The.end?~果て男の復讐劇~   作:クリーパー

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どうも、投稿が遅れたクリーパーです。本当に申し訳ない。
前回はグロ注意(そうでもないけど)だったので、簡単なあらすじを書いておきます。
《あらすじ》
研究所に潜入したランドとスカル。
見張りを倒しつつ目的地の研究室にたどり着く。
そこで彼らが目にした物は、実験台にされたモンスターと、それらの記録だった。
データを回収した直後、部屋のバリケードが破られしまう。
果たして二人は無事帰還できるのか―


決意

ス「おい!目を覚ませ!逃げるぞ!」

 朦朧とする意識の中、スカルの怒鳴り声が聞こえる。

 しかし、もう体を支える気力も無い。テレポートは失敗し、研究室の入口近くに飛ばされてしまったようだ。

 こうしている間にも、後方ではサイレンが鳴り響き、足音が聞こえる。

 ああ、ここで死ぬのか…再び意識が遠ざかる。

 やがて視界はぼやけ、夢か現実か区別がつかなくなってきた。

………いや、まだ死ねない…

 突如として、一筋の光のように心の中に生きる願望が射し込んだ。

…そうだ…ここで死んだら…

 その光は力を増し、強く輝きだす。

……妹が…報われないじゃないか…

 光は思いとなり、決意となり、そして…殺意に変わった。

 遠ざかっていた意識が戻り、ぼやけていた視界も元に戻った。

 彼の体に異変が起きた。

 体には幾筋もの基盤のような紫の模様が走り、鈍く光っている。

 力を込め、ゆっくりと立ち上がる。

 スカルに「逃げろ、ここは食い止める。なんとかしてその資料を持ち帰ってくれ。」と告げ、動力剣を片手に真っ向から敵に向かっていった。

 難しい事は考えない。目の前の敵をた だ た だ 殺 し 尽 く せ ば 良 い だ け だ 。

 ここは幅3マス細い通路。多数対少数には持ってこいの地形だ。

 先頭の敵に飛びかかり、動力剣で首元を掻き斬る。

 首は宙を舞って地面に落ち、首を無くした体は2、3歩後ろによろけた後、地面に倒れて赤黒い血を噴き出した。

 動揺して戦意を無くしている敵にも容赦なく刃を突き立て、あっという間に50人の敵兵を血の海に沈めた。

 先に進むと、エントランスのような場所に出た。

 先ほどの通路より遥かに広い。ちょうど増援が到着したようだ。

 銃弾が飛んできたが、具現化で作った壁で防いだ。

 銃が効かないと知った敵は、それぞれ剣を抜いてこちらに迫ってくる。 

 が、最大出力の動力剣で剣もろとも切り捨てた。

 動力剣の最大出力は2000℃。鉄の剣は溶けてしまう温度である。

 動力剣がオーバーヒートしたため、今度は鎌を具現化し、応戦する。

 本来のランドの具現化の強度は石より少し硬い程度だが、超能力は精神状態に大きく左右されるため、強い殺意を抱いている今はその数十倍もの強度と切れ味を持っている。

 集まってくる敵を凪ぎ払い、降りかかる血しぶきもものともせずに、10分とかからない内に増援も殲滅した。

 もうここに敵は居ない様だ。安心と共に、体の模様もいつの間にか消えていた。

 彼は再び基地へのゲートに向かって歩き始めた。

 もう人間を恐れない。

 強い決意が、彼の中に生まれた。 

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