!餅ばっかり食べるなよ!」

 

風夏

「うげ、バレた。」

 

『ちゃんと野菜も食べろよ?』

 

風夏

「わ、分かってるよ…。」

 

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『そろそろ少なくなってきたし〆の準備するか。』

 

「お、お父さん、ちゃんと食べてますか?」

 

『大丈夫、ちゃんと食べてるし、ちょくちょく料理を作る人の特権使ってるから。』

 

「料理を作る人の特権?」

 

『要するにつまみ食いって事だ。』

 

風夏

「え、ずる…いなんてことは全くありませんはい。」

 

無言の圧力って、怖いよね。

 

 

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side神使と娘

 

風夏

「ねぇねぇ、紫ちゃん。八雲紫って名前、主人がつけてくれたんでしょ?」

 

「はい、そうですよ。」

 

風夏

「その名前の由来とか教えてもらった?」

 

「はい、紫は私の目の色が綺麗な紫色をしているからむらさきの読みを変えてゆかりで、

八雲はその時の天気が八雲だったから八雲になりました。

お父さんの名字とは違うけど、私はお父さんがくれたこの名前を大事にしたいから

絶対に変えるつもりはないですけどね。」

 

風雅

「それがいいと思うよ。」

 

『おまたせ、〆の準備できたぞー。』

 

 

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side龍弥

 

 

『それで、なんの話してたんだ?』

 

五葉

「紫の名前の由来を聞いてたのよ。」

 

『さよか。』

 

風夏

「ねぇ、主人、私たちの名前の由来ってなんなの?」

 

『えーと、まず風雅と風夏だけど、二人は元々隼天狗だったでしょ?

だから空とか風に関わる字を入れたかったし二人は兄妹だから名前に共通で風を入れたんだ。

それで、最初に思いついたのは風夏でとっても活発だったし明るかったから

ふと、夏みたいだなって思ったから風夏って名前にしたんだよ。

んで、風雅は風夏と似てるけどどこか上品で紳士的だったんだよ。子供なのに。

だから、雅やかでどことなく上品な感じだったから雅の字を使って、

風雅って名前にしたんだよ。

まぁ、偶然にも風夏のかに濁点(゛)がついただけみたいになっちゃったけどね。』

 

風夏

「へぇーそうだったんだ。」

 

風雅

「僕も初めて聞いたよ。」

 

『それじゃ次は五葉だな。』

 

『五葉は割とすぐにパッて思いついたんだよ。

五葉は元々五徳猫だったから五徳猫の五を使おうと思ったんだよ。

それで「ご」よりも「いつ」って読んだ方がいいなって考えてる時に

ふわって五葉の頭に葉っぱが落ちてきたわけよ。

それで、あ、もうこれ五葉で決定だなってなったんだよ。』

 

五葉

「そうだったんだ。頭に葉っぱ乗ってたなんて気付かなかったわ。」

 

『まぁ、これが君たちの名前の由来だよ。』

 

「どれも素敵な名前ですよ、お父さん。」

 

『そりゃ良かった………ほら、鍋の〆として雑炊とラーメン作ったから食べろよ。』

 

風夏

「美味しそう!いただきます!」

 

風雅

「いただきます。」

 

五葉

「わ、美味しそう。いただきます。」

 

「いただきます!」

 

『さて、俺も食べるか。』

 

あ、そうだ、紫に勉強とかも教えないとな。

能力は……明日にでも聞いてみるか。

まぁ、今はそんなことはほっておいて、

美味しそうに食べてるこいつらを見ながら

〆を食べて幸せ気分に浸りますか。

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
え?オチ?……どこ行ったんでしょうね?
はい、すいません。
どうしてもこのまま終わりたかったんです。
今回、鍋食べながら名前解説しただけだですね。
あ、なんで鍋って思いました?理由は簡単、僕がこの前鍋食べたからです。
あ、僕は〆はラーメン派です。
ではでは、今回も見てくださり、

タック。

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