東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、機龍のプラモが出ると聞いて、テンション最高潮の黒猫のゆっきさんです。
いやー、やっときたか!って感じですね。
モンアツも良いんですけど、やっぱり自分で組み立てるってのは良いですよね。
モンアツもほしいけども、僕はプラモの方を買います。
プラモは大好きだけど、ガンダムシリーズは全く興味ないので持ってません。
ガンダムシリーズは従兄弟がめっちゃ持ってたな。
僕が持ってるのは宇宙戦艦ヤマトのシリーズだけです。
コスモゼロ格好いいっす。
では僕のプラモ事情もここまでにして本編をどうぞ。

ムルッメースク ルーマニア語でありがとう。
チビマル機龍、買うの我慢して良かった。


77話 本職の方に怒られるくらいの舐めプ。

side龍弥

 

どうも皆さん、滞在許可をもらうため大天狗のとこに来ました。

龍弥です。

で、その大天狗が目の前にいるんですけど、なんかもう、近所のおじちゃんみたいな人なの。

ほら、いるじゃん?いっつもニコニコしててその辺箒で掃除してるようなおじちゃん。

うん、レレレの人だわ。その雰囲気だわこの人。

そんでもってフサフサのヒゲ生やしてんだもん。

めっちゃ優しそう。

 

大天狗

「ようこそ、お客人、天狗の里へ。話は聞いておる、滞在の許可が欲しいのじゃろ?」

 

さすが天狗、情報の伝達が速い。

 

『はい、そうです。許可して下さいますか?』

 

大天狗

「あぁ、もちろんじゃよ。それでは…………よし、これが滞在許可証じゃ。

有効期限は一週間じゃから、一週間を超えそうならまたここへ来てくれ。

許可証に更新をするからの。あと、その許可証には細工がされてあってな、

一週間過ぎそうになると警告してくれるからの。

くれぐれも無くさないように頼むぞい。」

 

木札が滞在許可証なのか。

確かに妖力で細工がしてあるな。

一週間過ぎそうになったら警告してくれるのか。

……それ以外の機能もついてるけどな。

 

『分かりました。ありがとうございます。』

 

大天狗

「何、気にするでない。」

 

あ、天魔の事を聞かなきゃ。

でも、怪しまれないようにそれとなく聞かなきゃな。

 

『はい、あ、一つよろしいでしょうか?』

 

大天狗

「なんじゃ?」

 

『河童達からここを治めているのは天魔と言われる天狗だと聞いたのですが、会うことはできますか?』

 

大天狗

「天魔様の所か。会えないこともないが、天魔様の予定と合わないと難しいの。

予約でも入れておこうかの?」

 

なるほど、予約制か。

証拠を見せに行くときは予約しようか。

でも今は特に用事がないから予約は入れなくていいか。

 

『いえ、挨拶をしようと思っていただけですので、予約まではして頂かなくて結構です。』

 

大天狗

「そうか。まぁ、気が変わったら言っておくれ。」

 

あと、どこにいるのかも聞かなきゃ。

 

『分かりました。もしかして、天魔様が居るのはあの上にある建物ですか?』

 

大天狗

「そうじゃよ。立派だろう。」

 

『えぇ、とても。それでは私たちは失礼します。』

 

大天狗

「そうか、では、楽しんでおくれ。」

 

 

ーーーーーーーー

 

それで、滞在許可証貰って、宿について、今、休憩してるとこ。

まぁまぁ上手くいったんじゃないかな。

しかし、あの人見てたら龍志を思い出すなぁ。

喋り方も似てたしな。

今度久し振りにこっちから会いに行くか。

ま、それはともかく、今はこっちに集中しないとな。

 

『天魔のいる所も分かったし、さっさと行きますか。』

 

風夏

「今の大天狗さんは優しそうな人だったね。」

 

五葉

「そうね、いつもニコニコしてそうね。」

 

俺と同じ事思ってたのかい。

 

『あ、その滞在許可証はここに置いてくぞ。』

 

「何かあるんですか?」

 

『あぁ、俺たちの居場所が分かるようになってるな。

お客といえど警戒はするってことか。』

 

所謂、GPS。

 

風雅

「なら、怪しまれないように早く済ませないとダメですね。」

 

五葉

「そうね、ずっと宿にあったら怪しまれるものね。」

 

『まぁ、一応魔法人形は置いておくから、余程のことがない限り大丈夫だと思うが。

早く済ますに越した事はないな。』

 

魔法人形ってのは俺らそっくりの魔力で動く人形の事な。

ある程度の会話もできるから、バレる事は無いと思う。

 

風夏

「それが終わったら主人は証拠集めるんでしょ?」

 

『そうだな、一応、俺の能力で証拠を集めるって話すから俺しか証拠集められないんだよな。』

 

風夏

「私たちは何してれば良いの?」

 

『観光でもしててくれ。適度に外に出ないと、怪しまれるからな。

あ、その時に俺の魔法人形も一緒に連れていってくれ。

俺だけいないのも変だろうからな。』

 

風雅

「分かりました。」

 

『よし、それじゃそろそろ、天魔のとこ行くぞ。』

 

風雅、風夏、五葉、紫

「「「「了解!」」」」

 

『なりきってるねぇ。』

 

 

ーーーーーーーー

 

さて、天魔の屋敷まで来たけども。

 

『ザル警備だな。』

 

俺たちに全然気付かない。

 

風雅

「そりゃ、姿見えなくしたらどんな警備もザル警備になりますよ。」

 

それは言わないお約束だろぉ。

 

『あはは、一回言ってみたかったんだよ、ザル警備だなって。』

 

風夏

「分かる。」

 

五葉

「姿は見えない、音は聞こえない、気配は無いってどうやって警備しろって言うのよ。」

 

「まぁ、今回は早さ重視ですから、しょうがないんじゃ無いですか?」

 

『そだな。時間に余裕があるならメタ◯ギアごっこしながらでも良かったんだけどな。』

 

風雅

「それもどうかと思いますよ。」

 

確かに、本職の方に失礼だな。

 

「あ!ここじゃないですか?」

 

五葉

「本当だ、執務室って書いてあるわね。」

 

『じゃ、ちょっと裏に回るか。流石に堂々と入って行ったら捕まる。』

 

‪ーーーーーーーー

 

『よし、この窓だな。とりあえず、中を確認するか。』

 

中には机に向かって仕事してる天狗……この人が天魔だろうな。

てか、天魔って女性だったのか。

んで、その他に、その補佐をしているらしい天狗が二人。

この二人も女性か。女性率高ぇ。

まぁ、大体、情報通りだな。あとは、念のため音が外に漏れないように結界でも張っておくか。

 

『よし、準備完了。中に入るぞ。』

 

五葉

「どうやって入るの?」

 

『ワープで。』

 

五葉

「あぁ、いつも通りね。」

 

『使えるものは使わないとな。』

 

『それじゃ、行くぞ。』

 

 

ーーーーーーーー

 

side天魔

 

天魔

「これは……こっちで、これはここね。

うーん、これは許可して良いかしら。これは却下ね。」

 

補佐1

「天魔様、これお願いします。」

 

天魔

「分かりました。……ねぇ、今日は珍しくここには貴女たちしかいないんだから前の呼び方で呼んでくれないかしら?文?」

 

「あやや、良いんですかね?楓お姉ちゃん。」

 

「そう、そう呼んで。貴方達に天魔様天魔様言われるのは慣れないわ。

貴女もよ?はたて。」

 

はたて

「はぁ、今だけですよ。他の人が来たらやめて下さいね。楓姉さん。」

 

「昔からの付き合いなんだからさ、もっと呼んでくれても良いのに。あと、敬語もやめて。」

 

「そうもいかないですよ。そこのところははっきりさせないと他の天狗に示しがつかないじゃ無いですか。」

 

はたて

「一応私たち天魔補佐官なんですから。下手したら大天狗様方より偉い時があるんです。

そこはきっちりしないと。」

 

「もー天魔なんてただの役職名なのにー。ちゃんと葉桜楓(はざくら かえで)って言う名前があるのにー。」

 

はたて

「楓姉さん、手が止まってますよ?」

 

「はい、楓お姉ちゃん、こっちが追加分です。」

 

「貴女たちもだいぶ容赦ないわね。」

 

文、はたて

「「昔からの付き合いなので。」」

 

「くそー。上手いこと利用しやがって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゴホン。少しお話し良いですか?天魔様?』

 

 

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
特に書くことがないのです。
後書きは特に書くことがないです。
ではダラダラするのもアレなので、
今回も見てくださり、

クッスヌム。

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