俺がアルトリアの家にすみ始めて数年がたった。なに?詳しく教えろ?嫌だよメンドクサイ······
なんかこう·····慣れたうんその···な?
最近の食生活が良くなったのかアルトリアのなんか笑顔が増えたてご飯の時になるとすごい速度で走ってくるんだ····あれはすごいと思う。剣技の知識で鍛え上げというのにアルトリアの動きが捕らえることが出来なかった。
他にもあるとすれば······えー····そうそう‼なんか胡散臭い爺が来たなとりあえず忠告して殴っておいた僕は悪くない。
またきた時はそのことにはケイ兄さんとアルトリア、俺共々城に引き取るといっていた。
騎士としての英才教育を施すとかなんとか言っていたが、とても嫌な予感がした。
ケイ兄さんは猛反対というわけでは無いが、若干の抵抗を見せていた。村を離れて胡散臭い魔術師の元に行くくらいならば確かに現状維持を選ぶだろう。しかしマーリンは安定した生活環境を持っているため、アルトリアのためにも着いて行くという選択も有りと言えば有りであった。
個人的に全然信用できないため私も少し抵抗気味であったのだが、アルトリア自身が着いて行く気だったので潔く折れてしまったのは俺とケイ。仕方なく胡散臭い花の魔術師に着いて行くことになった。
やったぜ‼あのくそ野郎を驚かせてやったぜアルトリアがついに魔力を制御出来るようになった。
アル「やりました‼アルマ兄さん‼」
マーリン「アルトリア····君は····」
アルマ「んl?以外かぁ?」
マーリン「ああここまで出来るとは····」
アルマ「流石アル‼俺の妹‼」
マーリン「そういえば君たち兄妹だったね」
アルマ「肉となれ」
俺は木の剣をマーリンに振るうが
マーリン「おっと危ない」
ちっ····!!
アルマ「避けんな」
マーリン「まぁまぁそう怒らない折角のかわいい顔が台無しだよ?」
アルマ「マーリンてめぇ俺がアルに似ているだけの男だと知ってるくせにわざとだろ」
マーリン「にしてみ君の剣技は末恐ろしいものだなアルトリア以上だからねぇ」
アルマ「話そらすな」
マーリン「ハハハハハハハハ」
こんな感じにマーリンは大層興味深げに俺を観察しては俺の料理を称賛したり剣技を褒めたり────どうやらすでにその時から俺はあの馬鹿に観察対象にされていたらしい。実に傍迷惑だ。斬るか?
とはいえそこまで悪いことだらけでは無かった。
俺はマーリンから魔術師になる才能があると言われた。
素質だけの話ならばマーリンをもにも越えることできるかもしれないし、持っている魔力回路の質と量が尋常ではないらしい。というか質や保有魔力だけならば順当に修行を重ねていけば将来自分と肩を並べられるだろう、と本人は言っていたがいまいち実感がない。どうせあっちの誇大広告だろうが。
まぁなんやかんやで俺の才覚がわかった瞬間から世界でも有数の最高峰魔術師であるマーリン直々のパーフェクト魔術講座が始まった。
時間はたっぷり。教師も最高の魔術師と来たのだから――――その数年後、出来上がったのは凄まじい物であった。時止め魔法でもやってみようかな?
WR
念のために高速魔法詠唱を獲得して戦いに備えることとしたこれでも一応他の目的がある。
ブリテンは食糧難であるさから例え料理がうまくなっても食べ物がない。
だから俺はわざわざマーリンに魔法を習いどうにかしようとした。
うまくいきましたまる。
そんなこんなで、俺もアルトリアも一人前の人間として無事育つことができたわけだ。ケイはマーリンに見向きもされなかったので自己鍛錬に勤しむしかなかったが。あの泣きそうな横顔は見ていてこっちも泣きそうになった。不憫だな、兄さん。そしてシネマーリン。
でだ。あれからもう五年たったのだ。
あのクソジジイ――――マーリンは実は数年前から予言をブリテン中に広めていた。
曰く、『運命の日、その時選定の剣を抜く者が栄えある王となる』と。成程、俺がこのブリテンに来て真っ先に排除すべきはどうやらマーリンの野郎だったらしい。だがもう遅い。何せ今日が運命の日なのだと俺は初めて聞かされたのだから。わざと隠していたのだろうが。用意周到過ぎてぶん殴りたくなるよあと殺すマーリン。
─────そしてその日が来た
俺は散歩ついでに聖剣が刺さった丘へ来ていたそこにはいつものマーリンと
────聖剣を両手に持っていたアルトリアが
アル「に·····兄さん」
アルマ「·············」
俺はいつもの優しげにアルトリアを見つめていた
アル「私·····は家族を······守りたk····」
アルマ「アルトリア‼」
アル「······ッ‼」
アルマ「お前の家族は·····死ないさ」
アル「兄さんッ‼」
アルトリアは我慢することが出来なかったのか俺に抱きついてきた。安心を求める子供のように泣き崩れた。あとマーリン殺す。木の剣だが俺ならこれでマーリンを切り刻むことができるな、よし。いける。
マーリン「やるなら急いだ方がいいよ?」
アルマ「お前を切り刻むの?」
マーリン「城の騎士たちが来るよ?」
アルマ「認識阻害いけるか?」
マーリン「僕を誰だと?」
アルマ「胡散臭くてうざくて死んで欲しくて変態で変態で死んで欲しい奴」
マーリン「ハハハ‼照れ隠しはいいよ?」
アルマ「早くしろ」
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[認識阻害内]
アル「兄·····さん?」
アルマ「服貸すから着替えろ」
アル「ふぇ⁉わ、私がアルマ兄さんの⁉」
アルマ「やっぱ嫌か?こんなやつの服なんて」
そう俺がいいしょうがなくマーリンに持ってないか聞こうとしたがアルトリアに腕を捕まれて
アル「そ、そんなことはありません」
アルマ「そ、そうかわかった」
俺が服をアルトリアに貸そうとしたが再びアルトリアに止められた
アルマ「········アル?」
アル「アルマ兄さんは········」
アルマ「············?」
決してわからないだけであったがアルトリアの言葉という爆弾で一気に理解することとなる
アル「兄さんは·······
私に服を貸したあとどうするんですか?」
衝撃が走った。そうアルトリアは女の子。俺、アルマは男の子である。いつもアルトリアは女物の服を着ていて俺はもちろん男物の服を着ていた。
背丈も肩幅も顔も目の色は少し俺が濃いだけでほぼ瓜二つと言っても過言でもないである。俺がアルトリアに服を貸すことができたら俺がすっぽんぽんそう下着だけになる。
そこでアルトリアが最終最悪の手段を安定する。
アル「兄さんが私のふ、ふふ服を着てください‼」
アルマ「·····················」
アル「に、兄さん?」
アルマ「──急ぐぞ」
アル「·····ッ⁉は、はい‼」
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結界内から出てきた俺たちをみてマーリンは目を見開いた。
マーリン「これは驚いた····!!違和感ない····!!」
アルマ「マーリン何も言うな」
マーリン「·······これには了解したよ」
俺は最終最悪の手段である服交換を行いアルトリアは男装をして俺は完璧な女装となる。
アルマ「くそっ·····何でこんなことに····!!」
アル「すいませんアルマ兄さん······」
アルマ「いやアルは悪くない·····すべてマーリンにせいだうんそうだよしマーリンを殺そう」
マーリン「うんさりげなく責任転換しないでくれよ?というか最近その言葉をアルマちゃんの口から聞こえてくるんだが?」
アルマ「お前のせいだろうがああぁぁぁああぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!」
アル「に、兄さん‼落ち着いてください‼これは私の意思なんですから‼」
アルトリアの言葉に固まる。
マーリン「────きたよ」
アルマ「アルトリア」
アル「はい兄さん」
その後、大量の甲冑姿の民衆が駆けつけてくるまではそう時間はかからなかった。
打ち合わせ通りにアルトリア――――改め、アーサーは俺が即席で用意した男服を着た姿で『勝利すべき黄金の剣』を空高く掲げる。
それに応え黄金に光る選定の剣。それは紛れも無くこの少年がブリテンの『王』であることを示す威光であった。
平伏す民衆。目的を達成して満面の笑みを浮かべるマーリン。
王としてここに誕生した、無表情のアーサー。
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ケイ「まぁぁぁぁぁりぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんんんんんんんっんんんんん‼」
まず聞こえたのは塔の中でマーリンの胸倉を掴み上げて絶叫しているケイの姿であった。
血走った眼で少し剣が得意なだけの青年が年齢不詳の最高位魔術師を恐れず睨みつけている様は、あいつを切り刻むことができる俺でも少々冷える物があった。
ケイ「アルに何をしたああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
マーリン「アーサー王」
ケイ「······ッ‼うおぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉまぁぁぁぁぁりぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんんんんんんんっんんんんん!!!!」
ケイ兄さんがマーリンの名前の名前をいうときついひらがなになってしまうほど怒っていた
俺も実を言うと影で練習していた(知識の中にあった)『スターバーストストリーム』をあいつに炸裂させたい気分なのだ。それをケイ兄さんが代わりになってくれているのだから、感謝してもしきれない。妹思いのツンデレ兄は今日も元気に妹のために動いてるよ。やったぜ‼
マーリン「落ち着いてくれよ、ケイ。こんな形では話もできないだろう?」
こいつ······地球の肥やしにしてやろうか?
それとアルトリアは現在、精神的な疲労もあって部屋で休んでいる。それにこの話はあの子に聞かせられる類ではないだろう。
マーリン「ところでアルマ?君が最初に来ると思っていたが?」
アルマ「········いやアルのためでもある」
ケイ「アルマ⁉アルがブリテンの王になったんだぞ⁉」
アルマ「ケイ兄さん·····あいつは民を俺たちを守りたいといっていた」
ケイ「········ッ⁉わかった」
ケイ兄さんがあのときアルトリアが言った言葉をいったら簡単に折れたアルトリアのことだからなのかもとから心の余裕がなかったのかもしれない
アルマ「マーリン?」
マーリン「なんだい?」
アルマ「俺もペンドラゴンと名乗ればいいのか?」
マーリン「······それは君の自由だ」
アルマ「なら俺もペンドラゴンとなろう」
ケイ「お前は······アルマはどうするんだ?」
アルマ「旅に出るよ」
ケイ「·····ッ⁉アルマ⁉お前今アルトリアを支える気がないのか⁉」
マーリン「理由を聞いても?」
アルマ「俺がアルの側にいてみ優しくしてしまい成長をしないからあいつの成長のためと自分の成長のために旅に出よ」
アルマ「それに、武者修行も兼ねているからな。今の俺じゃ、王になった時のあの子は守れないからな。だから海の向こうで強くなってくる。当面はそれが目的だな」
マーリン「…………そうか。もう、選択は決まったのか」
アルマ「そうだな」
マーリン「私としては、出来の良い弟子がいてくれると助かるんだけどね~」
アルマ「忘れたの? 俺の妹を泣かせた罪は重いよマーリン❤」
マーリン「あちゃ、やっぱ駄目?」
アルマ「DA☆ME☆DA☆。むしろたった肉片にしなかっただけで済んだことにありがたいと思ってくれないかな」
マーリン「はっはっは、しょんぼりしちゃうなぁてか君って聖剣級のものを持ったらどうなるんだろうね」
アルマ「そしたらマーリンが今晩の夕食になるね」
マーリン「いつ出るんだい?」
アルマ「今から」
マーリン「ふんふん。ではこの大魔術師マーリンが一つプレゼントを贈りましょう」
というとマーリンが手を叩いて黄金の光が輝いて視界を埋めた
すると食卓の上に一本の剣が何もない空間から出現した。空間転移の魔術を詠唱も無しに発動するとは。伊達に大魔術師と名乗ってはいないらしい。性格は最悪のくせに実力は一級品なのだから本当に性質が悪い。
俺も覚えよう空間魔法。
アルマ「これは……選定の剣?」
マーリン「いや、正確にはその派生型にして最高作。その名も《迸るは極光聖剣〈エクスキャリバー〉》。――――どうかな?」
俺は卓上に置かれた剣を取り、豪華な装飾が施された鞘から黄金色の剣を抜き放つ。
確かにあの時アルトリアが握っていた剣と同じ風貌だ。纏う気配という物が類似している。少々憎たらしい存在ではあるが、剣としては名剣と言えるだろう。
そして良く馴染む実に馴染むぞぉ‼
アルマ「……ん? ちょっと待って、派生型ってことは選定の剣はお前が!?」
マーリン「そうだよ? ウーサーに頼まれてね。むしろ、私以外にあんなものを作れる奴が居るなら、是非拝見したいね。とは言っても、そこまで手間暇掛けたわけでもないけど」
確かに特定の条件にあてはまる人物でなければ抜けないという仕組みは魔術でなければ不可能だろう。
まさかアルトリアが生まれる前から既に仕込みを終えていたとは――――罪状が増えたな爺め。殺すマーリン殺す。とりあえずマーリン殺す。
アルマ「でも、失敗作ってことは」
マーリン「そう。その剣はちょっと『聖剣』としての機能を重視した代わりに、肝心の『王を選ぶ』機能がなくなっていたんだよ。いやぁ、一番重要な機能を付け忘れるとは、あの時の私は抜けていたよ。はっはっは」
アルマ「つまり、強度や切れ味なんかは《約束された勝利の剣》よりこっちの方が上ってことね」
マーリン「そういうこと。それがあれば魔獣程度なら両断できると思うよ~?」
アルマ「……あとで魔改造しておこうかな?ビームこうビーンってしようかな?」
少々鞘が派手だが、とりあえず布でグルグル巻きにしておけば大丈夫だろう。
俺はマーリンからの贈り物を頂戴し、予めまとめていた自分の荷物の入ったカバンを肩に掛ける。
早いが、もう旅立ちの時だ。
これもまた運命の日が出立の日とは、縁起が良いのか悪いのか良くわからん。
アル「アルマ兄さん‼」
アルトリアが来た
アルマ「アル?」
アル「行かないでください·····!!!」
アルマ「······アル」
アル「アルマ兄さん·····!!」
アルマ「アルトリアお前はブリテンの王となったこれが何かわかるな?」
アル「·······はい」
アルマ「お前は何かあると俺かケイ兄さんに頼ろうとする。がお前は王。ブリテンの王。」
アル「兄さん······」
アルマ「アルトリア······騎士として·····王として····強くなれ····!!!俺も旅に出て強くなるから·····!!」
アル「兄さん·······d·······」
アルマ「アル?」
アル「·········Zzzzzzzzz」
マーリン「寝たかい?」
アルマ「工房借りるぞ?」
マーリン「何をするきだい?」
アルマ「何って俺の聖剣を改造する」
マーリン「······本当に何をするきだい?」
アルマ「希望の塊の剣なってやる」
マーリン「······意味わからないがセリフを誤魔化していってるのがわかるよ」
工房で聖剣の魔改造が終わった。自分でも正直やり過ぎたと思う。多分カリバーは越えたかもしれん。
聖剣が生命とかなんかすごいなにかが含まれているのが直感でわかる。安易に放ってはいけないと。
離れるたびに「これでよかったのだ」と自分に言い聞かせる。
酷い後悔が胸を絞める。
だけど――――だからこそ。
俺は何時か絶対に妹と再会しようという気持ちが、底なしに溢れたのだった。
希望の極光聖剣を握りしめ、俺は歩き続ける。
旅回です。
まだ刀はてにいれていません。
竜の因子を入れてなくてもアルマは魔力が多いです。
何?アルマの女装姿がみたいだと?
何いってんだ?アルトリアとかわりないんだ·····