ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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久しぶりの投稿です。誤字、脱字や禊ぽさやなじみぽさがぬけてしまうかもしれません。
これから一週間に一度以上のペースで投稿していきたいと思っています


第37話負完全は悪平等な人外とデートする

1

「禊君デートをしよう」

 

「は?」

 

平等なだけの悪平等(ノットイコール)で人外な少女(?)安心院なじみがいきなり過負荷(マイナス)の中の過負荷(マイナス)、過負荷の中の過負荷、混沌より這いよる過負荷(マイナス)。善も悪も無い混ぜにして全てを台無しにする過負荷(マイナス)の少年球磨川禊にデートを申し込んだ。禊は括弧(格好)つけるのも忘れていた。

 

『全く』『安心院さん冗談は止めてよね』『僕は過負荷(マイナス)だから油断すると』『すぐ惚れちゃうぜ?』

 

「どんどん惚れていいぜ。それと僕の事は親しみをこめてなじみちゃんでいいぜ」

 

禊は気を取り直していつものように括弧(格好)つけて言うとなじみはニッコリと笑って答えると禊はなじみに背を向けて言った。

 

『敵わないや』『どうせ無理矢理に連れていかれるだろうけど』『取り敢えず』『逃げよう』

 

「させないぜ」

 

なじみにたった数秒で捕まった禊は諦めていつものように言った。

 

『また勝てなかった』

 

2

禊となじみはいつもと変わらない格好で町に出ていた。

 

『安心院さん』『一ついいかな?』

 

「なんだい?」

 

『腕組む必要ある?』『結構歩きづらいんだけど』

 

「あるさ。デートだぜ?」

 

『つまり』『このままってわけか』『また勝てなかった』

 

禊はなじみに歩きづらい為か質問と離れるように言うがなじみは組んだまま離れない。世界中のあらゆる生物より弱い負完全の球磨川禊が宇宙が誕生するより前に存在した悪平等(ノットイコール)の安心院なじみが引き離せるはずもなくいつものように禊は敗北宣言した。

その後も禊は引っ張り回された。

 

「楽しかったぜ」

 

『そ、それは』『よかったね』『あ、あの』『安心院さん』『腕折れちゃったんだけど』『折れた腕を更に砕く勢いがあるぜ?』『いたたた』

 

「大丈さ。それにしてもさっきは面白い物見たんだぜ」

 

禊の腕からバキやボキッと音がして複雑骨折なっていた。勿論なじみの手によって。

なじみは笑っているが完全に目が笑っていなかった。何故こうなっているかと言うとなじみが少し目を離した時に通りかかった女の人に話しかけていた。

 

『やぁ』『お茶とかどう?』『用事がある?』『そうなんだざんねーん』『可笑しいな』『こうすれば上手くいくと思ったんだけどな』

 

禊はナンパ紛いをやっていた。直後なじみに頭を潰されたが直ぐに大嘘憑き(オールフィクション)で絶命を無かった事にして戻ってきた。

 

「さてとこのくらいで許して上げよう。だけどね。禊君次はないぜ?」

 

『いや』『ないぜって言うか腕が粉々になってるよ』『それに目を離した安心院さんがいけない』『だから』『僕は悪くない』

 

直後球磨川禊は死んだ。その後次の日になるまでずっと引き止められていた。


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