ベートローガの親友的ポジションで転生したのは間違っているだろうか? 作:狭霧
本当にすみませんでしたなんでもしますから許してください
紫苑「なら、とりあえず雷光を纏った拳受けとこうか。」
紫苑の放った拳は私の溝に入り込んだ。
紫苑「それでは皆様、大変長らくお待たせしました、ベートローガの親友的ポジションで転生したのは間違っているだろうか、始まります。」
「覚えてんなら問題ねぇな。持っていけ。」
紫苑が老師と呼ぶその人物は刀を持ち紫苑へと投げる。
紫苑はその刀を受け取る。
「そいつにまた慣れるのに時間かかるだろう、裏庭を使えお前が何の為にまたそいつを使うのかは聞かん、だがなそいつは俺が唯一俺の名を与えた武器だってことを忘れんじゃねぇぞ!」
紫苑がその言葉を受け、少し固まっていると後ろから紫苑に人が抱きついてくる。
「しーおんー、久しぶりー、元気だった。カグヅチ様、紫苑がその子を取りに来たから凄い機嫌良いよ。」
彼女は紫苑の持つ刀を撫でる。
「翠さん、はしたないですよ。」
彼女は現在紫苑の背中に大きな胸を当て張り付き、来ている着物をはだけさせている。
「だって、ここ暑いんだものぉー。」
そう言い翠と呼ばれた女性は紫苑から離れその横に座りなおす。
「紫苑くんさぁー」
翠は紫苑を見回し溜息をついた後に口を開く
「全然変わらないままでまたここに来ちゃったんだね...」
翠は哀しそうに紫苑を見る。
紫苑はそう言われ逃げ出すように翠に背を向け裏庭へと早足で向かう。
紫苑が裏庭へと向かうとそこには黒髪で髪を後ろで一つに結んでいる女性がいた、彼女は薙刀を持っていて、紫苑を視界に入れると紫苑へと薙刀を向ける。
彼女は和やかに笑うと
「紫苑!私は今貴方と同じ所まで来ました!だから私と結婚しましょう!いえ、私が貴方との勝負に勝ったら結婚して下さい!」
紫苑はジト目で裏庭の端にいる老師に見やると、わしは知らんと言わんばかりに手をあげるだけだった。
紫苑は溜息を漏らしながらその女性を見定め口を開く
「あのですね、何回も言いましたけどぼく真さんと結婚する気は無いんです。」
「紫苑の意見など無視です!とりあえずいきますよ!」
そういい彼女は薙刀で紫苑へと薙ぎ払いを行う。
〜数分後〜
そこには真と紫苑が背中合わせで座り込んで居た。
「紫苑は強いね、私も強くなったはずなのにまだ勝てないんだね。」
(そんなことは無い、真は十分強い今の彼女ならオラリオでも戦っていけるだろう。)
紫苑は実際この戦いで本気で戦って真にギリギリ勝てたのだ。
(つまり、今の僕ではオッタルに通じないということか。)
紫苑は覚悟を決め老師の元は歩みを進める。
「老師、試練の滝へ行くことへの許可を出してはもらえませんか?」
その言葉に老師は顔を歪め紫苑の目を見る。
「正気か?あそこはオラリオで言うところの深層に近いモンスターの巣窟だ。それを承知の上で行くんだな?」
紫苑は首を縦に振る。
老師は呆れたように
「付いて来い」
その一言だけ言い裏庭の更に奥へと消えた。