妄想 想像して書いてるだけなので
原作と話が違っても許してください
「おーい可憐 またお呼び出しだよ」
にやにやしながら言ってくる 親友に目を向けた
また お呼び出しか…
お呼び出し それは通称告白だ
私はなぜだかモテる
北条可憐の告白スポットは 中庭と決まってるらしい
誰が決めたんだそんなこと…
私は正直いってどうして自分がモテるのかが分からない
私は全てが普通 全てが平凡
なのに 告白してくる男の子たちは決まって
「一目惚れしました!!」
って言う 現に今告白してきた男の子だってそう
ていうか 私の本音を言ってしまうと 私は今高三 しかも今は冬
受験がだんだんなのに恋愛にうつつを抜かすなんて考えられない
なのにそんなことも知らずに告白してくる男の子たちには ウンザリする
今告白してきた男の子には「ごめんなさい」と言った
というか 告白なんかよりも早く帰ろう
家に帰って受験勉強しないと…
落ちたりでもしたら 私の夢 女優になる夢が叶えられない
私の夢は 女優になること
演技も何もかもが完璧な女優になること
声だけでも 動作だけでも誰かの心を動かせたら
将来の自分を想像して顔が二ヤけそうになるのを
必死に抑える こんなとこでニヤニヤしてたら
怪しい人って思われちゃう
丁度横断歩道に引っかかった時だった
横断歩道の真ん中に 男の子がフラフラと歩いていた
な なにをしてるの あの子
周りを見ても誰も男の子を助けようとせず まるで
見えていないようだった
私は 助けようと 横断歩道に足を踏み入れた
そして 私は気づいた 車が男の子に近づいていることに
運転手は電話でもしているのか こちらには気づかない
私は 男の子のところへ走り寄って歩道のほうに
着き飛ばそうとしたが 男の子の体に触れたはずなのに
そのまま すりぬけた
嘘でしょ…?
最後に覚えているのは こちらを振り向いた
男の子の満面の笑顔と激痛だけだった
……ん? ここはどこ?
なんだか温かい でも ここは 水の中?
赤っぽい でも狭いここは
なんだか嫌な予感がする…まさか
この水って羊水? この狭くて温かく狭いところはお腹の中?
まさかね…まさか…
すると 下に引っ張られるような感覚あった
もしかしてこれは 陣痛?
そのまま 流れるように少しずつこの中から出てきた
ああ やっぱりお腹の中だったんだ
出た瞬間 泣こうなんて思ってなかったのに
やらなきゃいけないことは勝手にしちゃうらしい
「おぎゃあああっ おあっ おぎゃああああっ」
自分でもうるさいなんて思ってしまうほど
大きな泣き声
それからは 泣くか寝てるかの二選択で
でも 多分これは 生まれ変わったってことだよね?
この世界に生まれて印象的だったことが何個かあった
一つ目 私の親は美と醜だということ
私の母上はとても美しくて 清らかな人だった
でも父上は普通な人だと思う でも心の濁りが瞳にも映り
なんていうか 穢れている人にしか見えなかった
二つ目 ここは江戸時代あたりだということ
私は前世では歴史が得意で江戸時代なのかな…
って言うのは結構すんなり分かった でも
前世よりも過去の世界に生まれ変わるとか そんなことってあるんだ
三つ目 私が生まれた家は結構いい家で 私は村人ではなく
みんなに 姫様と言われるほどの家に生まれたらしいということ
私はこちらの世界では 麗という名前らしい
みんな 麗姫様 麗姫様 と呼んでくれる
みんな優しい笑顔だから 嬉しいのなんのって
まあ とにかく 楽しくやっていこうかなって思ってます
でも ショックだったのは私は死んだことで女優になることが
出来なくなった事 でも このことは綺麗さっぱり忘れようかと思う
そして 私が 一歳を迎えたころだった
姿 形は一歳時でも 頭脳はちゃんと高校三年生だ
母上と父上が話していた内容は大体分かった
「赤子が出来た」
私は少し心配だった 母上はいいとして父上は…
なんだか嫌な予感がしてならない
生まれた私の妹は 珱 と名付けられた