東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、東方茨歌仙を買うかどうか
迷ってる作者の黒猫のゆっきさんです。
買いたいけどお金とも相談しなきゃいけないしね。
難しいところです。
あ、鈴奈庵は全巻持ってます。
鈴奈庵、全体的にキャラがイケメンなんですよね。
ビジュアル的にはマミゾウさんが一番好きですね。
あの和服がカッコいい。
さて、この話もここまでにして、本編をどうぞ。


アーチュ リトアニア語でありがとう。
うーん、悩む。




67話 苦労なさってるようで……。

side神使と娘

 

五葉

「主人のしてた事がこんなにブラックだったとはね。」

 

風夏

「まぁ、ブラックにしちゃったのは私たちにも責任はあるしね。」

 

風雅

「それでもこの量をさっさとやっちゃう主人はもう家事の神様でいいと思う。」

 

「一番偉い神様のはずなんですけどね。」

 

風夏

「って事は、私とお兄ちゃんと五葉は神使の中では一番偉いのかな?」

 

風雅

「うーん、どうなんだろ?そもそもほかの神使と会った事ないしね。」

 

五葉

「そういえば私たち、月夜見さん達ぐらいしか神様と交流ないわよね。」

 

風夏

「あー、そういえばそうだね。」

 

風雅

「それは、主人と一緒に旅してるからじゃないかな?」

 

風夏、五葉

「「納得。」」

 

「な、なんかさらっとすごい会話してますね。」

 

 

『ただいまー。』

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side change

 

side龍弥

 

 

さてさて、どうも皆さん龍弥です。

ただいま帰宅中です。

もうすぐ家に着くんだけど、とりあえず、着いたら、まず、魚を捌いて……

あ、ダメだ、今日は家事禁止だった。

それじゃ、魚は五葉に任せるか。

魚の扱いは五葉が一番上手いからな。

ちなみに風雅は山菜や薬草などの植物系が得意で、

風夏は言わずもがな肉ですね。

笑顔で熊を解体してたのは軽くホラーでした。

もう少し絵面を考えよ?

とまぁ、こんな事を考えてたら家に着いたな。

 

 

『ただいまー。』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「おかえりなさい!」」」」

 

『うわ、すごい片付いてるな。心なしか部屋全体が明るいし。』

 

風夏

「かなり頑張ったんだよ!」

 

五葉

「ま、まぁ、主人には色々してもらってるし、これぐらいはね。」

 

風雅

「頑張りましたよ。」

 

「大変でした…。」

 

『みんなお疲れ様。これお土産、五葉よろしくね。』

 

五葉

「うわぁ、かなりいい鮎じゃない!こんなに大きいのは珍しいわね!これは腕がなるわ!」

 

風夏

「じゃぁ、僕たちはご飯を作ってきますね。」

 

『あ、ちょい待ち、今日は月夜見が来るから多めにお願いね。』

 

五葉

「本当!?月夜見さん来るの!?」

 

『あぁ、夜に来るって言ってたな。』

 

五葉

「それならもっと気合入れてご飯作らなきゃね!」

 

『期待してるよ。』

 

五葉

「任せといて!」

 

風雅

「それじゃ、僕らも五葉を手伝おうか。」

 

風夏

「りょーかい。」

 

「頑張ります。」

 

 

さて、それじゃ俺はおとなしく待ってるとしましょうか。

 

 

 

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ガチャ

 

月夜見

「お邪魔しまーす。」

 

『いらっしゃい。ご飯もうすぐできるみたいだからこっちで待ってよう。』

 

月夜見

「あ、今日は五葉ちゃん達が作ってくれるんですね。」

 

『あぁ、働き過ぎだって言われて強制休暇取らされた。』

 

月夜見

「まぁ、いい機会だったんじゃないですか?」

 

『あぁ、そうかもな。』

 

五葉

「あ!月夜見さん!こんばんは!」

 

月夜見

「こんばんは、五葉ちゃん。」

 

五葉

「今日は私たちがご飯作ったから楽しみにしててね。」

 

月夜見

「はい、分かりました。」

 

『それじゃ、あっちで待ってるよ。』

 

五葉

「わかったわ、もうすぐできるから待っててね。」

 

 

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月夜見

「酷いと思いません!?全部私に丸投げですよ!?別に仕事もあるって言うのに!」

 

えーと、はい。

月夜見さん、だいぶご乱心です。

酔っ払ってるだけなんですけどね、滝のように愚痴が流れ出て来てます。

月のことやら、仕事のことやら、職場のことやら、龍奈のことやら……etc

とまぁ、数え切れないくらい出て来るんですよね。

この際だから全部吐き出してもらおうかな。

あ、物理的に吐き出すのはいいんで。いやマジで。

 

五葉

「月夜見さん……大変ね。」

 

月夜見

「そーなんですよ!あーもう!五葉ちゃんは私の癒しですよー!もう最高。」

 

かなりテンションがハイになってるね。

 

五葉

「ふにゃぁぁーー。わらしも月夜見さんにしゃわられるのはしゅきでしゅよー。」

 

月夜見は酔うとテンションがハイになって、五葉は呂律が回らなくなるタイプか。

 

月夜見

「はぁーーもう帰りたくないー。」

 

五葉

「お仕事はちゃんとしなきゃらめれすよー?」

 

月夜見

「はい!頑張ります!」

 

あ、風雅と風夏と紫はもう酔いつぶれて寝てます。

何気に布団に運ぶのが大変だった。

あいつらも酒には強いけど、この酒自体が度数高いからな。

五葉は月夜見にずっとにゃしにゃしされてたから酔いつぶれるまでは飲んでないみたいだな。

俺?俺はある程度呑んで、食器とか片付けてるよ?

え?家事禁止じゃないのかって?もう12時過ぎてるから無効です!

 

月夜見

「ふわぁー、眠くなってきました。」

 

『今日、泊まっていくか?』

 

月夜見

「いいんですか?」

 

『あぁ、さっき明日は休みだって言ってただろ?だから泊まっていってもいいぞ。』

 

月夜見

「それじゃお願いしますー。おやすみなさーい。」

 

『あ、ちょ、こら!……寝ちゃったよ。しゃーない、月夜見も疲れが溜まってるんだろうしな。

よっこらせ、布団まで運んでやるか。』

 

 

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『さて、月夜見も布団に寝かせたし、後は……。』

 

五葉

「ありゅじー、なでてなでてー。」

 

『ん?どした?』

 

五葉

「ふみゅー、ありゅじのにおいー。」

 

『ほれ、布団に寝なさい。』

 

五葉

「いやー、ありゅじとねりゅー!」

 

五葉さんよ、

 

 

 

俺 を 萌 え 殺 す 気 か ?

 

 

 

いやー、この可愛さには敵いませんわ。

 

 

『わかったよ、なら一緒に寝ようか。』

 

五葉

「わーい、ありゅじといっしょー!」

 

『そうだな。それじゃ五葉、おやすみ。』

 

五葉

「おやしゅみー。」

 

『……手は離してくれないの?』

 

五葉

「や!はなしゃないの!」

 

『………わかったよ、好きにして。』

 

五葉

「むふふ。おやしゅみー。」

 

『はいはい、おやすみ。』

 

 

 

酔ってる時の五葉の破壊力ヤバイ。

そして、俺の手を握る力もヤバイ。

 

ま、俺もさっさと寝ますかね。

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 




はい、お疲れ様でした。
なんかどんどん月夜見のキャラが濃くなっていく。
ま、いっか。
神白家の面々はこれからもちょくちょく出て来ますので、
よろしくです。
では、今回も見てくださり、

スパシィーバ。

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