機動戦士ガンダムEX   作:ジェアド

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今回はオデッサに降り立ったアルトスク達のお話。
しかし、グフカスタムが2機目になった。まぁいいか・・・。


第5話:オデッサの模擬戦

~オデッサ基地・休憩室~

 

ハーベル小隊のメンバーは無事オデッサ基地に到着し、休憩室で穏やかな一時

を過ごしていた。

 

「アル!」

 

そこに一人の少女がアルトスクに駆け寄る。

 

「アヤか・・・。久しぶりだな。」

 

アルトスクに駆け寄ったのは、アヤ・ニシワキ。アルトスクの幼馴染だ。

 

「隊長、この人は?」

 

アヤと面識のないケビンは、彼女が何者なのか尋ねる。

 

「ああ、彼女は、アヤ・ニシワキ。私の幼馴染だ。」

 

アルトスクに紹介されたアヤは自己紹介をしてよろしくお願いしますと挨拶をする。

 

「そういえば、アヤ。君は何でオデッサに?」

 

アルトスクの質問にアヤは、自分は中尉に昇進しオデッサ基地の配属のMS部隊の小隊長になったと報告をする。それを聞いたアルトスクは、彼女にねぎらいの言葉をかける。

 

「あの、アルトスクさん?」

 

「どうした?」

 

「お願いがあるんですけど・・・。」

 

「何だい?」

 

アヤのお願いとは、実戦形式の模擬戦の相手をしてほしいというお願いだった

。アルトスクは、ケビンやピドにも意見を聞き、そのお願いを承諾する。

 

「ありがとうございます!」

 

アヤはペコッと頭を下げる。

 

「では、一週間の訓練の後模擬戦を行う事にしよう。基地司令にはアヤ、君が話をつけておいてくれ。」

 

アヤは、わかりましたというと意気揚々と休憩室を後にする。

 

「では、早速訓練といこうか!」

 

ケビンとピドは了解と返事をし訓練の準備を始める。

 

一方アヤ達は・・・。

 

「という訳で、アルトスクさんの小隊と模擬戦をすることになったから。」

 

「了-解!」

 

元気良く返事をしたのは、カチュア・リース。ニシワキ小隊のメンバーの一人だ。

 

「了解・・・。」

 

一方、静かに挨拶をしたのは、シス・ミットヴィルだ。

 

一週間後・・・。

 

~オデッサ基地会議室~

 

ハーベル小隊のメンバーは、会議室に集まり、今日の模擬戦の布陣を話し合っていた・・・。

 

ホワイトボードには、今回の布陣と相手の予想布陣が書かれそれをもとに話し合いが行われている。

 

「前衛は私だ、私がアヤの相手をする。ケビンは状況を見ながら臨機応変に対処を、そしてピドはザク・キャノンに搭乗し支援射撃を頼むぞ!」

 

アルトスクの方針に二人は了解と返事をする。

 

一方アヤ達も別の会議室で方針を話し合っていた。アヤも同じように自分達の

布陣と相手の予想布陣がホワイトボードに書かれていた。

 

「おそらく、アルトスクさんは近接戦闘を持ちこんでくるはずです。なので、アルトスクさんの相手は私がします。カチュアとシスの二人は他の2名の相手をお願いします。」

 

アヤの方針にカチュアとシスも了解と返事をする。

 

~オデッサ基地指令室~

 

話し合いが終わり、模擬戦の開始前アヤとアルトスクは基地司令の元を訪れていた。

 

「司令、本日は演習場の全面使用許可ありがとうございます。」

 

アルトスクと彩は基地司令に向かい敬礼をする。

 

「いや、今回の模擬戦は、重要な役割があると思っている。新兵にもいい勉強になるだろう。思う存分やってくれたまえ。」

 

基地司令の言葉を受け、2人は敬礼の後、格納庫へと向かった。

 

~オデッサ基地演習場~

 

「よし、先程の方針通りに動く、続け!」

 

「了解!」

 

アルトスクの号令でハーベル小隊のメンバーは行動を開始する。

 

「やはり、アルトスクさんが先頭!シス、カチュア。方針通りに行くよ!」

 

「了解!」

 

アヤ達はハーベル小隊の動きを見て、先程の話し合い通りに動きだす。

 

「これなら・・・。」

 

シスは、ザクⅠスナイパーでアルトスクを狙撃しようとする。

 

それを察知した、アルトスクは横跳びで回避する。

 

「ケビン、ピド。スナイパーを黙らせろ!」

 

「了解!」

 

アルトスクの指示でケビンとピドは、シス機の撃破に向かう。

 

「はっ!」

 

アルトスク機(グフカスタム)は、アヤ機(ザクⅡS型)に向けてヒートロッドを放つ。それを横に避けアヤはザクマシンガンでアルトスクを攻撃する。アルトスクはその攻撃を左に避けながらシールドの下に隠されたガトリングガンで迎撃する。それをアヤはシールドで辛うじて防ぐ。

 

一方、ケビンとピドは・・・。

 

「いただきっ!」

 

カチュア機(ザクⅡF型)は、ザクマシンガンでケビン機(ザクⅡF型)狙う

。その攻撃をケビンはたやすく避ける。

 

「そこね・・・。」

 

照準内にケビンのザクを捉えたシス機の狙撃が一直線に飛んでくる。ケビンは

、それを辛うじてシールドで防ぐ。それを見たカチュア機が今度はヒートホークで斬りかかってくる。

 

「援護しないと・・・。」

 

ピドのザクキャノンは、ミサイルをばら撒きカチュア機の行動を阻む。その後

ランドセルユニットから伸びた、キャノン砲でシス機への狙撃妨害を始める。

それを受けカチュアはピドへと狙いを変え、まずはザクマシンガンで牽制する。

ピドの危機を察したケビンはヒートホークでピド機へと切りかかろうとする、カチュア機の間に入ろうとするが、その動きを読んでいたシス機の狙撃に阻まれる。しかし、カチュア機の攻撃をピドはザクマシンガンで迎撃する。ケビン+ピドVSカチュア+シスの戦闘は一進一退の攻防を繰り広げる。

 

一方アルトスクはVSアヤは・・・。

 

斬り合いを繰り広げるがどちらも相手の機体に一太刀を浴びせる事ができず、鍔迫り合いの後、距離を開く行動を繰り返している。アルトスク機はアヤ機が懐に素早く潜り込んでくるのでヒートロッドでは隙が大きく使えないと判断しヒートソードで応戦しているようだ。お互いに疲労はたまり「はぁ、はぁ」という息使いを両者ともにしている。

 

「このままでは埒が明かないな・・・。」

 

とアルトスクは呟き、アヤ機に再び接近するかに思えた・・・。しかし、アルトスクは切り込むと見せかけ上空に飛び上がる。アヤ機もそれを追う。

 

「かかった!」

 

真っ直ぐ自機に向かってくるアヤ機目がけアルトスクはヒートロッドを放つ。

 

「しまった!」

 

ヒートロッドに巻きつかれ、アヤ機は身動きが取れなくなってしまう。そしてアヤ機を巻きつけたままヒートロッドを振り回しそのまま地面に叩きつける!

 

「ぐぅ・・・。」

 

アヤは搭乗機が地面に叩きつけらた衝撃で思わす声を上げる。そして、モニターを見ると目の前にグフカスタムのヒートソードの先端が見える。

 

「決着だな、アヤ。」

 

「・・・、そうね。私たちの負けね。」

 

リーダー機の降伏によりこの模擬戦はアルトスク達の勝利で終わる。

 

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