今回はほぼ戦闘パートですが、結構場面が切り替わるので少々混乱してしまうかもしれません・・・。
-西アジア地球連邦軍西部方面前線基地・格納庫-
アイサワ小隊のメンバーは新たに受領するMSの前にいた。
「なるほど、陸戦型のMSなのね・・・。」
整備班から機体(陸戦型ジム)の説明を受けミクはそう呟く。
「はい、アキさんやサエさんのジムも先行量産型のジムに変わり陸戦型ジムに搭乗してもらいます。」
アキやサエも今まで乗っていたジム(先行量産型)から新たに陸戦型ジムに乗り換える事になるようだ。
「オデッサ作戦開始までまだ時間がある、それまでしっかりシュミレーター訓練をしましょう。」
ミクの提案をアキとサエも受け入れ3人はシュミレーター室へと向かって行った。
一方その頃・・・。
-黒海-
ユーコンでオデッサへと向かっているサディア達は・・・。
「本艦は黒海に入りました、あと半日ほどでオデッサに付くでしょう。」
「了解、MSの最終チェックを頼むぞ。。」
オペレーターの報告を受け艦長はMSの最終調整を指示した。
一方その頃レナ達は・・・。
「オデッサから緊急報告です!」
「内容は?」
オペレーターは送られてきた通信の内容を読み上げる。その内容は、地球連邦軍がオデッサに大規模作戦を行うとの情報が入ったとのことだ。
「連邦も反攻作戦に打って出たという事ですか?」
レナの疑問に艦長はそう言うことだろうなと返答をする。そして、オデッサまではあと2日はかかるとレナに教えてあげた。
「わかりました、念のためMSの整備を行っておくべきですね。」
レナのアイデアを承諾し艦長はMSの整備を指示した・・・。
-オデッサ基地指令室-
「敵の偵察部隊が我が軍の領空内に侵入し防空部隊と交戦したとの報告が数件上がったおります。」
報告してきたジオン兵の言葉を受け司令官は連邦軍は部隊の集結を急いでいるだろうとの仮説をたて防衛部隊の配置状況を尋ねる。
「9割方完了しております、あと3時間ほどで完了する見込みです。」
報告を受け司令は配置を急がせるよう指示を出す。
さらに非戦闘員の脱出準備の状況も尋ね、ブースター接続に思った以上に時間がかかり明日の夕方頃には間に合わせると報告を受けた・・・。
-オデッサ基地・会議室-
「間にあったようね・・・。」
アルトスクらが待機している会議室にサディア達キャルフォニアベースチームが入ってくる。
「サディアか・・・、無事だったようだな。」
「ええ、なんとかね。」
アルトスクとサディア達は久々の再会を喜び合う。
「さて、喜び合うのはこれぐらいにして、早速本題に入ろう。」
アルトスクがそう言うと彼女の表情が真面目な顔つきに変化する。
「連邦軍がこのオデッサに大規模作戦を行うとの情報が入って来た。既に連邦の偵察部隊がこちらの防空部隊と交戦したとの報告もある。私達ハーベル小隊とニシワキ小隊は防衛戦に参加するよう指示を既に受けた。」
アルトスクの説明を受けサディアは自分たちも参加すると発言する。それに対しアヤが余剰のMSは存在しないと反論するが・・・。
「問題はない、こちらもMSを持って来た。試作型の水陸両用MSだがな・・・
。」
アヤの言葉を受けマークはそう付け足した。
アルトスクはそう報告を受けると基地司令に報告の為会議室を後にする。
-翌日-
-オデッサ基地北東方面第1防衛ライン-
「隊長、作戦開始時間です。」
「ああ、砲撃を始めろ!」
陸戦型ガンダムに搭乗するヨーゼフ・フライヤーの指示で陸戦型ガンダムの小隊は防衛部隊に向け180mmキャノンで砲撃を始める。
その後陸戦型ジムに小隊が防衛MS部隊に向け進軍をはじめそれをジムキャノン小隊が援護する。
-オデッサ基地・格納庫-
「始まったようだな。」
連邦軍が動き出したとの報告を受けアルトスクはそう呟く。
「どうするのです、ハーベル中尉?」
マークはアルトスクに作戦方針を尋ねる。
アルトスクらハーベル小隊とニシワキ小隊は、北東方面の第1防衛ライン、ヒュース小隊とギルダー小隊は東の第1防衛ラインの防衛に向かえとの指示をアルトスクは出す。それに対し全員が了解と返事をする。
「さぁ、始めるぞ!」
アルトスクのグフ・カスタムは助走をつけ敵MS(陸戦型ジム)の上に飛び乗る。そして、そのままヒートソードを突き刺す。ヒートソードを突き刺された陸戦型ジムのパイロットは助けてくれぇと叫ぶが、そのまま搭乗機と運命を共にする。
一方ケビンは新たに受領したドムで機体独自の装備であるホバー移動でジグザグ移動を利用し狙いを反らしながらヒートサーベルで連邦軍のMSを両断していく。ピドはザクキャノンでケビンの援護を続ける。
一方アヤ達もアルトスク達の活躍に負けじと活躍を見せる。
ジムキャノンの砲撃をかいくぐり、ジムキャノンのコクピットに向けザクマシンガンを放つ、それが直撃したジムキャノンは大破する。
一方シスとカチュアはお互いに連携しながら戦闘を繰り広げる。
カチュア機が敵MSを蹴り飛ばし他の敵MSとぶつかった瞬間にシスのザクⅠ・スナイパーがMSを撃ち抜き数機まとめて撃破する。
一方その頃・・・。
「ごめんなさぁ―い!」
地中からアグノスのアッグが飛び出し、陸戦型ジムは宙に浮き、落ちてくる地面にぶつかる直前フォルティスのゾゴックのアームパンチが腰部に直撃し吹っ飛ばされるそして、マークのアッガイの方向に吹っ飛んだ陸戦型ジムにメガ粒子砲が直撃し大破する。
「そこですよ!」
メイのアッグガイのヒートロッドが陸戦型ジムの腕に絡みつく。
「な、何だぁ!?」
ヒートロッドが絡みつき陸戦型ジムはマシンガンで反撃しようとするが、ヒートロッドが回転しだし転倒してしまう。そこにフユキのジュアッグのミサイルランチャーが飛んで来て大破する。
一方サディアはズゴッグの機動性を生かし敵MSの懐に潜り込みアイアンネイルを敵MSのコクピットに突き刺し撃破する。その後サディア機の背後から迫って来たもう一機の陸戦型ジムはジュアッグミサイルで大破する。
十分活躍に値する彼らの戦果だが、連邦軍の物量差にしだいに押され始めていた。そして彼らは第2防衛ラインまで後退せざるを得なくなっていた。
周りに敵機がいないことを確認した彼らは今のうちに残弾を確認する。
しかし、ほとんど残弾は残っておらずそこに連邦軍のMS部隊が進軍してくる
。もはやこれまでかと諦めかけた彼らに増援が現れる。
「間にあったみたいだな・・・。ミサイル発射!」
増援として現れたギャロップからミサイルが放たれる。
「増援か、ありがたい!」
「アルトスクさん、援護します!」
アルトスクは聞きなれた声に耳を疑う。
「レナか!」
アルトスクの反応にはい、と返事をしたレナ達は近づくMS部隊の迎撃に向かい今のうちに後退するよう進言しアルトスク達はそれを了承する。
「隊長、あれをやりますよ!」
「了解!」
セタンの提案を受け入れファルメン小隊は1機のMSを包囲する、次に2機のドムとグフカスタムでのマシンガンの連射で動きを止め最後にレナ機がMSの上に飛び乗りヒートソードを突き刺す。
「何と情けない、我が行く。隊長機を落とす!」
次々と味方が落とされ、業を煮やしたヨーゼフの陸戦型ガンダムがレナ機に向かってくる。
「た、隊長機・・・、やれるの?」
レナはヨーゼフを迎撃しようとガトリングシールドで攻撃するが、ヨーゼフは簡単に避け胸部ミサイルで反撃してくるそれを何とかかわすが、続けて放たれたマシンガンの攻撃に当たってしまう、動きが鈍ったところをビームサーベルで斬りかかってくる。
「隊長!」
今まさにレナ機に切りかかろうとしていたヨーゼフ機にロゼ機及びセタン機のマシンガンが飛んでくる。
「くっ!」
それを何とかシールドで防ぐ。
一方その頃・・・。
-ギャロップ格納庫-
なんとかギャロップに飛び乗り機体の補給及び応急処置を受けていたアルトスク達は・・・、別方面の援護に向かっていたギャロップ隊のターナ達と合流していた。
「凄い数の敵だ、レナ達が心配だな・・・。」
補給作業中の光景を眺めていたアルトスクは呟く。
「そうですね・・・。」
アルトスクの発言にケビンも賛同する。
ギャロップ内に突如警報が鳴り響く!
「敵機接近、敵機接近!至急迎撃を!」
オペレーターの声が格納庫内に響く。
「整備兵!出せるMSは?」
「損傷の少ない、ターナさん達のMS隊とザクそれとザクキャノンです。」
整備兵の報告を受け、アルトスクはアヤとカチュア、そしてケビンとピド、そしてターナ達シトラス小隊に敵機の迎撃を指示する。
そして指示を受けたパイロットたちは各々の自分のMSに搭乗しすぐに出撃する。
アルトスクは他のMSの修理および補給を急がせるよう指示を出す。
レナ達は敵機を何とか撒きアルトスクらと合流しようと急いでいたがそこに連邦軍の追撃部隊が現れる!