The.end?~果て男の復讐劇~   作:クリーパー

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…はい、ごめんなさい。失踪しておりました。クリーパーです。

いろいろと事情があったりとかフツーに忘れてたりとかジョジョ読んでたりとかしたせいでこんなにブランクが空いてしまったことをここにお詫び申し上げます。

こんなことはもう絶対ないです!たぶん!!きっと!!!気が乗れば!!!!

拙い文ではありますがこれからも書かせていただきます…!


それでは本編へGO!


買い出し

ランド「うー…ん」

 

ボブ「起きろい!」

 

ランド「ぐへぁっ!?」

 

ボブにのしかかられて起きた。

 

ランド「なんなんだ急に…まだ起床時間前だろ…」

 

ボブ「戦闘が無くなったのを伝えに来たんだよ」

 

ランド「へ…?」

 

ボブ「ええいさっさと起きぃ!」ドスン

 

ランド「げほぅっ!」

 

ボブがまた腹の上で跳ねる。

痛い痛い。

――――――――――――――――――――――――――

~寺院基地 通信室~

 

ヘロブライン『…と、いうわけだ。よって、今日は待機だな。』

 

しばらくして全員が通信室に集められた。

本部長曰く、人間方から先に一時停戦が呼び掛けられたらしい。

 

ヘロブライン『万一に備え武器等は持ち歩いたほうが良いだろう』

 

スカル「了解しました。」

 

ヘロブライン『連絡事項は以上だ。ネザー組以外は戻ってよし』

 

スカル「では、失礼します」

 

ネザー組以外は…?

…気になる所だが出る他あるまい

 

ボブ「…しっかし予想外だよなぁー…」

 

部屋を出てすぐボブが口を開く。

 

スカル「無いに越したことは無いがな…今日はトレーニングかな」

 

ゾディーナ「あー…待って」

 

四人の歩みが止まる。

ゾディーナが本(おそらく記入済み)を取り出してしばらく眺める。

 

ゾディーナ「今日は買い出しになりそう」

 

スカル「買い出し…か…」

 

買い出しについては一応説明を受けている。

この基地では定期的に物資の補給が行われる…らしい。

基本的には二人一組で近くの村に買い物に行くそうだ。

 

スカル「前はボブと俺だったから今回はランドとゾディーナか。」

 

ボブ「イイナー」

 

ゾディーナ「ううん、スカルも付いてきて。」

 

スカル「はぁ!?」

 

スカルが嫌そうに返す。

 

ゾディーナ「えー…だって買う量も増えるだろうしランドいろいろ知らないだろうし…」

 

スカル「でも別に俺じゃなくても…」

 

ゾディーナ「ボブでいいと思ってるの?」

 

スカル「ヴッ」

 

ボブ「ヒドイ」

 

ゾディーナ「それにいた方が心強いし…」

 

スカル「むぅ…でもあの村はその……空気が好かん。」

 

ボブ「そう?みんな優しいしいい所だと思うけど」

 

スカルが一瞬黙りこむ。

 

スカル「でも…ほら、一応基地の警備は残した方がいいだろ?」

 

ゾディーナ「ネザーのひとたちいるじゃん」

 

スカル「ああもう…とにかくあそこは嫌なんだよ!」

 

ゾディーナ「まーたそんなこと言う……」

 

ボブ「だだっこしぶちょー」

 

スカル「(ピクッ)」

 

唐突にスカルが立ち止まる。

驚く二人の視線がスカルに向けられる。

 

スカル「わかった、俺が行こう。なんならゾディーナは来なくてもいい。俺一人でやってのけてやる。これは『試練』だ。ファンキーバカに打ち勝てという『試練』とッ!俺は受け取ったッ!!!」

 

ゾディーナ「変なスイッチ入っちゃったじゃん」

 

ボブ「凄味で何とかしてくれるっしょ」

 

かくして僕は初めての物資補給に赴くことになった。

行き先の村は一応中立状態らしい。もちろん人間が住んでいる。

二人がいるとはいえ少し不安だ……でもそんなことはどうでもいい。

 

どうでもいいのだ、この際。

 

 

三人は話をしながら遠ざかっていく。

 

 

 

ランド「(あのファンキーバカ…ッ!)」

 

          ぶり返した下腹部の激痛で踞る僕を尻目に。


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