The.end?~果て男の復讐劇~   作:クリーパー

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 どうも、肩こりで死にそうなクリーパーです。
 今回も少し補足を。
 前回、練兵場で兵を召集して…となっていましたが、
「寺院基地には基本兵はおらず、出撃の際には地上の練兵場から兵を借りて戦場に向かう。」という、ややこしい設定になっています。
それでは本編へGO!


仲間

~寺院基地にて~

帰還したのも束の間、スカルは四人を集めた。

ス「さて、今から本部に戦闘結果を報告する。通信室に集まってくれ。あと、君(前話参照)も来てくれないか?」

?「………(コクン)」

ラ「(あれ?結局あの子連れてきたのか)」

通信室は、防音加工がされた壁に5×4ぐらいのカメラ付きモニターが取り付けてあり、高感度マイクとスピーカーが両側に設置してある。

しばらくするとモニターの電源が入り、通信が始まる。

ヘ「任務ご苦労。ランド君は初めましてかな?私はヘロブライン、この傭兵施設の本部長だ。」

モニターに貫禄のある男性が写し出される。

ラ「よろしくお願いします。」

へ「さて、本題に移ろうか。スカル支部長、今回の戦闘報告を頼む。」

ス「はい。モンスター集落で行われた今回の戦闘は、敵の撤退によりこちら側の勝利に終わりました。こちらが動員した兵は約30000人。その内16000人が援軍です。敵方の兵は約30000人弱のほどでした。犠牲者は……」

スカルが次々と戦闘結果を事細かに報告する。

報告が終わると、

ヘ「うむ、改めてご苦労だった。支部長以外の三人は退出してくれ。」

と言ってランド、ボブ、ゾディーナを退出させる。

ヘ「さて…次に移ろう。その子をここに呼んでくれないか?」

ス「しばしお待ちを。」

スカルが先程の子を連れてくる。

ヘ「少し質問させてもらう。まず、君の名前はなんだ?」

?「…びーすりー……」

ヘ「B-3…?」

ヘロブラインがしばらく考え込む。

ヘ「その『触手』とやらを見せてくれないか?」

B-3はやや戸惑ってからパーカーのフードを外す。すると、髪の根本辺りが触手の様な物になっていることがよく分かる。

ヘ「…やはりか…分かった、ありがとう、君も退出していいぞ。」

B-3も退出させ、ヘロブラインはスカルに話しかける。

ヘ「…まるでガストの腕をのようだ…支部長、君はこれをいつ発見したんだ?」

ス「基地に戻る途中、フードを被りっぱなしでは暑いだろうと思い、外すことを促して、その時に発見しました。」

ヘ「その後彼女に異常は?」

ス「いえ、全くありませんでした。終始こちらに怯えている様でした。」

ヘ「そうか…彼女の正体が分かったかも知れん。彼女は、人間によって意図的に二つの生物を掛け合わされている可能性が高い。」

やはりか、と言った面持ちでスカルは返す。

ス「恐らく、兵器利用するための実地訓練として連れてこられたのだと思われます。」

ヘ「確かにその可能性は高いだろう。この手の話は前も聞いたことがある。モンスターの遺伝子に組み込まれているある本能が、脱走を促しているらしいが詳しい原因は分かって無いらしい。そして、彼女の処分についてだが………君達の仲間として迎えてやってほしい。」

殺処分等を覚悟していたスカルは驚いた。

ヘロブラインは続ける。

ヘ「その通信室には内部に居る人の脈拍から脳波まで全て計測し、思考を読むことができる。計測結果の限りだと、彼女はスパイ等では無く、本当にここに逃げてきた様である。まだ心を閉ざしている様だが…第一発見者の君達となら、うまくやっていけるだろう。」

ス「…分かりました。」

ヘ「それと、君達への…いや、ランドと支部長への次の任務が決まった。人間のとある研究所に潜入してほしい。」

スカルは先程の会話と照らし合わせて「まさか…」と思った。

ヘ「そう、そのまさかだ。難しい任務になるかも知れんが、できると信じている。出発は二日後だ。この通信室の転送装置から移動できるようにしておく。では、健闘を祈る。」

ス「…ここでは本当に嘘はつけませんね。了解です。」

ヘ「いい報告を待っているぞ。」

通信を終了し、スカルは皆の元へ戻る。

そしてB-3を含む四人に、ヘロブラインと話した内容を伝える。

四人は驚き、そして喜んだ。(ただしB-3はさほど反応しなかった)

ランドが加入した時のように一通り自己紹介が済んでから、ボブが口を開く。

ボ「B-3って番号みたいな名前よりも、もっと他の名前の方が親しみが持てるんじゃない?」

ラ「本人が嫌じゃなかったら賛成かな。」

ス、ゾ「同じく」

B-3「………(コクン)」

ス「そんなに固まらなくて大丈夫だぞ。皆いい人(のはず)だから。」

ボ「(のはず)は余計だこんにゃろうw」

ゾ「名前ねぇ…どんなのがいいかなー…」

ス「ライムとか?」

ラ「俺と「」前の名前が被るから却下。」

ス「メタいなおい。」

ボ「フリューゲルとか?」

ゾ「ちょっと呼びづらくない?」

ボ「むむむ…」

ゾ「…ローズとか?」

ラ「ウワァァァァァァァァァァァァァァ!!!ヤメロォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

ス「…アウトっぽいな」

ボ「フリルとかどうだ?」

ス「お前のキャラに似合わない意見だな(ニヤニヤ)」

ボ「う、うるさい!w」

ゾ「でもなかなか良いんじゃない?」

ラ「(º△。)アババババババババババババババババババババババ」

ゾ「さすがにダメージでかすぎたか…」

ス「というわけでこちらの意見はまとまったけど、フリルで大丈夫?」

B-3「………(コクン)」

緊張した面持ちで頷いた後、

B-3「あり…がと…う…」

顔を赤らめて少し嬉しそうに答える

ス、ゾ、ボ「(…可愛い)」

こうして、彼女の名前はフリルに決まった。

…彼女が心を開くのは、そう遠くないかも知れない。

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