あれは自業自得だ(スカル)
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今回グロ注意です。流血系です。
苦手な人はゴメンね。
それでは本編にGO!
夕食はなんとか乗り切った。
ゾディーナを何とかしてキッチンから遠ざけることに成功した。
食べ終わった頃、スカラが口を開いた。
スカラ「さて…と…本部から伝言があってだな…」
全員の視線がスカラに向けられる。
スカラ「モンスター集落とジャングル・ビレッジ付近の辺りで人間の動きがあるみたいだそうだ。」
ランド「ジャングル・ビレッジ?」
スカル「この近くの村のことだ。」
スカルが補足を加える。
スカラ「早ければ明日にでも出撃命令が下るらしい。」
チャージ「その為には二手に別れる必要がある訳だ。」
スカラ「そう、で、今からそれをする。」
スカラさん曰く、攻撃は二ヵ所同時に行われる可能性が高いらしい。
実際、二ヶ所同時に襲われるとなると大変だからあり得る話だと思う。
ゾディーナ「じゃあ、今の基地のメンバーはこんな構成かな?」
ゾディーナが手早く紙に書く。
近接…ゾディーナ、ランド、ゾビ、スカラ
狙撃…スカル
支援、特殊部隊…アレク、ボブ
通信…チャージ、キュビー
ゾディーナ「こんなもんかな?」
ボブ「そだね。」
チャージ「一人忘れてないか?」
紙を燃やさないようにしながら覗きこむチャージが呟く。
ボブ「一人…?」
チャージ「寝てるっていうあの…」
スカル「あー…彼女は非戦闘員です。」
ゾビ「えっ、じゃあ人さらい…?」
ランド「違う!…います!」
スカル「共通語おかしいぞ。」
つい感情的になって敬語を忘れてしまってた。
戦闘員だろうと非戦闘員だろうと人さらい扱いは御免だ。
チャージ「狙撃手が一人しか居ないのがな…」
アレク「なんなら代わろうか~?」
チャージ「言っておくが、ジャングルに狼は生息していない。だから仕事が無くなったからってスコープでドッグウォッチなんて出来ないぞ。」
アレク「前言撤回、支援特殊に回ります。」
チャージ「やれやれ…」
スカラ「困ったものだな…」
ゾディーナ「ボブって狙撃とか無理だっけ?」
スカル「やめろ、こいつなら味方を撃ちかねない。集中のポーションで強化しても初心者と五分五分程度だろ。」
ボブ「(´・ω・`)ポショーン…」
一同が頭を抱える中、ランドにあるアイデアが浮かぶ。
ランド「なあ、スカル、エンドシップって武装とかしてあったはずだけど…」
スカル「…そうだ!忘れてた!」
急いで階段をかけ降りるスカル。後を追う僕とボブ。
向かった先は『地下避難室』と札の掛かった扉だった。
ボブ「なんかデジャヴ…」
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村が燃えている。
木々が、家が、人が…全てが炎に包まれている。
逃げろ、夜襲だ、声と悲鳴が聞こえる。
熱を感じるほど炎が迫っている。
「………ちゃん…ア……ャちゃん! 逃げて!!」
自分を呼ぶ声が聞こえる。
あれ…私の名前って何だったっけ…?
炎がそこまで迫ってきている。
足が…足が動かない。
炎に呑まれる。
その寸前で、急に景色が変わる。
…薄暗い部屋、たくさんの器具、金属の手術台、それに寝かされている自分…
…人が来た。
みんな同じ服、マスクで目元は見えない。
一人が言った。
『これより、触腕細胞結合移植の最終手術を始める。』
動けない。両手、両足、首が固定されている。
頭の方に居た一人が、透明な液体を頭に塗った。
激痛が体を走った。
『構うな、続けろ。』声がする。
頭の方からミシミシと音が聞こえてくる。
痛い。痛い。苦しい。
ボタボタと血が垂れる音がする。
頭の物は少しずつ大きく、長くなっているようだ。
痛みに悶え、声をあげてもそれの成長は止まらない。
メキメキ…
…痛い…助けて…
ゴキゴキ…
肉が潰れ、骨が軋む音が聞こえてくる。
嫌…だ……死にたくない……
私は意識を失った。
そこまできて、目が覚めた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
誰もいない寝室には、私の荒い呼吸だけが響く。
見慣れてきた石壁、ベッド…
「…ゆめ…?」
起き上がってベッドに手をやる。
寝汗でぐっしょりと濡れている。
怖かった。でも、何だったのかははっきりと思い出せない。
…視線を感じて、部屋のすみに目を向ける。
そこには、1ブロック弱程の小さなスライムが居た。
スライム?「(ビクッ)」
私の視線に少し驚いたようだ。
スライム?「ダ…ダ…ダイジョウブ…?」
スライムが話しかけてくる。
「うん…どうして?」
スライム?「ウナッテタ クルシソウダッタ」
うなされてたんだ。通りで…
べちょ
考えてたところでスライムが膝に飛び乗ってきた。
「ひゃっ…!?」
気持ち悪……く…ない…?
スライムはひんやりとしていて、見た目に反してサラサラとしており、プニプニしている。
スライム?「ア…ハハ…クスグッタイ…」
私がつつくとスライムはくすぐったそうに体を揺らす。
スライム?「ナ…マエ…」
「?」
スライム?「ナマエハ…?」
「私は…」
言いかけたところで激しい頭痛に襲われた。
「…っ…!? ぐうッ…!」
あまりの痛さに後ろ向きにベッドに倒れこむ。
スライム?「ワッ!?」
跳ね上げられたスライムがお腹の上に落ちる。
「ぐっ…はぁ…はぁ…」
頭痛が収まってくる。
スライム?「オ…オコッタ…?」
スライムが泣き出しそうな声でたずねてくる。
「私は…フリル…」
そうだ。私はフリルだ。私はここにいる。死んでなんかいない。
フリル「あなたは…?」
起き上がり、無理に笑顔を作ってたずねる。
スライム?「ボクハ…ライム! スライムノライム!」
ライムは嬉しそうに跳び跳ねる。
フリル「あっ…そんなにはねたら…」
ボテッ
ライム「ギャッ」
案の定、膝から落ちてしまった。
ライム「イタイヨ…」
足にすりよってくる。
フリル「こらっ…くすぐったいって…」
ライムは離れようとしない。
フリル「は…ひゃ…止めて…っ…」
足を動かすも離れようとしない。
フリル「もう…っ…こんにゃ…」
ライム「ワワッ!?」
やや強引に足からひきはがし…
フリル「ろっ!」
ライム「!」
抱きしめた。
ライムはしばらくきょとんとしていたが…
ライム「ワ…ワワワッ…!」
腕の間をすり抜けて出ていってしまった。
ライム「…」
フリル「あ…ご…ごめん…つい…」
ライム「ワ…ワ…」
ライムは床で小刻みに震えている。怖がらせてしまったようだ。
フリル「ごめん…」
ライム「ワ…」
フリル「…シャワー浴びてくるね…」
そう言って部屋を出た。
ちょっと悪いことしちゃったな…
結局、あの夢が何だったのかは分からなかった。
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クリーパー「温度差注意~温度差注意~」
チャージ「黙れ。燃やすぞ。」
クリーパー「ヒェッ」
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スカル「よいしょ…っと」
スカルが重そうな扉を開ける。
向こうは真っ暗な闇。なにも見えない。
音の響きからしてかなり広いようだ。
ボブ「こんな部屋あったっけ?」
スカル「ああ、寺院基地がやられた時とか近くの住人をかくまう時に使う。えっと…ライトライト…」
ガチャン
スカルがレバーを下ろすと、レッドストーンランプが一斉に部屋を照らす。
そこには、強力な武装が施されたエンドシップがあった。
ランド「うおお…すごいn」
ボブ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ランド「ちょ…うるさi」
ボブ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ランド「あの…ボブ?」
ボブ「IGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
前よりもうるさい。
頭が爆散しそう。こっちの。
スカル「キッ●ブラストォォォ!」
ボブ「なーッ!」
ランド「ちょっと二人とも…」
上の階のフリルまで起こしてしまいそうなレベルで騒ぐ二人。
言ってる事ややってる事は汚くても、本当は相当な仲良し…なんだとおもう。
ボブ「ちょっ…ぐるじっ…じぬ…」
ランド「ス、スカル!やりすぎだって!」