機動戦士ガンダムEX   作:ジェアド

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お久しぶりです。予定より遅くなってしまいましたが、第9話です。




第9話:オデッサ脱出

先行し東部基地にたどり着いたタチバナ小隊とオーエンス小隊は次々と防衛部隊を撃破していく。

 

「これで!」

 

搭乗機を撃破されたマリアは代わりに陸戦型ジムに搭乗し防衛部隊のMSをビームサーベルで切り裂く。

 

「姉さん敵MSの増援が来る!」

 

サディアはマリア機に向けミサイルで先制攻撃を仕掛ける。マリアはその攻撃をかいくぐり接近戦を仕掛ける。

 

「何度もごめんなさぁ―い!」

 

しかしそこに地中からアッグが飛び出してくる。

 

マリア機はそれを寸前で回避しビームライフルで迎撃する。空中にいたアッグはなすすべもなくそれが命中し彼女は「きゃぁぁぁ!」と叫び撃墜される。

 

「アグノスがやられただと?おのれぇぇ!」

 

フォルティスはアグノス機が撃破されたのを受け逆上しマリア機に向け突撃する。

 

「待て、早まるな!」

 

マークはフォルティスを制止しようとするが間に合わず、マリア機に向かって行ってしまう。

 

そこにシェルドのジム・ストライカーが側面から迫り、シールドが突き刺さり

それから打ち出されたスパイクはゾゴックのコクピットを貫通しフォルティス機は爆発を起こす。

 

「フォルティスー!」

 

一方タチバナ小隊の迎撃に向かったサディア達は・・・。

 

メイのジュアッグのヒートロッドが伸びパミル機に絡みつき電撃が走り、パミル機はあっという間に行動不能に陥る。

 

「ア、 アニキ。動けねぇや・・・。」

 

パミルは謝罪の言葉を述べ脱出する。

 

メイは今度はシャリー機に同じ手で攻撃を仕掛けるが、かわされた上にヒートロッドを切断された上ビームサーベルで機体を真っ二つに裂かれ行動不能に陥る。

 

一方その頃・・・。

 

-オデッサ東部基地・ドッグ-

 

脱出艇(ザンジバル級)の打ち上げ時間が刻一刻と迫りアルトスクは迎撃に出たサディア達やマーク達の回収を指示するが、それでは敵MSの集中攻撃を浴びると反論され、サディア達やマーク達を残し脱出するよう決心する。

そして、レナが回収したグフ・フライトタイプをはじめとする地上用MSは宇宙では使えないため東部基地に置いていくことになった・・・。

 

東部基地駐留の防衛部隊及び歩兵部隊に基地の防衛を任せサディア達とマーク達以外のメンバーはザンジバルに搭乗し無重力下でも運用可能なMSを積み込み脱出を急ぐ。

 

そして・・・、打ち上げ時間となった・・・。

 

「中尉、打ち上げ準備完了です!」

 

「了解、ザンジバル発進だ!」

 

ザンジバルの臨時艦長を任せられたアルトスクは発進を指示する。ザンジバルは徐々に高度を上げ高く高く宇宙へと向かって行った・・・。

それを見ていたタチバナ小隊とオーエンス小隊は作戦失敗と判断し撤退を指示する。

 

一方その頃、オデッサ基地に残ったメンバーは・・・。

 

東部基地の防衛に成功し、MS部隊は基地の中へと戻っていく。しかし、その中にフォルティスの姿はなかった・・・。

 

そう、彼は先程の戦闘で戦死したのである。

 

「フォルティス・・・、アグノス・・・。」

 

基地の格納庫から外を眺めるマークは仲間の名を呟いた。

 

フォルティス機はマークの目の前で撃墜されてしまった。一方アグノスも先程の戦闘で登場機を撃墜された。辛うじて一命は取り留めたものの彼女は意識不明の重体となっていた・・・。仲間を守れなかったその悔しさでマークは唇をかむ。

 

そこにサディアが格納庫へと入って来た。

 

「ギルダー少尉、ギャロップに搭乗して下さい。ヒュース小隊ならびにギルダー小隊はキャルフォニアベースへと移動します。」

 

マークは、小さく返事をするとサディアの後を付いて来た・・・。

 

U.C.007911月10日、3日間にも及ぶオデッサでの戦闘は、連邦軍の勝利で終わる。この戦いでオデッサから宇宙へと脱出してきたジオンのHLVの防衛において、ヅダと呼ばれるMSが活躍したと言われている・・・。

 

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