茜色の空へ   作:北園葵

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第2話

 

 

その他に言われた事は思い出せない…何故だ!何故思い出せない。何故なにも知らない!…

貴様は誰だ!「私は〇〇ですよ。」なんだと!そんなはずは無い。「いえ、残念ながら本物です」

「それではさようなら、北の神、波風の坂」

 

 

 

教室に着いた私は驚いた

「な…に…これ」

と言ってしまったが誰もがこの状況を見たらこういうだろう

「にゃあ」

猫が私に寄って鳴き声をあげた

教室には30は超えるであろう猫がいたのだ

「かなえこれどういうことかな?」

桜が聞いてきた

「桜も知らないの?」

私はてっきり桜がしたのかと思っていた

「私がきたときにはこうなってたから」

今の時刻は7:30分教室の中にはだれもいない…。猫を除いて

私は学級委員だから少し早めに来ている桜はそれに合わして登校している

いつもはこの時間には殆どいない、もちろん猫もだ。

「桜、取り敢えず職員室に行って先生に言わないと」

私は平常心を取り戻して言った。

「あ、そうだね」

桜も考えるのをやめて言った

「じゃあ私職員室に行ってくる」

そう言って桜は走って行った

「なんで猫が?」

これが一番気になることだ。

今までこんな事はなかった、あったら困る

そう考えてると桜が先生をつれてきた

「連れてきたよ」

息を整えて桜が言った

「おい、猫なんかどこにもいないじゃ無いか」

「「え?」」

私達は一斉に声をあげた

猫はまだ教室にいるのだなのに先生は猫なんかいないぞという

「でも先生…」

桜が言おうとするのを止めて私は言った

「考え事をしてる時に逃げられちゃいました」

先生はやっぱりなという風に頷いていった

「そうか、岩本勉強頑張れよ」

そう言って先生は戻っていった

「ありがとうございます」

私はお礼を言って見送った後なんで猫が逃げたって言ったの?と顔に書いてある桜に教えた

「先生は見えなかったんだからどれだけ説明しても無駄だよ。みんななら見えるかもしれない」

そう言うと桜は、あっという顔をした

「そうか、見えない人に何を言っても無駄だもんね」

そう言って大きく頷いた

「この猫達野良猫かな?」

私が言うとこういう声が聞こえた

「私達は野良では無い、北の神波風の坂の能力が実体化したものだ」

私は驚いて桜を見た、桜も同じように私を見てる。という事は桜では無いということだ

「波風の坂って海に近い神様がいるっていう坂?」

私が聞くとその質問に合わせて答えが帰ってきた

「そうだ、しかしある者に神は殺された…いや消滅というべきか。出来れば波風の坂を助けてほしい。

4人の神が集まってこの町は生きているのだ。1人でもいなくなるとこの町は…」

震えた声で猫が言っている

「消えるってこと?」

私が考えたことを言うと

「そうだ、助けてはくれないか」

私は少し考えて言った

「私達は助けたいけど何も出来ないよ」

そうすると猫は首を横に振った

「私達と契約を結べば力が使えるようになる。」

猫は小さい声で言った。

「おはよう、…ってなんで猫!?」

しまった、話してるうちにみんなくる時間に

「は?あんたついにおかしく……猫?」

みんなには見えてるってこと?

「かなえ、みんなには見えてるみたいだね」

桜が言った。そうしてるうちにみんなが揃った。

私は猫が話してたことをみんなに話した。

「質問、助けるってどうやって助けるの?」

この子は男子の中でスポーツが得意な子

「私と一緒に異世界に来てほしい。しかし無傷で済むとは思えない。」

猫が言った。

「無傷じゃ済まないって私達はそんなのにいかないといけないの?」

「異世界って面白そうだな」

いろいろな意見があり大きく二つに分かれた

一つ目は、何もやらなくて死ぬならやれるだけやりたい派

二つ目は、そんな面倒くさいことやりたくない派

私と桜は一つ目のグループだ。

一つ目のグループが二つ目のグループを説得してる

「何にもやらなくて死ぬなんて最悪だ。やれるだけやった方がいい」

と言ってるにもかかわらず

「面倒くさい、あんたらが全部やれば私達は大丈夫じゃん」

それを見て猫が言った

「私達が異世界に行くとこの町は一時できに消える。もし1人でも戻ってこられたら町は戻せるし我々を見えてない人も戻せる

異世界に行った人達もだ。しかし我々を見えていて異世界に行かない人達は消える。これは何度か起きている現象だ。」

あたりが静まり返った

「…それ、本当なの?私達いかないと消えちゃうの?」

驚いたように言う

「100%とは言えないが何人かは確実に消える」

猫が冷静に言った

「私、やっぱり行く何もしないで消えるなんてやだよ。」

「私も誰か1人でも残ればいいんでしょ」

こうして結果的にはみんな行くことになったが

「自分たちの力を決めるのは異世界についてからだ。そこから全て説明する。」

みんな緊張してない。すっごい楽しそうな顔してる。

「では、いくぞ。」

猫が両足を上げて床に降ろした

はーどうなるんだろう私は憂鬱になるのだった

 

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