東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、ここ最近映画見まくってるなって
思う作者の黒猫のゆっきさんです。
この間、パシフィックリム見て、ジュマンジ見て、
レディープレイヤーワン見たからね。
そして、5月18日にはアニゴジ二章とランペイジが
公開されるしね。
ここ最近は見たい映画がどんどん公開されて来て嬉しい。
あ、ちなみに映画見るときはポップコーンとウーロン茶です。
さて、関係ない話もここまでにして、本編をどうぞ。



キートス フィンランド語でありがとう。
映画のパンフレットってちょっと高いよね。
まぁ、この値段でこのボリューム!?ってのもあるから
一概には言えないけどね、


66話 久々の休暇で戸惑う龍弥さん。

side龍弥

 

どうも皆さん、ただいま超絶暇な龍弥です。

あ、いや、暇なのにもちゃんと理由がありましてね。

昨日の夜にね……

 

 

風雅

「明日は1日、主人は何もしないでください。」

 

『え?なんだ急に。』

 

風夏

「さっきみんなで話したんだけどね、主人は働き過ぎなんじゃないかなって思ったの。」

 

五葉

「私たちはいっつもいろんなとこに行ってあんまり手伝ってないじゃない?」

 

『いや、食材を取って来てくれるだけでもありがたいんだけどな。』

 

「それでもです。お父様は働き過ぎなんです。」

 

『えー?そんなに働いてるかなぁ?』

 

風雅

「じゃぁ、いつも何してるのか言ってください。」

 

『えっと、起きたら全員分の朝ごはん用意して、君らが出かけたら洗い物とか掃除したりして、

昼ごはんの準備して、食べ終わったら後片付けして、おやつ作ったりして、また洗い物して、

晩ごはんの準備して、洗い物して、色々やって、寝る準備して、寝る、って感じかな?

まぁ、たまに君らの修行に付き合ったり、色々する事もあるけど。』

 

 

 

完全に専業主夫の一日である。by作者

 

 

 

風雅

「………うん、1週間ぐらい休んでもらおうか。」

 

五葉、風夏、紫

「「「そうね(だね)(ですね)」」」

 

『いやいや、ちょっと待て、1週間も暇なんて俺が死ねる。』

 

風雅

「いや!流石にこれは働き過ぎです!」

 

風夏

「そうだよ!倒れたりしたらどうするの!」

 

『いや、大丈夫だって。俺が好きでやってるんだから。』

 

五葉

「いいから休みなさい!」

 

「私たちが心配なんです!」

 

『えーー………はぁ、分かったよ、休めばいいんだろ、休めば。』

 

風雅

「お願いします。」

 

『だけど、せめて、明日一日だけにして。それ以上は本当に暇で死ねるから。』

 

風雅

「むぅ、分かりました。でも!これからは適度に手を抜いてくださいね!」

 

『分かったよ。』

 

五葉

「明日は私たちが家の事をやるからね!」

 

「お父様は休んでいてくださいね。」

 

『分かったよ、じゃぁ、明日は頼むぞ。』

 

 

 

 

 

……的な感じで俺は今日一日暇なんですよ。

俺が動くたびに「主人は何もしないで!」って言われるし。

トイレに行きたいだけなんだけど。

うーん、ただこうしてるだけだとあれだからなぁ。

川の方に釣りにでも行くかな。

 

『ちょっと川の方に行ってくるよ。』

 

風夏

「釣りでもするの?」

 

『あぁ、君らが家事とかしてくれてるからのんびり釣りでもしてくるよ。』

 

風夏

「分かった、気をつけて行って来てね。」

 

『あぁ、夕方には戻るよ。』

 

 

 

 

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さて、釣りに来たわいいものの。

 

『さっきと大して変わんねぇー。』

 

そうだよな。そりゃそうだよな。

魚が喰いつけば色々やることがあるけど、

食いつくまでは暇だもんな。

 

『はぁーなんかないかなー。』

 

んー、釣りはやめるか。

魚もまぁまぁ釣れたし、なんか違うことしよ。

って言っても何しようかなー。

 

龍奈

「お兄ちゃん今暇!?」

 

『ん?龍奈か、あぁ、超絶暇だぞ。』

 

龍奈

「なら良かった!ちょっと手伝って!」

 

『なんだ、なんかあったのか。』

 

龍奈

「うん、ちょっと、色々あって。」

 

『まぁ、暇だからいいよ。』

 

龍奈

「本当!?ありがと!」

 

『んじゃ、早速行きますか。』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

龍奈

「いやー、ありがとお兄ちゃん、助かったよ。」

 

『まったく、なんでここがこんな壊れ方するんだよ。』

 

龍奈

「いやー、あはは、月夜見怒らせちゃってさ。」

 

『お前らも懲りないよな。何やったんだよ。』

 

龍奈

「ほんのちょっと締め切り過ぎたからってあんなに怒ることないのに。」

 

『そのほんのちょっとってのはどのくらいなんだ?』

 

龍奈

「えっと………一週間くらい?」

 

『それはほんのちょっととは言わないな。』

 

龍奈

「あはは、まぁ、やる事もちゃんとやったし、お兄ちゃんのおかげで壊れたのも直ったしこれで

解決でしょ。」

 

『まったく………そういえばなんで龍奈は俺のことお兄ちゃんって呼んでるんだっけ?』

 

龍奈

「どうしたの急に?」

 

『いや、俺は紫のお父さんやってるけども、そういや龍奈達も俺が生み出したんだよなって思ってな。』

 

龍奈

「うーん、別にお父さんでも良かったんだけど、それだとなんか遠い感じがして嫌だったから

お兄ちゃんって呼ぶようにしたんだよ。

それに第一印象がお父さんって言うよりお兄ちゃんだったからっていうのもあるけどね。」

 

『なるほど。あり?じゃ、なんで伊邪那岐とか月夜見も俺のことお兄様とか呼んでるんだ?』

 

龍奈

「あ、それは私がみんなもお兄ちゃんの事はお兄ちゃんって呼んでねって言ったからだと思う。

まぁ、お兄様って言ってるけど。」

 

『お前が元凶かい。ま、俺もその呼び方の方が慣れてるからな。』

 

龍奈

「じゃぁもうそれでいいんじゃない?」

 

『だよな。』

 

 

コンコン………ガチャ

 

 

伊邪那美

「龍奈姉さ……ってお兄様!?いつ来てたんですか!?」

 

『ついさっきだよ。龍奈に修理頼まれてな。』

 

伊邪那美

「あー、龍奈姉さんが月夜見に叱られた時のですね。」

 

龍奈

「そうなの、末っ子なのになんであんなに怖いのかな。」

 

伊邪那美

「ですよね。なんであんなに怖いのかしら。」

 

龍奈

「そもそも月夜見は厳しすぎるんだよ!」

 

伊邪那美

「確かに、龍奈姉さんより姉さんらしいわね。」

 

『えーと、お二人さん?後ろ見てみ。』

 

龍奈、伊邪那美

「「え?」」

 

月夜見

「」ニコニコ

 

龍奈

「あ、え、えっと、どうしてここに?」

 

月夜見

「龍奈姉さん、まさか会議があるの忘れたわけじゃないですよね?」

 

龍奈

「あ、やば。」

 

月夜見

「伊邪那美姉さん、龍奈姉さんが来ないから呼んでくるって言ったの忘れましたか?」

 

伊邪那美

「あ、そうだった。」

 

月夜見

「まぁ、いいです。今は会議優先ですしね。」

 

龍奈、伊邪那美

「「やった!」」

 

月夜見

「お説教は会議が終わってからにしましょう。」

 

龍奈、伊邪那美

「「」」orz

 

月夜見

「では、お兄様、失礼します。」

 

『あぁ、じゃ、俺もそろそろ帰るかな。』

 

月夜見

「あ、そうだ、今日の夜家に行ってもいいですか?仕事もなくて暇なんです。」

 

『あぁ、いいぞ。今日は風雅達がご飯作ってくれてるからな。』

 

月夜見

「ふふ、それは楽しみです。では、夜にお邪魔しますね。」

 

『りょーかい。んじゃ、後は頑張れよ。』

 

月夜見

「はい。さ、姉さん達、行きますよ。」

 

龍奈、伊邪那美

「「イエスマム!」」

 

 

月夜見も大変だな。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さて、それじゃそろそろ帰りましょうか。

風雅達に月夜見来るって言っとかなきゃな。

あと、一つ分かったのが、俺は休日の使い方がヘタクソだって事だな。

何にもする事思いつかないんだもんな。

ま、俺は主夫してる方が性に合ってるな。

でもまぁ、俺の事心配してくれたのは素直に感謝しなきゃな。

……明日みんなの好きなおやつ作ってやろ。

 

 

『ただいまー。』

 

 

 

 

 

続く




はい、お疲れさまでした。
今回投稿遅れてすいませんでした。
最近忙しくて疲れてて寝落ちしちゃうんです。
忌まわしき体育祭め。
何が祭りじゃコノヤロー。
ま、体育祭への恨みもこのくらいにしましょうか。
では、今回も見てくださり、

アーチュ。

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