鬼巫女に憑依する幻想郷ライフ   作:寿司三昧

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鬼巫女の口調は独自です。

今回も独自設定、キャラ崩壊などが含まれます。




異変が解決しました。

 

「これは不味い。非常に不味い。やっちまったか…?」

 

 

持ち手部分が頭に当たって弾けとんだ。

見た感じボロボロだった人?に止めを刺してしまった。

これは故意じゃないからな!見た感じ妖怪みたいだから…もしかしたらまだ息があるかもしれない。

 

…良かった。ギャグ漫画によくあるたんこぶで済んでいる。

門の前に…柵なんて吹き飛んでるが、門なのだろう。

それの前に守るように立っていたのだから門番…だろう。

うん。殺ってしまってたら恨まれてたかもしんない。

 

持ち手部分は弾けとんでるので証拠はない。

相手も気がついてないので可哀想だが放置する。

ついでにコーラも飲み干し、瓶は粉々にしておく。

 

…それでも見た目が人間なので結局放置できなかった。

鬼巫女の記憶では、治療効果のある札が一応、あったはず。…あった。ポケットに入っていたそれを頭に張り付けて、館から離れることとする。

 

他人の家に入るのには勇気がいるのだ。

 

…中でドンパチしてる音なんて聞こえない。聞こえないったら聞こえない。

 

 

「こんな赤い館に住んでるんだ。ちょっとなぁ…。」

 

 

真っ赤。本当に真っ赤。ろくな感じがしない。

 

すると頭の中に声が響く。

 

 

(おい。その館に入るのはやめろ。いいか、特に図書館にだけは入るんじゃねーぞ。)

 

 

んん?誰の声だ?

 

誰かは知らないが意見が合うようだ。

 

 

(あのメイドがこっちに居たんだ。…つまり"アイツ"…あの魔法使いが居てもおかしくない。アイツに会うのだけは勘弁だ。そのまんまあのメガネの奴の所に戻ることを勧めるぜ。)

 

 

あぁ、Cパッチェさんのことか。あれには確かに会いたくは。…パッチェさんのことを知ってる?つまりこの声は…。

 

 

(あん?私の名前?手前はよく知ってんだろうが。私の体を使っといてよく言うぜ。)

 

 

鬼巫女だった。ホントに会話できるとは…。

 

 

(まぁ、悪くはなかったな。あっちではあんな生活したことなかったし。というか、良いのか?そろそろ離れた方がいいぞ。戦いたいなら別だがな。)

 

 

へ?どゆことですかね?

 

 

(…あー。出てきちまった。あのメイドはもとに戻ってるみたいだが。あれがこっちの世界の私か、頑張っても狂位だな。あれは。)

 

 

振り返ると、館を派手にぶっ壊し赤い巫女と、ちっさい少女が出てきた。

少女には羽が生えてる。

 

なんだあれ。

 

(ありゃあ吸血鬼…って、あーあ。気づかれちまった。)

 

 

そういわれて、吸血鬼と巫女の方を見るとこちらを見て固まっている。

あ、あの巫女。店主さんに見せてもらった人だ。

鬼巫女もいってた通り。博麗の巫女のようだ。

 

 

「博麗の巫女が二人…?どういうこと?」

 

 

「そりゃこっちが聞きたいわよ。吸血鬼。」

 

 

よし。逃げよう。これはめんどくさくなる。

特に博麗の巫女。

一部の人(主に文さんからの情報)によると、話の前にまず喧嘩吹っ掛けてくるらしい。

 

 

(負けはしないだろうがな。逃げるのには賛成だ。なんせあの胡散臭いチビ妖怪が見てる。関わらない方がいい感じだ。)

 

 

鬼巫女も賛成のようなので、全力で地面を蹴りここから離脱を試みる。

地面が物凄い陥没する。それと同時に体が新幹線にてでも引っ張られているように吹っ飛んでいく。

 

 

(ちょっと体借りるぞ。)

 

 

と、鬼巫女と入れ替わったと同時に鬼巫女が体を反転し、ムーンサルトを放つ。

 

俺の進行方向に、ワープでもしたかのように待ち構え、攻撃体制に入っていた博麗の巫女がいた。

後ろには吸血鬼が追いかけてくる。

 

その巫女はお払い棒で防御する。

 

鬼巫女はそれを狙っていたようで、足でお払い棒を引っかけ巫女ごと一回転。位置を入れ換える。

 

巫女は追撃をしようと迫っていた吸血鬼とぶつかる。

 

二人がもつれている間に空気を足場にしたかのように空中で跳躍し、鬼巫女は手に武器を召喚する。

 

 

 

 

その武器は………、賽銭箱であった。

 

賽銭箱が迫ってくる様子を二人は唖然とした顔のまま見ているしか出来なかった。

 

まさか賽銭箱が降ってくるとは思わなかったのだろう。

 

 

後で鬼巫女に何故賽銭箱なのかを聞くと、

 

 

(メイドは弾幕ごっこにナイフ使ってたし、別にいいだろ。)

 

 

とのことだった。

 

 

 

賽銭箱を振り下ろす直前、文さんが見えたのは気のせいだと信じたい。

 

 

 

(やっぱ手応えねぇなぁ。あ、体返すぜ。)

 

 

賽銭箱に当たると基本的に即死してた気がするが、二人は気を失ってるだけだった。

 

 

これ…どうしよう。

 

 

(こっちの私が弾幕ごっこしてたってことは、コイツがこの異変の原因だったわけだ。あとはこっちの私がなんとかすんだろうさ。ほれ、さっさと帰ろうぜ。)

 

 

そういうもんだろうか…。なんか後から厄介ごとが起こりそうだなーと思いながら人里へ戻る。

 

ついでに賽銭箱の出し入れの方法を聞いて、回収することを忘れずに帰った。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

Side 文

 

 

「いやぁ。この異変がこんな形で終わるとは思いませんでしたね。まさか靈夢さんがやらかすとは…。それでも恐らく、スペルカードルールは広まるでしょうね。この異変がそれで解決したわけですし。」

 

 

靈夢さんが人里から出るのを見掛けたので着いてきましたが、異変に関われるとは。

 

賢者も帰ったようですし、あの吸血鬼と博麗の巫女に詳しい話を聞くことにしましょう。

 

久々に良い新聞が書けそうです。

 

そう思い、二人に近づいていく。

 

 

 

まぁ、目が覚めた瞬間に攻撃されたのは驚きましたがね。

 

お二人はあの後、靈夢さんのことを私に聞いてきたので人里の住民ですよ。と伝えた。

吸血鬼、レミリア・スカーレットが人里の人間を勘違いしたり、博麗の巫女が妖怪の類いではないかと疑っていたりしていましたが。

 

この異変はレミリア氏が霧を晴らすことで解決となった。

 

 

後日、宴会を開くそうなので新聞で広告をする。

 

 

 

…靈夢も誘ってみましょうかね。

 

 

 

 

そうして新聞配りのついでに寄ることした。

 

 

 

 

 

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