The.end?~果て男の復讐劇~   作:クリーパー

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 どうも、ゾディーナに続きフリルのキャラがまとまらないクリーパーだよ。
 ほ女性キャラって難しいね(泣)
 ちなみにフリルは15歳の設定です。
《注意》
 今回はグロテスクな描写があるため、苦手な場合は次話(投稿予定)に飛ぼう。


潜入

~翌日、深夜~

ス「皆寝たな?」

寝室のドアを閉めながらスカルが尋ねる

ラ「女部屋は…寝てる事を祈ろう^^;」

仲間に心配をかけないようにしたいというスカルの意見で、この任務はランド以外には話していない。

装備を整え、弾薬を装填し、心の準備を済ませ、二人は通信室に向かう。

通信室の奥の、普段は起動していない黒曜石製のテレポーターが鈍い光を放っている。(ネザーゲートより一回り小さいゲート)

スカルが、その次にランドが、その中に飛び込む。

数秒間、高いところから落ちたときのような体がフワフワするような感覚がした後、気が付いたらまた同じゲートの前に立っていた。

しかし、その場所は通信室ではなく、石をくりぬいて作った小さな部屋だった。

ス「着いたようだな…」スカルが呟く。

出口と見られる2マスほどの穴から外に出る。どうやら、浅い洞窟の中に出来ている部屋のようだ。

武器を構えながら、二人は地上に出る。

【装備】

ス…ハンドガン二丁、サバイバルナイフ、スタンガン、スリープ(眠りガス)グレネード、双眼鏡

ラ…ハンドガン二丁、鉄の剣、チャフグレネード、目潰し(催涙ガス)グレネード、超能力、回復のポーション

まばらに生えている木の影に隠れながら、目的地である石造りの研究所まで少しずつ近づく。

ス「入り口の見張りは二人、周囲には有刺鉄線付きの囲い…と」

双眼鏡で様子をうかがっていたスカルが言った。

ラ「正面突破はキツそうだな…裏口はあるのか?」

ス「見てみないと分からんが、もしあるなら少なくとも正面よりは楽だろう。どちらにせよ、正面の見張りは倒す必要があるな。さて、どう攻めるかな…」

見張りとの距離は10ブロックほどある。テレキネシスは届くものの、絞め殺すレベルの力は送れない。

ふと、スカルが口を開く。

ス「そうだ、ランドって確か具現化使えたよな?それで囮を作れば隙が出来るんじゃないか?」

なるほど、と思い、早速具現化で人形の囮を作る。ついでに目潰しグレネードもくっ付けた。

それをテレキネシスで操り、目立つように走らせた。

見張りA「誰だ!」

見張りB「ここは立ち入り禁止だ!」

囮に向かって銃弾が飛ぶ。テレキネシスを解き銃弾が当たったかのように囮を倒すと、見張りはそれに駆け寄り、正体を暴こうとする。

プシューという音がしたと同時に、催涙ガスが吹き出る。

見張りA「ぐあっ!?なんだこれは!?」

見張りB「目があああああ!!!目があああああああああああ!!!」

目と鼻への強烈な痛みに悶絶する見張り。

その隙に二人は入り口近くのコンテナに隠れる。

施設の壁と囲いの間には、1マスほどの通路がある。

二人はコンテナからそこに移ると、足音を立てぬように進んで行く。

敵と鉢合わせになる危険性もあるが、正面から突入して捕まるよりはマシだろう。

やがて、少し開けた所に出る。シャッターと何台かのトラックが停めてある所から、恐らく物資を運び入れる為の場所だろう。

ここにも見張りが二人、そして裏口と見られる鉄のドアも見られる。

トラックの影に隠れながら進み、見張りとの距離を詰める。

ラ「(この距離なら届くはず…)」成功する事を祈りながら、テレキネシスを発動する。

見張りC「ぐお…ッ?首…がッ…」バタッ

見張りD「あ…がが…が…」バタッ

見張りが動かなくなったのを確認してから、鉄のドアに近づく。

原作ではスイッチが必要だが、このドアは押すと簡単に開いた。ザル警備である。

研究所の中は短い通路が多く、何度か巡回している見張りにぶつかりそうになった。

~30分後~

二階、生物研究ラボに着いた。先ほど入手した地図によると、この階に今回の任務であるファイルがあるそうだ。

階段から廊下に出ようとしたとき、何かにぶつかった。

見張りE「だれd…ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!」すんでの所でスカルがスタンガンで感電させた。

その直後、後ろから殺気を感じ振り返りざまに発砲する。

見張りが短い悲鳴をあげて倒れた。下の階から上がってきたようだ。

ス「警備が増してきたな…早いとこファイルを回収した方がよさそうだ。」

その後、4人ほど見張りに遭遇しつつ(勿論黙らせた)、なんとか目的の部屋にたどり着いた。

部屋のドアには「モンスター研究室」という札がかかっている。銃を構えながら中に入る。誰も居ないようだ。

部屋のは中薄暗く、本棚がいくつもあり、図書館のようだった。パソコンも何台かある。

部屋にあった椅子やテーブルでドアを塞ぎ、中を探索する。

ランドが、部屋の奥で何かを見つけた。巨大なカプセルのようなものがいくつか並んでいる。

ラ「なんだろう?これ…」

近寄って中を見たランドは言葉を失った。

培養液に満たされたカプセルの中には、人間のようなモンスターのような、歪な生物が閉じ込められていた。

あらぬところから腕が生えているもの、内臓が露出しているもの、ピクピクと脈打っているもの…

見るも無惨な生命体がこちらを睨み付けている。

ダメだ…耐えられない…と思い目を背けるが、恐ろしい吐き気と嫌悪感に襲われ過呼吸になり、その場にうずくまってしまった。

それに気付いたスカルがランドに駆け寄る。

ス「おい!気をしっかり持て!ゆっくり深呼吸するんだ!」

言われた通りに深呼吸すると、すこしづつ落ち着いてきたが、しばらくの間震えが止まらなかった。

あれが…同じモンスターの成れの果てなのか…

落ち着いてくると、回収するファイルを探すため、本棚の方に向かう。

「モンスター合成型生物兵器 成長記録」というファイルを見つける。

開くと、A-1~20 B-1~5 C-1~10という簡単な目次があった。

いくつかのページに目を通すと、様々な事が分かってきた。

モンスターの材料はさらってきたモンスター等を元に作られていること、A列は物理的な結合、B列は人間とモンスターの細胞を掛け合わせて作られていること、C列は遺伝子的な操作により作られていること、実験台の約半数は拒絶反応や暴走、脳及び臓器の欠落、奇形等により処分又は死亡していること、そして…条約上、このような非人道的な生物兵器の利用は禁止されていることなど…

ふと、フリルが「B-3」と名乗っていた事を思い出す。

B-3のページを開くと…そこには、フリルの写真と情報が乗っていた。

【B-3】

モンスターの細胞;ガスト

状態;ほぼ完成

特徴;低威力の火球を発射可能。頭部にガストの腕と見られる触手、酸性の涙、僅かな飛行能力。

備考;B列で一番完成に近い個体。近日、実際の戦場でテスト予定。

  おとなしく、非好戦的な性格であるため、誘導する際には薬物や死なない程度の暴力が必要の場合あり。

…と記されている。

やはりか…と思い、ファイルを閉ようとしたその時、強烈な目眩に襲われる。やはり精神的に受けたダメージが大きすぎたようだ…

震える足取りでスカルに近づき、ファイルが見つかった事を伝える。

スカルはそれを受けとると、ランドの様子がおかしい事に気付く。

ス「ランド、今すぐここから脱出しよう。このままじゃ体が持たないぞ。」

ランドが「ああ、そうしよう。」と返そうしたとき、ドアが破られる音がする。

「マズい…」と思い、咄嗟にスカルを掴み、テレポートを強行する。

普通ならこんな精神状態でテレポートを使うと、途中で切れるか失敗する。一か八かである。

あの石の部屋をイメージする。

すこしづつブロックが分解され、転送されていくが、やはり意識が持たない。

「ここで倒れたら自分どころかスカルまで死ぬ…それよりは…!」という思い一つでなんとか意識を保つ。

そして、冷たい石に投げ出された感触とともに、意識を失ってしまった…

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