鬼巫女に憑依する幻想郷ライフ   作:寿司三昧

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遅くなりました!すみません。


相変わらずの駄文ですが、それでも良い方はどうぞ!





レティさんは黒幕らしい。

 

 

時間帯は昼頃。俺達は一面雪景色の中を飛んでいた。

 

 

「確か、レティ…さんの出没地域ってここらだったよな?」

 

 

(合ってるとおもうぜ。特徴は白っぽい服だな。)

 

 

…まだレティさんが黒幕だって決まったわけではないんだが。こんなこと起こせそうな能力してたからなぁ。

 

 

(黒幕をちゃっちゃと倒して帰ろうぜ。慧音に仕事押し付けたようなもんだからな。もう一回くらいは謝っとけよ。)

 

 

 

「そうだよな。それじゃあ、戦闘は頼むわ。」

 

 

 

(お前が戦うのもありなんだぜ?後々役に立つかもしんねぇぞ。)

 

 

 

…いつまでも鬼巫女に頼ってたら不味いか。

 

 

鬼巫女に頼れないって状況がないとは言えないから…。

 

 

 

(私の体が覚えてるだろうから、もしかしたら戦いかたがわかるかもな。)

 

 

 

「スペルカードは増やしては来た。各宣言の攻撃方法も聞いた。だがなぁ。あれを再現できるかって言われると…。」

 

 

 

(なるようにはなるだろうさ。あーあ。黒幕が自分から来てくれたらいいのにねぇ。)

 

 

 

「それはありえんな。黒幕は大抵自分の根城に籠ってるもんだろ。部下とか全滅させてやっと来る感じだ。」

 

 

ゲームでは大体そうだったからな。テンプレ通りなら根城まで行かないといけない。

 

 

 

「でも確かに、黒幕が来てくれたら直ぐに解決できるな。」

二人で会話をしていると…

 

 

 

「く~ろ~ま~く~。」

 

 

 

なんて声が聞こえた。

 

 

 

「(ん?…黒幕…?)」

 

 

 

そこには件のレティ・ホワイトロックが居た。

 

 

 

(…やったな!ラスボス登場だぞ。)

 

 

「自分から黒幕だって名乗るとは…。」

 

 

この二人。少し頭が残念である。

 

あちらはまだこちらに気付いていない。

 

 

鬼巫女はお払い棒を構え…、

 

 

 

「貴様が黒幕かぁぁぁぁ!!」

 

 

レティ・ホワイトロックに突っ込んでいく。

 

 

 

 

「今日も一面雪景色…。」

 

 

 

「食らいやがれぇ!"煉獄「アマテラス」!!"」

 

 

 

「ぇ?ウワァァァァァァァァ‼?」

 

 

 

レティ・ホワイトロックは後に語る。

 

 

 

 

あれは正に鬼巫女だった…。

 

 

 

 

その話をしたのが霊夢に対してだったため、

 

 

 

更に不幸が襲うのだが、それは別の話だ。

 

 

 

 

 

 

 

(これで異変も解決だろ。雪も明日には無くなってるんじゃねぇかな。)

 

 

 

 

「レティさん、吹っ飛んでいったね。オーバーキルなんじゃ…。」

 

 

 

(手加減はした。)

 

 

 

そうですか…。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

「…………って感じで解決してきました!」

 

 

と、慧音さんに異変について報告している。

 

 

里について慧音さんを見かけたからだ。

 

 

伝え終わると慧音さんは…

 

 

「この…馬鹿もんがぁぁぁ!」

 

 

と頭突きをされた。

 

 

 

その頭突きから10分は経つが一向に痛みは引かない。

 

 

 

(まさか私の耐性をぶち抜いてくるとは思わなかった。)

 

 

 

神ランクの耐性をぶち抜く頭突きとは一体…。

 

 

 

現在俺は説教をされている。

 

 

 

正座って辛い。内容は、いきなり襲いかかるとは何事だ、やら もしも黒幕だったとして雪を降らせるのをなめろと言ったのか…云々だ。

 

 

 

色々と怠ったのは認める。でも、黒幕だって自分で言ってたからね。黒幕なら攻撃するしかないじゃない。そう思いません?

 

 

 

 

…思いませんか。そうですか。

 

 

 

 

「というか真面目に聞いてるのか貴様はぁぁ!」

 

 

 

 

本日2発目。的確に同じ位置に頭突きを食らった。

 

 

(…頭へこむんじゃねぇかな。これ。)

 

 

 

この後3時間ほど続いたのだった。

 

 

 

 

 

「やっと解放された…。」

 

 

 

(……………。)

 

 

 

 

説教されたのっていつぶりだろうな。

 

 

 

こっちに来てからはそんなことなかったなぁ。

 

 

 

あっちの皆はどうなってるんだろうか…。

 

 

 

そう思い、思い出そうとして気づく。

 

 

 

「あれ?皆の顔は分かる。名前も分かる…なのに。」

 

 

 

自分の本名と顔が思い出せない。

 

 

他は覚えてる。しかし自分についてだけはポッカリと忘れていた。

 

 

 

どういうことだよ。なんで思い出せないんだ…。

 

 

 

(…自分のことが思い出せないか?)

 

 

 

鬼巫女…?何か知ってるのか?

 

 

 

鬼巫女は少しトーンの下がった声で教えてくれた。

 

 

 

(二つの異なった魂が融合するんだ。どうなるかわかったもんじゃない。恐らく融合するときに消えちまったんだろうな。私の魂がそこを上書きしたのか…、それはわからんがな。)

 

 

 

…わかんないけど、向こうで実は俺はなんかで死んだとして鬼巫女に憑依することで助かったなら、確かに安いと思えてしまう。

 

 

 

今は鬼巫女なんだから。

 

 

 

(…そうだな。んじゃこの話は終わりだとして。飯にしようぜ。)

 

 

 

「家になんかあったっけ…。」

 

 

(香霖堂で買った菓子類位だろ。今は冬場。春が来ないから作物も微妙。久しぶりに外食なんてどうだ?)

 

 

「菓子類しかないのは辛いな。外食って言ってもよ。そばくらいしか近くにないぞ?」

 

 

 

(そば…ね。この雪のせいで休んでないといいねぇ。)

 

 

「休んでたら菓子で凌ぐしかないのか…。」

 

 

(どのみち明日からは菓子類になるぜ。家になんもないんだから。)

 

 

「ぐっ…。買い込まなかった俺が悪いな。これは。」

 

 

 

(私はなんであんなに菓子を買ったのかが不思議だぜ。)

 

 

「外の菓子なんて食えないと思ってたからな!店に並んでたら買っちゃうんですぅ!」

 

 

 

(因みに賞味期限は?)

 

 

 

 

「……お察しだよ。」

 

 

 

(忘れられて流れ着くほどのやつだからな。わかってたよちくしょう。)

 

 

 

「いや…あの菓子は紫さんの提供らしいぞ。」

 

 

 

(流石にないわな。賞味期限がとんでもなく前のやつなんて。)

 

 

 

「うわっ!雪深ッ!?」

 

 

 

(足ハマったな。あーあ。靴下が濡れたな。)

 

 

 

 

そんな会話をしながら俺達は蕎麦屋を目指していった。

 

 

 

 

 

 

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