Moon Knights IS~Prayer of a Rabbit Fury~ 作:アマゾンズ
仮面の下の涙を拭えない事を知る騎士の戦い。
『ショート・ランチャー』を二挺拳銃のように構えているル=ロット。射程距離ではシャルロットのアサルトライフルの方が圧倒的に上のはずだが、初弾を撃つ事が出来ない。
それは早撃ちされる恐れがあるからだ。弾幕を展開する方が有利と考えられる事が多いが、ISによる射撃戦闘において機動力と的確な射撃、そして銃弾の発射速度と位置を計算できる思考・判断力があれば、負けてしまう可能性が大きい。
「(けど、迷ったら負ける!)」
「(迷いは無いようで、不安定みたいだね。さぁ、どう攻めて来るかな?)」
「!!」
シャルロットは弾幕を展開しつつ、ル=ロットへ向かっていく。ル=ロットは冷静に弾幕を回避し、一撃一撃を相手の回避予測地点へ撃ち込んでいく。
「嘘!?この弾幕を避け・・・あうっ!?こ、こんな位置に弾幕が!」
「拳銃でも予想位置が解かれば、自然と誘導できるよ。無論、簡単に身に付く物じゃないけどね」
「そんな事を簡単に!(砂漠の逃げ水が通用しない・・・!)」
「ボクが所属先(聖騎士団)からなんて呼ばれてるか教えてあげる。それは『ホワイト・リンクス』だよ」
「!???(お義姉さんと同じ渾名!?)」
「もしかして聞き覚えがあった?けれど、そう呼ばれているだけで君の知っている名前とは別物だよ」
会話しながらもル=ロットの射撃は止む事はない。寧ろ、会話をする程に余裕のある戦いをされているのだとシャルロットは気づいてしまう。
「一人の女の子の話をしようか、それは騎士になるまでのお話だけどね」
「女の子?」
「・・・その子は産まれて直ぐ母と死別してしまった。残ったのは父親だけ」
「・・・(まるで、僕の話みたい)」
「その父親もいなくなり、孤独になった。其処に一人の騎士と伴侶に出会い手を差し伸べられ、その手を取った」
ル=ロットの拳銃射撃がより激しくなっていく、まるで感情を銃弾に乗せているかのようだ。だが、不思議と怒りは感じない。
「そして、ボクはその二人に鍛えられた。すごく過酷だったよ・・・そして最後の試験がボクの義姉さんを倒す事だった」
「っ・・・!?」
「すごかったよ。このショートランチャー、拳銃の技術も義姉さんから模倣したものだからね。模倣して模倣して自分の形に変えていったんだ。まるで、粘土を捏ねて形を変え続けて作品を作るみたいにね」
ル=ロットは『ショート・ランチャー』を拡張領域に収めると、今度はラフトクランズが持っているソードライフルと似た武装を展開してきた。
「え?拳銃から別の武器に!?」
「キミを侮っていた訳じゃないからね?この武器を展開しないと本気の度合いが伝わりにくいと思ったんだ」
ル=ロットが手にしているのは『ベルゼルート・リヴァイヴ』の最強の武装である『オルゴンライフル』だ。
「良い?この銃はボクの騎士としての剣だ。これが火を噴いた瞬間、フルスロットルで戦うからね」
「望むところだよ!」
「・・・・!」
瞬間加速を使い、オルゴンを利用した非実体の弾と実体弾を同時に放つル=ロット。彼女の弾道を冷静に見極めることの出来る様になったシャルロットはチャンスを逃さず、弾幕を展開し盾殺しを撃ち込もうとする。
「っく、この展開で接近戦を挑んでくることは解っていたよ!」
「え!?がはっ!?」
シャルロットは腹部に衝撃が走った事で呻いた。だが、それ以上に自分の腹部になんにが押し付けられているのかを見ようと視線を落とす。
「なっ!?」
「義姉さんに使った同じ戦法、ここで見せるっ!はあああああ!!!」
「うわあああああ!?」
ゼロ距離射撃のオルゴンライフルNを撃ち込まれ、シャルロットは吹き飛び、地に倒れる。ゼロ距離射撃の直撃を受けて、まだ立ち上がれる力があるのは軍事訓練のおかげだろう。だが、シャルロットは立ち上がるのがやっとだ。
「うっ・・・ぐううう」
「へぇ・・・義姉さんですら片膝を付きつつ、立ち上がるのがやっとの攻撃を両足で立ち上がるんだ。半端に鍛えてないってことかな?」
「く・・・ダメだ・・動かない」
「ブレード・・・」
ル=ロットはオルゴンライフルをBモードへ切り替え、緑色の光刃を銃口から発現させた。それはまるでガ○ダムが使うビー○サーベルのようにも見える。
「降参する?それとも、トドメを受ける?」
「参った・・・よ」
シャルロットからの降参宣言を聞いて、ル=ロットは光刃を収めた。本来ならこのような事を口にはしない。だが、こうしなければならないと自分の中でル=ロットは考えていたのだ。
「次はラストになるね・・・きっと驚くよ」
◇
銃撃士同士の戦いが終わると、次はラウラとラ=ウがアリーナの試合場へと入っていく。ラ=ウは珍しく髪を纏めてポニーテールにしており、雰囲気も違って見える。
「今度は、私達が戦う番だな」
「そうだな。だが、勝つのは私だ!!来い!レーゲン!!」
ラウラは自信満々な様子で、己が負けるなど微塵も考えてはいない。ラ=ウはそんなラウラをかつての己自身と重ねていた。
かつて自分もこうであったのかと考えてしまう。他人ならば客観的に見る事は出来るが、並行世界の己自身ともなると意味合いが違ってくる。
どんなに別人だと考える事は出来ても、結局は『自分自身』に変わりはない。そんな自分の負の側面を目の前へ叩きつけられる現実は、どんなに強い人間でも応えるのだ。
そう、それはかつて清浄の騎士が味わったものと変わらない。
「どうした?貴様も早く機体を展開しろ!!」
ラウラからの催促に軽くため息を吐いてしまう。それはラウラへではなく、己自身に向けたものであった。
「良いだろう、お前やこの世界の奴らにも見せてやる。仮面の下の涙を拭えず、戦いの『理由(Reason)』を無くしていき『永遠の孤独』の中で終わらない『マスカレード(仮面舞踏会)』を続ける姿を!!」
「何を言っている?」
「レーゲン!テックセッタァァー!!」
[推奨BGM 宇宙の騎士テッカマンブレードより『テックセッター!!』1:15から]
『ラーサ!ISテックシステム起動、全身装甲化を開始』
「え?」
ラ=ウがクリスタルのような物を空へ向けるように掲げると、彼女の全身が紅と緑の光に包まれていき、次々と外甲とも言える装甲が展開されていく。ISは本来、展開すると脚部、腕部へ部分的に巨大な装甲が展開される。だが、ラ=ウのISは根本から展開の仕方が違っていた。
ラウラが使う機体と同じ名前を持つラ=ウの機体は、ラ=ウの全身を覆っていき、光が消えた瞬間、其処にラ=ウの姿はなかった。
「テッカマンレーゲン!!」
翠の地球において自分の家族が別宇宙の尖兵軍にされ、皮肉にもその尖兵達によって得た力を持って戦ったとある記憶。
この姿に成る度、あの人と同じ目の位置にある傷が疼き思い出す。家族を始め、愛する人との記憶すらも失いかけ、最後には己自身の存在すらも忘却しかけた英雄。その名はテッカマンブレード、今ラ=ウの姿はテッカマンブレードとそのライバルであったテッカマンエビルのボディの要素を掛け合わせような姿でラウラの目の前に立った。
「ぜ、全身装甲化タイプのISだと!?馬鹿な!それに、その姿は!」
「来い、ラウラ・ボーデヴィッヒ。お前の中に残っている傲慢まみれの僅かなプライドを打ち崩してやる!」
「ほざくなああああ!!」
ラウラはレールガンを連発するが、テッカマン特有のスラスターから生み出される推進、加速力について行けず回避され続けている。
「ぐっ!!は、早い!」
「今度はこっちの番だな?クラッシュ!イントルード!!」
テッカマンレーゲンは軽く上昇すると、スラスター部分を突撃モードに切り替え、緑と紅の光を身に纏い突撃していく。更に纏っている光が大空を舞う鳥のような形になり、翼を羽ばたかせていた。
「バカめ!そんな直線的な、ぐあああっ!?」
次々に体当たりを喰らわされ、動きも早くなっていく相手にラウラは防御が精一杯の状態にさせられいていた。
「がぁっ!がはっ!?ぐあっ!」
突撃形態を解除し、地上に降り立つテッカマンレーゲン。両肩から何かを取り出すような構えをすると、二つの射出口から何かを出現させ、それを連結させ、頭上で回転させた後にその鋒をラウラに向ける。
「これはテックランサー、この姿と力を使って戦い続けた人と私と全力で戦ってくれた相手の物を回収し、加工した物を宇宙の騎士の方々が託してくれた物だ」
「ふん、実体武器など光学レーザーの刃の前では役に立たん!」
「どうかな?行くぞ・・!」
バトンのようにテックランサーを回転させ、突撃する。だが、それこそがラウラの誘いだった。
「かかったな!停止結界!」
「ぐっ!?しまった!AICか!?」
「気づいた所で遅い!!ワイヤーブレードで!」
「があっ!うああっ!ぐあああっ!!」
AIC、かつてラ=ウ自身も使っていた武装兵器の一つである。自身で使っていた時は何も思わなかったが、相手に使われる立場に立ってその厄介な能力を理解した。その結果、自分が厄介な武装に囚われ、滅多打ちにされているのは皮肉としか言いようがない。
「これで、どうだぁ!!」
レールガンを撃ち込まれ、テッカマンレーゲンはアリーナの壁へとファ=ンと似た形で激突し、瓦礫へ埋まってしまう。
「偉そうな口を叩いていた割には・・・ん?」
「・・・・っ、懐かしい戦法だ。まさか、この戦法を自分が受ける事になるとはな」
ガラガラと瓦礫からテッカマンレーゲンが抜け出てきた。ダメージが蓄積されており、装甲が砕けていたり、傷だらけになっている様子だ。
「何を・・言っている?」
「良いだろう。私の本気を見せてやる・・・・」
[
レーゲンが空手家が気合を入れるような構え方を取ると、緑と紅の光がレーゲン自身から溢れ出し始めた。
「うおおおおおおおおおお!!」
「な、なんだ!?何が起こっている!?」
ラウラは何が起こっているのか理解できず、白の地球の代表候補生達も同じ状態で放心しており、緑の地球からの留学生達はラ=ウの本気を久々に見れる事に笑みを浮かべていた。
「うおあああああああああああ!!!」
テッカマンブレードの鋭角な翼のような外装とテッカマンエビルの肥大化した上半身のような装甲、更にはワイヤーブレードが繋がれた状態で背中から垂れ下がっており、その中心の部分からは尻尾のような物まで出ている。
[BGM変更 宇宙の騎士テッカマンブレードより『マスカレード』]
「な、なんだ・・・その、姿は!?」
「はぁ・・・はぁ・・・これはブラスター化・・・進化する中で一つの形態に過ぎない姿だ」
「ブラスター化・・・だと!?」
「私はまだ良い方だ・・・この姿は私のISが・・・私の心を理解してなってくれた姿だからな・・・」
「何?」
「本来のテッカマンは地球を侵略する生体兵器だ・・・人間を取り込み、兵器にしてしまうモノがこの姿に変えるんだ。この姿は本来、肉体崩壊か記憶障害を引き起こす」
「なん・・だと・・」
ラウラは戦いながら、自分自身もなりたいと願っていた相手の姿の真実に驚きを隠せない。
「それでも、お前はこの姿を望むか?」
「う・・・」
「お喋りは終わりだ・・・行くぞ!テックランサー!!」
「そんなもの!何度来ようと停止結界で!ぐあっ!?」
背後からの攻撃にラウラが振り返ると其処には、自分と同じだが有線式となっているワイヤーブレードが一本、斬りつけていた。
「ワイヤーブレード・・・・!いつの間に!?」
「ふんっ!」
「うぐああああ!」
テックランサーの横薙ぎの一撃を受けて、ラウラが怯む。その隙を逃さず、ワイヤーブレードで締め上げると同時に、投げ飛ばし、体制を立て直せない状態を狙い両腕四つ、両肩五つの18の砲門を展開し、エネルギーを収束させていくがエネルギーの規模が本来よりも小さい。
「今の私は出力を調整し加減できるようになった・・・!コイツでこの勝負のケリを着ける!!」
その様子を見ていた翠の地球の留学生達は此処に来て、驚きの表情を表に出した。
「まさか、アレをやる気!?」
「出力は抑えてるみたいだけど・・・!」
「直撃コースですわね。タダでは済みませんわ」
留学生達が話している中、レーゲンは発射態勢に入った。一度のテックセットで一度だけの、テッカマンが使う最大最強の武器を。
「うおおおおお!!AICボルテッカァァァ!!!」
「なぁっ!うわああああああああああ!!」
相手を停止させるAICの特性を持つボルテッカが直撃したラウラは落下し、その場で倒れてしまった。出力を抑える術を身に付けていたラ=ウの力によって機体が修理可能ギリギリのレベルの損壊のみにとどまっていた。
もし、ラ=ウが本来の出力でボルテッカを放っていたのなら、ラウラは間違いなく死亡し肉片一つ残らなかっただろう。
「うっぐ・・・ぁ」
「はぁ・・・はぁ・・これが・・・私の覚悟・・だ・・・!レーゲン、テックセットを解除・・・だ」
『ラーサ!ISテックセット解除します』
テッカマンレーゲンからラ=ウの姿に戻ると彼女はひどく疲労していた。ゆっくりラウラに近付き、助け起こした。
「う・・・何を」
「私のせいでこうなったからな、手を貸すのは当たり前だ・・・。お互いにボロボロだが・・・」
「すまない・・・。!その目の色と傷は!?」
「これか?コレはお前のその眼帯の下にある物と同じだ。それから傷の方は、私がテッカマンとして戦う事を決意した証だ」
「決意・・だと?」
「詳しい事は機会があれば話そう。今は・・・機体修理と傷の手当てが最優先だ」
ラ=ウが肩を貸しラウラと共にアリーナか出て行った。そして、全員の模擬戦が終わった所である事実に気づき始める。
そう、特訓で強くなったと思っていた白の地球側の候補生達全員が完敗してしまったのだ。それも、本気ではあっても全開では無いという手加減された状態で、だ。
そんな中、箒は自分の両腕を掴みながら震えていた。この留学生たちの実力はなんなのだ?と。自身も訓練を乗り越えてきたからこそ、その実力が理解出来てしまったのだ。
「(私なんて足元にも及ばない・・・!実力差がありすぎる!こんな事では!)」
◇
その頃、従者である虚に頼みアリーナでの模擬戦を映像越しに見ていた更識楯無も、箒と同様に顔を青くして震えていた。
「な、なんなのあの子達は!?全身が金色になったり、銃弾が無いのに銃弾を撃ったり、エリートクラスの代表候補生が何年かかっても到達できない技術を習得していたり、おまけに全身装甲化まで!?」
「彼女達の実力は、代表候補生ではありません。国家代表・・・いえ、世界で五指に入るレベルになっているかと」
「・・・・っ」
楯無自身も従者の虚の言葉に納得する。手合わせを願う前に彼女達の実力を知れて良かったと思わずにはいられなかった。
だが、此処で一つの懸念が浮かび上がった。留学生としてこの学園に来ているが、何故この留学生達は実績がないのかと。
「虚ちゃん、頼んでおいた彼女達の実績のデータとプロフィールは?」
「こちらになります」
「ファ=ン・ウィルトス・・・凰鈴音と同じ中国出身、代表候補生を辞退・・・小規模の大会で連戦連勝し以降、大会から姿を消す」
「リ=ア・ナトゥーラ・・・セシリア・オルコットと同じイギリス出身、代表候補生を辞退・・・機体の乗り換えが間に合わず、全ての大会を大小に関わらず参加不可能であった為、実績不明」
「ル=ロット・アストルム・・・シャルロット・デュノアと同じフランス出身、代表候補生を辞退・・・小規模の大会で準優勝ばかりの二番手の結果を残し、機体開発の為に以降大会に参加せず」
「ラ=ウ・エテルナ・・・ラウラ・ボーデヴィッヒと同じドイツ出身、代表候補生を辞退・・・大会参加はせず、大会実績は不明」
四人のデータを見て楯無は懐疑的なものを感じている。この四人は全員代表候補生を辞退しており、大会も優勝や準優勝などもしているが、どれも公式的に実績にならない大会ばかりだ。
他の二人は自ら参加できなかった出来事や、自分から積極的に大会に出なかった事が書かれている。
「何よこれ・・・!?ほとんど実績にならないものばかりじゃない!!」
「ええ・・・この四人のデータに関しては、出身国から閲覧制限が掛けられているみたいでして」
「!?」
「これ以上のデータは閲覧できないみたいなんです。もちろん、
「そこまで厳重にされているなんて・・・」
「ただ一つ、分かった事があります」
「?」
「閲覧制限をかけたのは
「!?あの、世界的大企業の!?」
「はい。あの大企業は世界中に支部がありますし、データの閲覧制限くらいは簡単でしょう」
「っ・・・アシュアリー・クロイツェル社が相手となると分が悪すぎるわ。
「そうですね・・・あの留学生達に関しては謎が深まるばかりです」
◇
更識楯無がデータを手に入れる四日前。『白の地球』のアシュアリー・クロイツェル社、社長室。ここでは厳重なクラッキング、ハッキングなどが施された部屋で
「まさか、次元境界の向こう側にある同社に協力を申し立てられるとは思いもしませんでした」
「こちらこそ、並行世界であるそちらの同社の協力を得られた事を感謝致します」
「いえ、其方の事はうちの技術開発部長と
「其方との技術提携。それは会社の面として・・・
「バックアップ・・・?具体的には?」
「四人の実績やプロフィールに関する情報を此方から提出します。それを公式な情報とした後に閲覧制限をかけて欲しいのです」
「そのくらいの事ならば構いませんが、他には?」
「では、
「・・・・良いでしょう。ですが、
「構いません」
「では」
端末を操作し、
それは三人の騎士、そして自らも忠誠を誓う皇女の名前があったからだ。
「ありがとうございます、送られたデータはこちらで削除しておきました。無論ジャンクファイルも」
「では・・・」
「通信越しですが、翠の地球と白の地球・・・双方のアシュアリー・クロイツェル社の業務提携及び聖騎士団への協力を此処に両者共に承認しましょう」
『白の地球』のアシュアリー・クロイツェル社と『翠の地球』のアシュアリー・クロイツェル社。お互いに、電子承認し業務提携という名の同盟を結んだのだ。
同盟名称は『白の聖騎士団』『翠の聖騎士団』となった。そして、業務提供と同時に会議が始まった。
「さて、最初の問題はお互いの地球への次元移動用の地図を作らねばなりませんね・・・」
「その通りですね。では、会議を始めましょう」
社長同士による重要会議が始まり、次元移動に関する事を話し合い始めた。これが『翠の地球』の四人のデータが閲覧する事が出来なくなった理由であった。
『白の地球』側は箒以外が戦いましたが『翠の地球』側の女性騎士チームに全敗し、箒もその高い実力を肌で感じて恐怖しました。圧倒的に実力に開きがあっても各々が一撃を加えられてますので『白の地球』の彼女達が弱い訳ではありません。
特にラウラとセシリアが一番、心に来るモノがあったはずです。
情報制限によって四人は生徒会長に怪しまれていましたが、世界的大企業相手では流石の更識も迂闊に手が出せません。
次回は『白の地球』の箒が『翠の地球』の四人の女性騎士達と接触し、話を聞きます。
唯一戦っていない彼女からの接触、それは『翠の地球』の四人の女性騎士にとって忌むべき事ですが、彼女達も別人だと分かっています。
では、次回に。
篠ノ之箒(白の地球)の強化における能力覚醒(参考意見用)
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SEED因子
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イノベイター(純粋種)
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Xラウンダー
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念動力