機動戦士ガンダムEX   作:ジェアド

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お久しぶりです、第10話の投稿ですよ!

物語はいったん宇宙へと移ります!


第10話:再会

-衛星軌道上・ザンジバル級・ブリッジ-

 

無事宇宙へと脱出したアルトスク達を乗せたザンシバル級は、補給部隊と合流していた。

 

「お久しぶりです、隊長!」

 

「シレナ伍長か、久しぶりだな。」

 

アルトスクはシレナとの再会を喜び、お互いに抱きしめ合う。

 

「すいません、隊長達の任務に合流できなくて・・・。」

 

シレナはアルトスク達と共に作戦行動に同行できなかったことを謝罪する。

 

「仕方ないさ、君にも色々事情があったのだからな。」

 

アルトスクはそう言うと、シレナに近づき、気にしないほうがいいと彼女を励まし、アルトスクとシレナは何やら小声で会話をする。

 

「あぁ、久々の再会のところすまないんだが・・・。」

 

そこに50歳代ぐらいの男が話しかけてくる。彼の名はマウロ・バリオス、階級は大佐、今回のアルトスクらの作戦行動を進言した人物である。

 

「マウロ大佐、作戦提示者が作戦に参加しないなんてどうかしてますよ?」

 

アルトスクはマウロにそう反論するが彼は悪びれる様子もなく朗らかに笑っているだけであった。突っ込む気にもなれない彼女は、手配される機体の事を尋ねる。マウロは、今回支給される機体はMAブラウ・ブロとビグロが一機ずつ、そしてブルーディスティニー2号機だと答える。

 

「それとアルトスク、君には輸送船に乗ってグラナダへと向かってもらう。」

 

アルトスクはマウロの発言に首をかしげる。

 

「どうしても君に会いたいという人物がいてな。」

 

マウロはそう付け足すが、アルトスクはケビンやピドはどうすればいいのかと尋ねる。それに対しマウロは、ケビンはレナ達ファルメン小隊にピドはターナの小隊に編入予定であると説明する。その事は既に彼らに話してあるとも付けたした。アルトスクは少し考えた後、その人物と会うことを承諾する。

 

「おお、そうか。ではすぐにでも出発しよう。私はソロモンに向かわねばならないのでね。一人で向かってくれ、グラナダの宇宙港に迎えの者を手配させよう。」

 

「わかりました。」

 

アルトスクは敬礼をすると一人輸送船へと乗り込みそのままグラナダへと旅立っていった。

 

-グラナダ・宇宙港-

 

 

旅を終えアルトスクはグラナダの宇宙港へ降り立った。そこにサングラスをかけたスーツ姿の男が近づいてくる。

 

「シャルロッテ・リット・シュトックハウゼン様ですね、いえアルトスク・ハーベル中尉とお呼びすべきですか?」

 

アルトスクは声がしたほうを振り向く。

 

「その声、ヨッケン・ハーネか?」

 

アルトスクはその男をそう呼んだ。

 

「お久しぶりです、お譲さま。」

 

「今の私はアルトスク・ハーベルだ。それとシュトックハウゼンの名を公共の場で呼ばないほうがいい。」

 

アルトスクは少し不機嫌そうにそう返した。

 

「申し訳ありません、アルトスク・ハーベル中尉。」

 

「それで、私に会いたい人物とは?」

 

アルトスクはすかさず本題を尋ねる。するとヨ言う名の人物が会いたがっていると答える。

アルトスクは、ヨッケンの案内でその人物がいる場所へと向かう。ヨッケンは宇宙港のロータリーに駐車してある黒いリムジンにアルトスクを乗せるとそのものが待つ建物の前まで運転する。グラナダのはずれにあるどこかドイツ式の屋敷を思わせる建物の前で車を止めると、アルトスクに降りるよう促すと2人はその建物の中に入っていく。アルトスクが案内されたのは執務室を思わせる様な部屋であった・・・。その部屋の脇にあるソファーの中央に一人の少女が座っていた。

 

「久しぶりですね、お姉さま・・・。」

 

その少女はアルトスクを姉と呼び自分が座るソファーとは反対側のソファーにに腰をかけるよう促す、アルトスクは無言でそれに腰をかける。それを見た少女はヨッケンに席をはずすよう指示する。指示を受けたヨッケンは部屋を後にする。

 

「現シュトックハウゼン家当主カティナ・アニー・シュトックハウゼンが一兵士に何の用ですか?」

 

アルトスクはそう目の前に座るカティナという名の少女に話し掛ける。

 

「・・・、私にとっては今も昔もあなたは私の姉、シャルロッテ・リット・シュトックハウゼンです・・・。」

 

カティナの言葉を受けアルトスクは黙ってしまう。

 

「私がお姉様に会いたいといったのはある理由があるのです。」

 

「理由だと?」

 

「ええ、サイド6・リーアの事は知っていますね?」

 

サイド6・リーア連邦にもジオンにも属さない中立のコロニー・・・。しかし、実際は周辺宙域に連邦艦隊が駐留しているそうだ。

 

「つまり、サイド6を手中に収めるのに協力してほしいと?」

 

アルトスクの発言にカティナは頷く。

 

「MS部隊はどうするのだ?私もMSは持っていないぞ?」

 

アルトスクの疑問にカティナは心配いらないと返答し加えて既にMS及びパイロットは手配してあると返答する。

 

「いいだろう、今すぐ確かめたいのだが。」

 

アルトスクの質問にカティナは屋敷の地下の格納庫に待機させていると答える

。その言葉を受けアルトスクは格納庫に向かった。

 

-シュトックハウゼン家邸・隠し格納庫-

 

格納庫に向かったアルトスクを待っていたのは何とケビンとピドの2名であった。

 

「お前ら、ソロモンに向かったのではないのか?」

 

アルトスクの質問にケビンはアルトスクが今回の案件を引き受けたとマウロから聞きピドと共に協力すると返答する。

さらにアルトスクを待っていたのは彼らだけでなくシュトックハウゼン家と専属契約を結んだ傭兵、グレーゴリウス・ガナッシュ(搭乗機はゲルググ)。フランガン機関育成のNTパイロットのフリーダ・ウェルス(搭乗機はエルメス)そして先程アルトスクを案内したヨッケン・ハーネ(搭乗機は高機動型ザクⅡ)であった・・・。アルトスクには高機動型ゲルググが支給された。

パイロットと支給されたMS及びMAを確認したアルトスクはリーアへとたどり着くための作戦を話し合う為彼女の待つ会議室へと向かって行った。

 

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