ベートローガの親友的ポジションで転生したのは間違っているだろうか? 作:狭霧
それではベートローガの親友的ポジションで転生するのは間違っているだろうか?19羽始まります!
ロキファミリアの本拠地の食堂にて紫苑は沈んだ顔をし机に突っ伏していた。
(やばい...思ってた以上にファーストコンタクト疲れる......)
時を遡る事紫苑がロキにファミリアに入れてくれと頼んだところまで巻き戻る。
「それじゃ、フィン達に挨拶しにいこか?紫苑」
「あぁ、わかったけれどこんなにいっぺんに入団を認めて大丈夫なのかい?」
「大丈夫やろ?みんなそれなりに強いしなぁ、ただ紫苑と真ちゃんだけは二つ名考えなあかんからなぁ...」
ロキはニヤつきながら紫苑の方を見る。
「ロキ...二つ名の件なんだけど」
「駄目や、紫苑ウチのファミリアに入ったんやもう第一級冒険者として表舞台に立ってもらうで?覚悟しいや?」
紫苑は苦笑いを浮かべながら主神のとなる神を見ていた。
「フィン!!紫苑達連れて来たでぇ〜」
「ああ、そうかい。ありがとうロキ。」
フィンは書類を纏めながら紫苑達の方を見る。
「久しぶりだね、紫苑君。」
「お久しぶりです、フィンさん。」
二人は無言で見つめ合う、しばらくしてからフィンは立ち上がり紫苑達の方に近寄り手を差し出した。
「これからよろしく、僕は君の過去を問わないこれから僕達は家族だ、家族を守る為に力を貸してくれるかい?」
フィンはにこやかに笑い紫苑の方を見る。
紫苑はそのフィンの手を取る。
「言われずとも僕程度の力で良ければいつでも貸しますよ、団長さん。」
「じゃあ、明日の朝食堂でみんなに挨拶してもらうからよろしくね。」
にこりと笑うとそのままフィンは職務へと戻っていった。
〜〜
「紫苑〜、食堂行くで〜」
「あぁ、すぐ行くよ待っていてくれるかい?」
そう言って紫苑は腰にカグヅチを差し扉を開ける。
ロキや猿魔達と合流して食堂まで向かう。
食堂まで付くとフィンが既に準備をしているようで一人づつ入るように促していた。
「紫苑!私から行ってくるね!」
「ああ、行っておいで真。」
真は笑いながらフィンの方へと走っていった。
「じゃあ、オイラも行ってくるっすねぇ。」
猿魔もそのあとに続く。
紫苑は息を吐く、自分を落ち着かせる為に。
もう一度青年は道を走り出さず為に歩みを進めた。
「初めまして、言葉 紫苑と言います、レベル5です、知らない名前だとは思いますがどうぞよろしくお願いします。」
その後紫苑の元には女性団員達が質問のためにぞろぞろと集まったらしい。
〜〜
「まさか、あそこまで女性団員達が集まってくるとは...」
「紫苑君大変だったねぇ。」
「そう思うなら止めてくれても良かったでしょう?ティオナちゃん。」
「みんな紫苑君に興味津々だったからね仕方ないよ。」
紫苑達が雑談をしていると後ろから声がかかる。
「オイ、紫苑」
紫苑は声のする方に振り向かずその場から立ち、とある場所へと向かう。
ティオナは目を丸くして見ていた。
「わかってるよ、早く来なよベート確認したいんだろう?僕の今の実力を。」
紫苑は笑っていた、その場にいるティオナですら恐怖を感じるような笑みを浮かべていた。
まるで好敵手と戦える事を喜んでいるような感じだった。
〜〜
「ベート?何を禁止にする 雷光かい?それとも瞬迅?」
「禁止にしなくて良いんだよ、これくらいのハンデがなきゃ今のお前とやりあっても面白くねぇ」
「ふっ、そんなに調子に乗ってると後で後悔するよ?ベート」
そう軽口を叩きながらベートは戦闘態勢に入り、紫苑は腰から小太刀を2本ほど抜刀する。
ベートが紫苑に向かって走る。
ベートの素早い蹴りが紫苑の頭を狙うが小太刀をクロスさせ受け止める。
すぐさまベートは紫苑から離れるが紫苑は離れた瞬間に小太刀を投擲する。
投擲された小太刀をベートは腕の籠手で殴り飛ばそうとするが遅い、着弾と同時に紫苑が飛びベートに蹴りを入れ込む。
「グッ!?」
ベートは転がりながら紫苑から距離をとった。
紫苑は小太刀を回しながらベートのほうを見やる。
「ベート?言っただろう、僕の事をあまり舐めない方がいいこの前のオッタル戦で感覚が戻って来てるんだ。」
紫苑は笑みを浮かべ、ベートもそれに呼応するかのように笑みを浮かべる。
人間と狼人の二人の踊りを見ているのはただ一人の神だけだった。
〜〜
レベル5
力 E456 耐久 H245 器用 E470 敏捷 C654 魔力 D515
魔法
【雷光/雷神龍】
詠唱
「我 雷鳴を纏うものなり/雷鳴を操りし龍よ 我が願いに呼応し 現世へと その姿を顕現せよ」
・雷属性の付与魔法
【瞬迅】
・速攻魔法
・マーキングした場所に飛ぶ、飛ぶ距離に応じて相応の魔力を消費する
【???】
スキル
【隠者】
・遠く離れた場所の音を聞き分ける
・一度出会い逃げたモンスターの場所がわかる
・ある程度敵の力量を見分けられる