東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん
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どうも皆さん、嘘つき姫と盲目王子が切なすぎて泣いた
作者、黒猫のゆっきさんです。
嘘つき姫と盲目王子は神ゲーでした。
ストーリー最高、音楽最高、ビジュアル最高で素晴らしいゲームでした。
エンディングはまぁ泣ける。超切ない。アクションも難しくない。
けど、もうちょいボリュームが欲しかったな。
でもそれを考慮してもかなりの良作でした。
では、この話もここまでにして、本編をどうぞ。


ジェクイ チェコ語でありがとう。
姫と王子めっちゃ可愛いからみんなやろうぜ。


71話 少女が地蔵で地蔵が少女?

side龍弥

 

どうも皆さん、無機物がいきなり喋ったらみんな驚くよね?

と、龍弥です。

まず、現状報告を。

 

地蔵が女の子になった。

喋った。

以上。

 

いやー、意味がわからんね。

あ、もしかしたら、アレかもしれない。

 

地蔵

「えーと、すみません、どうしたんですか?」

 

『あー、地蔵がいきなり女の子になったと思ったら喋るんだもん。

そりゃ誰だってこーなる、俺だってこーなった。』

 

地蔵

「あ、そうでしたね、つい昔の癖で……。それより!綺麗にしていただきありがとうございました。」

 

『いや、気にしないで良いよ。そもそも、綺麗にしようって言ったのはこいつらだから

お礼はこいつらに言ったほうがいいんだが……おーい、そろそろ戻ってこーい。』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「」」」」

 

『……あ、こんなところにモンブランがー(棒)。』

 

風雅

「渋皮で!」

 

五葉

「クリーム多めで!」

 

風夏

「クリームマシマシケーキ二倍で!」

 

「ハッ!?」←他三人の声で目が覚めた

 

『……マジでぇ?』

 

地蔵

「す、すごい人たちですね。」

 

『や、すごいというか、俺はこいつらの未来が心配だよ。割とマジで。』

 

風夏

「アレ?モンブランは?」

 

『それは後で。まずは聞いてやれ。』

 

風雅

「聞く?」

 

地蔵

「あ、あの、私を綺麗にしてくださってありがとうございました!」

 

五葉

「本当に、あの地蔵なのよね?」

 

映姫

「はい。それと、私にはちゃんと四季映姫って言う名前があります、地蔵じゃないです。」

 

『四季映姫って言うのな、俺は神白龍弥って言うんだ、よろしく。』

 

風雅

「同じく、神白風雅と言います。そして、妹の…。」

 

風夏

「神白風夏だよ!よろしく!」

 

五葉

「神白五葉よ。」

 

「八雲紫です。」

 

映姫

「神白……?どこかで聴いた覚えが……。」

 

『そ、それより!映姫ちゃんの事を教えてくれないかい?なんでここにいるのかとか。』

 

映姫

「そうですね、どうせ私も残りわずかです、いろんなお話をしましょう!」

 

うーん、多分大体は予想通りだと思うけど、どうすっかなー。

あ、アレなら……いや、まずは映姫ちゃんの話を聞いてからだな。

 

映姫

「まず、私はこの村の守り地蔵でした。」

 

風夏

「守り地蔵?」

 

『その土地を守る地蔵の事だよ。神社や寺が無いところにはよくあるな。』

 

映姫

「詳しいですね。そうです、私もその守り地蔵の一人でした。

昔、まだこの村に人がいた頃は私がこの少女の姿になっても皆、受け入れてくれました。」

 

五葉

「よく受け入れられたわね。」

 

映姫

「この村は山奥にありますし、麓との交流もありません、なので情報に疎かったのでしょう。

それに皆、信仰心が篤かったのです。そして、この土地を守ってくれるという感謝の気持ちもあったのかもしれません。」

 

風雅

「良い人たちだったんですね。」

 

映姫

「えぇ、とても。ですが、その土地を守ると言っても、所詮は地蔵。限界があります。」

 

「何があったんです?」

 

映姫

「流行病が出たんです。何人も何人も。

治療をするにはもっと大きい町に行かないと治療ができませんでした。

なので、村の皆は移住する事にしたんです。」

 

『……だが、守り地蔵は……。』

 

映姫

「えぇ、そうです。守る場所から離れてはいけないんです。

なので私はここに残りました。

皆が移住した後も、数ヶ月に一回ほど、来てくれる方もいました。

ですが、その方も亡くなり、私のことを知る人はいなくなってしまいました。

それに、守り地蔵も神と同じく、信仰を失えばただの石になります。」

 

風夏

「それじゃ、映姫ちゃんは……。」

 

映姫

「えぇ、もう次期、私も消えることでしょう。

ですが、その前にあなた達に綺麗にしてもらえて、どうしてもお礼が言いたくて、

この姿になって現れた、という訳です。」

 

『なるほどね。』

 

映姫

「それにしても、龍弥さん。あなたすごく詳しいですね。」

 

『あ、あぁ、知り合いに詳しい人がいてね、よく話を聞いてたんだ。』

 

嘘は言ってないぞ。嘘は。

 

『あー、それとな、映姫ちゃん、もう一度役に立って見ない?もっと大勢の。』

 

映姫

「え?」

 

『まぁ、その選択をした場合、もう守り地蔵ではなくなるけど、消えなくて済むんだ。』

 

映姫

「そして、役にも立つ、と?」

 

『そゆこと。』

 

映姫

「それはなんですか?」

 

『ズバリ。』

 

 

 

 

 

 

 

『映姫ちゃん、君、閻魔になってみないかい?』

 

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
この章は次で完結だと思います(不確定)。
あ、そうそう、ひとつだけ裏設定を皆様に教えましょう。
実は龍弥、もうほとんど前世の記憶はありません。
正確に言うと、大まかな事(冷蔵庫などの文明の利器など)は覚えていますが、
細かい事(前世の人間関係、原作知識など)はもう忘れています。
なので登場キャラも龍弥は忘れています。
という裏設定でした。
実は結構前からなんですが、言うタイミングがなかったのです。
では、今回も読んでくださり、

ジャクィエム。







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