エンジョイというかなんというか、ようやっと見たかった映画が見れたんですよ。
ゴジラとファンタビ見たんですけどやっぱり良かったですね。
あんまり言うとネタバレしちゃいそうなので言いませんが、
ゴジラについては一言「お前らヤりやがったな」と。
ファンタビはもう自分の目で見たほうが良い。
人に聞くより自分で見て考えた方がよりわかる気がする。
では、映画の感想もここまでにして本編をどうぞ。
ボホーマ ストゥティイ シンハラ語でありがとう。
映画のパンフレットもしっかり読んだ方が良いですね。
人物像がよりはっきり見えてきます。
90話 今回ほぼ説明で終わります。
side龍弥
どうも皆さん、妖怪の山の新体制が整ってしばらく経ちました。
龍弥です。
今のところ大きい問題も出てきてないし、上手くいってるな。
白狼天狗は正式に天狗の種族と認められて今は妖怪の山の警備全般を担当。
だいぶブラックじゃ無いかと思ったんだが、これぐらいやらせてくれと粘られて交代を義務にして許可したというか、押し切られた。
白狼天狗族全員に頭下げられたらダメとも言いにくいしなぁ。
まぁ、初めて会った時に比べてみんな見違えるほど生き生きしてるし、結果的には良かったのかな?
河童達はその技術力を活かすために色々作ってもらってる。その作ったものを里内で露店売りみたいなこともしてくれてるな。
これがなかなか好評で河童に直接依頼している人もいたな。ただ、対価にきゅうりを求めるのは流石河童と感心したわ。
八百屋のきゅうりが常時品切れ状態だったからな。
天狗は特に今までと変わりは無く、妖怪の山の統治というかまぁ、まとめ役みたいなもんかな。
この間の騒動で何人か大天狗の席が空いたからそこに梧桐に入ってもらったり調整をして今は落ち着いたな。
俺はこれとは別枠らしい。
あ、何気に初めて知ったんだけど、文とはたてって鴉天狗だったんだね。
鴉天狗は普通の天狗より速いってとこが買われて白狼天狗よりは差別は無かったらしいね。
まぁ、天魔補佐官になる時はだいぶ揉めたって言ってたけど力量見せつけて黙らせたって言ってた。
文とはたてって意外と有能なんだね。俺的にはスイーツ女子の印象しかないんだけど。
それと、もう一つ大きく変わったのが、人間との交易が始まった事だな。
近くの街に行って交易を申し入れたら意外とあっさりオーケーしてくれた。
むしろ喜んでくれた。ただ、こっちもしてもらってばかりじゃ悪いから何か困ったことがあれば手を貸すという契約にした。
ここまであっさりオーケーしてくれたのはこの街の立地も関係してるんだろうな。
ここはだいぶ山奥で他の街のと交流もほとんどない。
しかもこの辺は妖怪が出ると言われてて外からわざわざこの街まで来る奴もいないらしい。
まぁ、実際沢山の妖怪が住んでるから間違っちゃいないが、それが影響して妖怪に対しての悪い噂が入ってこないんだな。
だから最初から妖怪に偏見を持たないで接してくれるわけだ。
こんなに好待遇してくれるならこちらも頑張らなきゃいけないわけでして、急ピッチで交易に使うものを揃えてます。
ただ、交易と言ってもちょっとした市を開く感じかな。
それで街の人に見にきてもらって買ってもらう、もしくは物々交換も可にしてるからそうなるかもしれない。
店員とかは希望とかとって決めるかな。
ーーーーーーー
『これで全部だな。』
今日の仕事は今度の交易品の確認だな。
俺は何か決まった事をするわけじゃなくて、頼まれたら何でもやる何でも屋みたいなもんだな。
うちの神使達も同じで楓の手伝いで書類仕事をする時もあるし、白狼天狗と一緒に警備をする事もある。
忙しい訳では無いから色んなとこの手伝いに入ってる感じかな。
今日はたまたまみんな別の事してるな。
ただ、紫は事務作業が得意なのと少し色んな事を学んでほしいなぁと言う気持ちから楓の手伝いをしてもらってる。
少し寂しい気もするが慣れてもらわないと。流石にずっと俺と一緒にいて依存するのも考えものだからね。
紫には一人で色々やってもらう予定だし。手伝いはするけど、俺は俺で別の事もしなきゃいけないしね。
『取り敢えず報告書を楓のとこに持っていくか。』
ーーーーーーー
『楓ー、交易品の報告書持ってきたぞー。』
楓
「空牙さん!ちょうど良かったわ!」
『どうした?なんか事件か?』
楓
「えぇ、ある意味事件ね。これを見て。」
『なんだ?手紙か?』
楓
「えぇ、手紙よ。」
楓
「鬼からのね。」
続く。
はい、お疲れ様でした。
今回はほぼ説明で終わりましたね。
もっとキャラを喋らせたいんだけどなぁ。
次回から本格的に話が進みます。
では、今回も見てくださり、
テリマカシー。