うーん?なんだか眩しいな…
電気、消してなかったっけか…
「………ハ?」
…ありのまま今起こったことを話すぜ…俺は家のベッドで寝ていたと思ったら海に浮いていた。何を言っているか分からねぇと思うが俺も何がどうなったのかわからない。
とりあえず起き上がる。
が、勢いが余って…というか、頭に重いものが乗っていたせいで屈伸みたいな体制になった。
なんだか頭に鉄の塊が乗っているような…
頭に乗っているものを両手で取る。
重いはずなのに普通に取れた。
で、取ったものは……何これ。
なんか…でかい口みたいなのがついた帽子?だ。
いや、何これ。
見ると帽子の下側にボタンが付いている。
それを特に何も考えずにポチッと押すと、ディスプレイのようなものが出てきた。
画面左側にカードのような中に自分と思われる女性の姿が。
今更自分の姿が女になっていても驚かない。
既に摩訶不思議な状態なんだから。
海上に座っているし。
とりあえず黙々と読んでいく。
ふむ、読んでみると自分の名前は空母ヲ級。
色々いじっていたら艦載機の出し方だとか色々見ることが出来た。
それにしても禍々しい見た目だ。
死人のような白い肌にスク水?とマント。
よくわからない帽子といい、摩訶不思議だ。
艦載機は頭の中で命じれば出すことが出来て、艦載機の映像は左目に映される。
艦載機への攻撃命令なども頭で命じればいい。
とりあえず陸に上がろうと、立ち上がる。
水上の移動の仕方はスケートのようなものだ。
スケートは得意分野だ。
早く陸に上がりたい。
3日後
代わり映えのない景色を見ながら延々と滑り続ける。
既に俺は考えるのをやめている、特に心に響かない。
1日目は広大な海を見て感動していたが2日目で飽きた。
一向に陸が見つからない。
数機ほど偵察機を飛ばしていたのだが、少し前から映像にはノイズが走るようになり見えなくなった。
まずこの世界のことについても俺は知らない。
もしかしたらどこかの国と戦争しているのではと不安なのだ。
争いごとは嫌いだ。
休まずに滑っていたので精神的にも辛い。
現在は灯台よろしく回りながら滑っている。
まだまだ、陸は見つからない。
4日後
この世界に来て1週間が経った。
現在俺はやっとこさ見つけた小島にいる。
現在は午後。
正確な時間は不明。
午前中に見つけた小島に内心狂喜乱舞しながら上陸した俺は早々に寝た。
で、目が覚めたのがその数時間後。
で、今は小島を探索している。
廃墟が立ち並んだ、元は街だったであろうところを杖をつきながら歩く。
何故ここを探索しているか、それは生活が最低限できるところを探しているからだ。
雨風しのげる場所が欲しい。
だがここは空爆にでもあったのか、屋根が吹き飛んでいたり壁が吹き飛んでいる家しかない。
もう少し探してみよう。
小さな一戸建ての家を見つけた。
窓は全て割れているものの、これはそこらじゅうにある木材で塞げばいい。
金槌、釘も見つけることができている。
ホコリだらけで掃除をしなければ生活は難しいだろうが、掃除をすればいい。
とはいってもモップなども見つけないとできないが。
早く見つからないかな。