The.end?~果て男の復讐劇~   作:クリーパー

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どうも、またまた投稿が遅れたクリーパーだよ(泣)
前々回グロ注意とか言っといて、前回もそこそこグロくなってしまいました。申し訳ない。
作中で、「ここの意味が分からない」「もっと詳しく」「ナニイッテンダ!フジャケルナ!!(0H0;)」等の場面があれば、どんどん聞いてください。
それでは本編へGO!


安堵

『6日目;彼の呼吸と脈拍は安定してきた。

    ただし、目覚める気配は一向に無い。

    彼は研究所での戦いで、自分が出せる力の何倍もの力を使っていたらしい。

    彼は血まみれで基地に帰ってきた。相当激しい戦いだったみたい。

    スカル達が支える間もなく、彼は前後不覚に倒れこんだ。

    私は何もできなかった。でも、気付いたときには何故か涙が溢れていた。』

ここまで書いて、彼女ははっと我に返った。

「変なこと書いちゃった…」と小さく呟くと彼女…フリルは、記録帳の3行目から下を慌てて消した。

治療室の窓からは外が見える。彼女は日の光の射す草原をぼんやりと眺めながら、物思いに更ける。

なんで私はあの時泣いたんだろう…?

危険な戦場から助けてくれたから…? 自分に何もできなかったから…? ただただ血が怖かったから…?

「…わかんない」と呟くと、フリルはため息をついた。

そして、残りの行に何を書くか考え始めた。

痛々しい姿をした彼を見るたび、何故か溢れそうになる涙を抑えながら…

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暖かな光が射している。

開け放たれた窓から吹き込む風が、やさしく顔を撫でている。

気がつくと彼は寺院基地の治療室に寝かされていた。

意識が戻るとともに、少しずつ記憶も戻ってきた。

心の中で「(帰ってこれたのか…)」と彼…ランドは呟く。

机のほうに気配を感じ、痛む首を庇いながらそちらの方を向く。

机では、フリルが記録帳に何やら記入している。

ふと、彼女が「変なこと書いちゃった…」と呟く。

慌ててそれを消している彼女を見て、ランドは彼女が涙目になっている事に気が付いた。

…どうしたんだろう…?

そう思ったランドは、起き上がって「どうしたんだ?」と声をかけようとした。

が、それは強烈な激痛によって遮られてしまった。

痛みに声を漏らし、そのままベッドに倒れてしまった。

まだ傷は癒えていないようだ。

痛みを堪えて目を開けた彼の視界に飛び込んできた物は、心配気にこちらを見つめるフリルの顔だった。

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「だいじょうぶ…?」

思わず口をついて出た言葉に気づいたのはその数秒後だった。

「ああ…まだ傷が十分に癒えていないみたいだ…」

冷静に答えているようで動揺を隠せていないランドの言葉を聞くにつれ、自分の顔がみるみる紅潮していくのを感じる。

「大丈夫か?そんな顔して…」と、少し笑みを浮かべたランドが言い終わらない内に、半分反射的に、半分恥ずかしくて早足で治療室を出ていった。

人と話すのは苦手だ…

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突然の言葉に一瞬驚いたが、口許に自然と浮かんだ笑みにつられ、「大丈夫か?そんな顔して…」とまで言った所で、顔を赤くしたフリルは足早に治療室を出ていった。

一人となった部屋で、ランドは少し喜びを感じていた。

一つはまた生きてここに帰ってこれたことを改めて喜んでいた。

もう一つはほとんど人間と同じ姿のフリルを見たとき、また殺意がぶり返してこないか心配だったこと。

嬉しくなった彼は、思い切り伸びをし、そしてまた悶絶していた。

「(完治はまだ少し先だな…)」

と心の中で苦笑すると、彼は再び眠りについた。

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