東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、作者の黒猫のゆっきさんです。
皆さんに一つご報告があります。
なんとですね、この
「東方龍王伝〜自由気ままな龍王様〜」が、
4月29日に連載一周年を迎えました!
一年やっててこの話数だよ……。
いや、でもまさかここまで続けられるとは。
この話を読んでくれている方たちに本当に感謝です。
ありがとうございます。
ちなみに今のお気に入り登録数146がで
UAが26395でした。(編集時)
数字は特に気にしないでやってたから
いつのまにか増えててビックリしました。
ではでは、皆様に感謝しつつ、本編をどうぞ。



タック デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語でありがとう。
いや、本当に皆様、ありがとうございます。
これからも頑張ってちょっとずつ書いていきます。
大体週一投稿かな。



65話 娘と神使の成長日記

side龍弥

 

どうも皆さん、うちの作者が前書きでも言ってると思いますが、

この物語が始まって一年が経ちました。

本当にありがとうございます、と龍弥です。

 

……さてそろそろあいつが……。

 

作者(黒猫のゆっきさんは長いので本編中は作者で統一してます)←今更。

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンっと、どうも皆さん、

前書きぶりの作者です。」

 

『呼んでないんだよなぁ。』

 

作者

「え?じゃぁ、呼ばれてないけどジャジャジャジャーン、か?」

 

『どうでもいいから、さっさと俺の記憶消して帰ってくれ。』

 

作者

「辛辣ゥ。」

 

『ええからはよ俺の記憶消して本編行けや。』

 

作者

「唐突な関西弁に俺氏びっくり。」

 

『さっきまで2ch見てたからって俺氏やめろ。』

 

作者

「分かったって、それじゃ皆さん、長らくメタ茶番にお付き合いどうもありがとうございました。

では、ここから本編、スタートです。」

 

『やっとだよ。』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

うーん、このたまにある

ちょっと前に何をやってたか忘れる現象どうにかしたい。

何か誰か喋ってたような気がするんだけどなぁ。

風雅たちに聞いても分からないらしいし、なんなんだろな。

もしかして誰かに記憶を消されてたりしてな。

まぁ、考えても分からないなら考えるだけ無駄だな。

 

さて、そろそろあいつらが帰ってくると思うんだが。

俺?相変わらず主夫やってます。

今は部屋を掃除中。

ん?……はは、懐かしい物が出て来たな。後でみんなで見ようかな。

 

??

「お父様ー!」

 

??

「「「ただいまー!」」」

 

そこには綺麗な女性と中学生くらいの男女三人。

 

『あぁ、お帰り風雅、風夏、五葉、紫。』

 

はい、ここの作者お得意の時間飛ばしです。

前回からまぁまぁ時間たってます。

紫は子供から大人になってるし、

風雅、風夏、五葉はちょっと成長して中学生くらいになってるし。

龍奈は神使はある程度成長したらそれ以上成長しないって言ってたけど、

どうやらうちの神使は例外なようですな。

龍奈も「わけがわからないよ。」って言ってたしな。

まぁ、詳しいことはアレに書いてあるしな。

みんなでアレをみるか。

 

『あ、そうそう、掃除してたらこんなの出てきたんだけど一緒に見ない?』

 

風夏

「なになに?【娘と神使の成長日記】?」

 

五葉

「こんなの書いてたんだ。」

 

『あぁ、たまに読もうって思って本棚に入れてたの忘れてたの。』

 

「お父様、早く見ましょう。お父様が何を書いていたのか気になります。」

 

『そうだな、それじゃ見ていくか。』

 

 

 

〜【娘と神使の成長日記】〜

 

 

◯月△日

鍋パーティーをやった次の日。

紫に何か能力はあるのかと聞いたが紫に能力はないらしい。

ただ、急に能力が開花する可能性があるからしっかり修行はさせようと思う。

最初は俺がやるけど慣れて来たら風雅たちに任せようと思う。

人に教えるってのもいい勉強になるだろう。

 

 

 

風夏

「あーやったね、鍋パーティー。」

 

風雅

「今でもたまにやってるよね。」

 

『まぁ、鍋は食材の在庫処理にピッタリなんだよ。』

 

 

◯月△日

紫の能力が開花した。

本当にいきなりで、紫が修行してる途中に

にゅんって空間が裂けて目玉がいっぱいの気持ち悪い

空間が広がってたんだよな。

紫は怖がって泣いちゃったから、この能力については

また今度にしよう。

あと、俺の布団に潜り込んで来た。

かわええ。

 

 

 

 

五葉

「あーこんなこともあったわね。」

 

『そうそう、いきなり目玉がいっぱいの空間が出て来たんだもんな。

そりゃ怖くもなるわ。んで、俺の布団に潜り込んで来たんだよな。』

 

「うぅ、もう忘れてよ……。」

 

 

 

 

◯月△日

紫の能力の詳細が分かった。

どうやら空間操作系の能力で次元のスキマに

空間を作り、いろんな場所に一瞬で移動できたり、

物をその空間にしまえたりできる。

なかなか強力な能力だ。

でも何か違和感がある。

 

 

 

 

◯月△日

やっぱりだ。

違和感を感じてもっと詳しく調べて見たら

とんでもない能力だった事が判明した。

その名も【境界を操る程度の能力】だ。

あのスキマはこの能力のうちの一つだったんだ。

この能力はその名の通り境界を操る。

例えば、地平線や水平線も境界だ。

精神的なことを言えば、人の心の壁や

人との関わりの範囲、これらも境界だ。

かなり応用が効く能力のようだ。

しかし、周りの空間や能力を使う対象が自分より強ければ

能力は効かないらしい。

それは紫が強く慣れば問題ではないだろう。

ちなみにあの空間の名前はスキマになった。

 

 

 

風雅

「そうそう、この辺りから紫が能力を使い始めたんだよね。」

 

「スキマの目玉に怖がりながらも修行した記憶があるわ…。」

 

 

 

◯月△日

風雅たちが大きくなっていた。

ちょっとずつほんのちょっとだけ伸びていってたので

気づくのが遅くなった。

龍奈が来て「わけがわからないよ。」って言って帰っていったな。

こっちの方がわけがわからないよ。

あ、俺もちょっと伸びてた。

 

 

 

 

風夏

「あはは、本当にこれは謎だよね。」

 

『そうなんだよ。龍奈に聞いてもはぐらかされるからなぁ。』

 

 

〜真相〜

龍奈

「たまたま見てたアニメのネタだなんて言えない。」

 

 

 

『さて、お次は……うわ、ちょっとこれは飛ばさない?』

 

風夏

「んー?何を隠してるのかなー主人ー?」

 

風雅

「さ、続きを見ましょう。」

 

『君ら本当に強引になって来たね。』

 

 

 

 

 

 

◯月△日

泣きそうなんだが。

いや、嬉し泣きの方な。

えっと、まず事の発端を説明しよう。

紫に勉強を教えてたら、間違って俺も載ってる神の家系図

見せちゃったんだよ。

あ、ヤバって思ったけど紫がもう見ちゃって、

見ちゃった?って聞いたら、はいだって。

あちゃーって思ってたら、お父さんは神様何ですか?だって。

嘘はつけないからそうだよって答えたら、

お父さん凄いですね!あ、私は妖怪ですけどお父さんの子供でいいんでしょうか?

だってよ。

もちろんいいんだよって言ったら、良かったです!だって。

ついでに風雅たちが神使だってことも教えた。

風雅お兄ちゃんたちがお父さんの神使なら私はお父さんの娘ですね!

だって。

ちゃんと風雅達も改めて自己紹介してたな。

なんか途中で笑い出してたけど。

まぁ、一件落着かな。

 

 

 

 

 

 

 

龍弥、紫

「「恥ずかしい……。」」

 

風夏

「そうそう、この時に主人が神だって言ったんだよね。」

 

風雅

「その次の日くらいだっけ?龍奈さん達が来たのは。」

 

『そうだな、すごく会いたがってたけど俺がまだ神だって言ってなかったから遠慮してたらしいんだよね。確か次のページに書いてたと思うぞ。』

 

 

◯月△日

龍奈達が来た。

ずっと前から見てたけど俺に遠慮して来なかったんだと。

正直すまんかった。

忘れてたって言ったら泣かれるので言わない。

これからちょくちょく来るだろうな。

あと、紫にお父様って言われた。

月夜見とかの言葉遣いを真似たらしい。

 

 

 

五葉

「私は正直助かったわ。あの人たち悪い人じゃないんだけど、

なんか怖いのよね。月夜見さんは別だけど。」

 

『まぁ、全員可愛いもの好きだからな。月夜見はあの中じゃ常識はなってる方だからな。』

 

「私は楽しかったですよ?」

 

『それなら良かったよ。』

 

 

 

〜読み進めていく龍弥たち〜

 

 

風雅

「あ、これが最後のページですね。」

 

 

◯月△日

ここまで色々書いて来たが、紫は綺麗な女性に成長し、

風雅、風夏、五葉はちょびっと成長して中学生くらいになった。

まぁ、実力はやばいくらい上がってるけど。

紫もどんどん強くなっていってるからな、風雅達に紫の修行を任せたのは

正解だったな。

まぁ、たまに俺がいくと全員が全員目を輝かせて来るんだよな。

………もうちょっと修行の方にも顔出すかな。

でも前に一日中修行に付き合ってたから晩御飯が作り置きのやつになった時

ちょっと不機嫌だったからなぁ。

難しい。

まぁ、何事もほどほどにだな。

紫も風雅も風夏も五葉もかなり立派になったからこの成長日記は

これで終わりだ。

若干、親離れ、主人離れできてない気もするが……。

まぁ、立派になったことには変わりない。

これでこの【娘と神使の成長日記】は終わりだ。

あ、俺の日記はこれからも継続して書いていくから何かあれば

そっちを見てな。

 

 

 

 

 

 

『ふぃ〜まぁまぁ、時間かかったな。』

 

五葉

「まぁ、面白かったからいいわよ。」

 

風夏

「お腹すいたねー。」

 

「面白かったわね!」

 

『そういや、紫の言葉遣いの元は月夜見か。』

 

「たまに崩れちゃいますけどね。」

 

『まぁ、それでいいんじゃないかな。』

 

風夏

「ねー主人ーお腹すいたよー。」

 

『分かったよ。ならご飯にしようか。』

 

風夏

「いえーい。」

 

『あ、君ら、一つ聞いていい?』

 

風雅

「何ですか?」

 

『君ら、親離れとか、主人離れとかする気は「ないですね!」…さよか。』

 

 

当分はこの賑やかさが続くらしい。

まぁ、いいんだけど、何事もほどほどにな。

 

風夏

「主人ー!早くー!」

 

五葉

「早くしてよ!」

 

風雅

「主人、片付けはやっておくのでお願いします。」

 

「あ、風雅お兄ちゃん私も手伝うわ。」

 

五葉

「大人の紫に見た目中学生くらいの風雅がお兄ちゃんって言われるのは違和感たっぷりね。」

 

「やっぱり、昔からの癖は抜けないわね。」

 

風夏

「あんまり無理はしないほうがいいよー。」

 

風雅

「風夏はだらけ過ぎなんだよ。」

 

風夏

「うげ、また始まった。」

 

風雅

「あ!コラ風夏!片付けるんだから逃げるな!」

 

『あれ?風夏は晩飯食べないの?』

 

風夏

「さぁ!お兄ちゃん達!ちゃっちゃと片付けるよ!」

 

五葉

「はぁ、相変わらずねぇ。」

 

風雅

「やっぱり主人は風夏の扱いに慣れてるね。」

 

『基本、食べ物で釣ればうまくいく。』

 

風雅、五葉

「「なるほど。」」

 

風夏

「なんかボロクソ言われてる気がするんだけど?」

 

 

龍弥、風雅、五葉

「「「キノセイキノセイ。」」」

 

風夏

「そう?……っていくらなんでも隣で言われてたら気づくよ!」

 

風雅

「あはは、ごめんごめん。さ、片付けよう。」

 

風夏

「むぅ、しょうがないなぁ。」

 

五葉

「じゃ、私はあっちを片付けて来るわね。」

 

「じゃ、私も片付けて来ますね。」

 

『はいよー、じゃみんなよろしくね。』

 

 

 

…………ほどほどって、なんだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 




はい、お疲れさまでした。
どうしても1話でやりたかったのでこんなに長くなってしまいました。
4000字超えちゃってるよ。
あ、パシフィック リム面白かったです。
さて、最後に全然関係のない話をしましたが、
今回も読んでくださり、

キートス。

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