機動戦士ガンダムEX   作:ジェアド

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お待たせしました、かなり久々の投稿になりますが第11話の投稿です。今回から所謂アバンタイトルのようなものを入れてみました。



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―グラナダ シュトックハウゼン家邸―

シュトックハウゼン家邸宅の大会議室に一人の男が入室し来た。その男はシュトックハウゼン家の連絡員であった。会議室ではサイド6・リーア攻略の為の会議の最中であったため、シャルロッテは不快感を露わにする。しかし、続けて発せられた言葉に彼女は驚きの表情を見せる。

「新たなEXAM搭載機を入手した?」

連絡員によると、とある連邦軍基地で調整中であった、EXAM搭載型MSブルーディスティニー2号機の強奪に成功したとのことあった。

「そのMSは何処にあるのだ?」

シャルトッテは、そのMSの居場所を尋ねる、連絡員は既にマウロ艦隊の元へと搬送中であると返答する。その答えに満足したカティナは、連絡員に退室を命じ会議の本題へ戻った。


第11話:結成!ブランリヴァル隊

―ジャブロー・BRFルーム―

 

ジャブローのBRFルームに1人の男が呼び出されていた、その男の名はチェスター・オルコットと言う。

 

「BD2号機がジオンに奪われたのですか?」

 

チェスターはすかさずそう聞き返した。彼の上官によると、先日ジオンを名乗る集団に基地が襲撃され整備中であったBD2号機が奪われてしまったとの事だ。

そこで、BD2号機の奪還もしくは破壊の為に特別部隊が編成され、チェスターは、その任に当たる事になった。選任オペレーターは、チェスターの下で働いていたクラーラ・エイミス伍長が抜擢され、MS部隊は、アイサワ小隊及びオーエンス小隊が選ばれた。さらに旗艦としてペガサス級強襲揚陸艦ブランリヴァルが与えられた。

チェスターは、一通り説明を聞き終えるとブランリヴァルが停泊しているドッグへと向かった。

 

―ジャブロー・戦艦用ドッグ―

 

「これが私たちの新たな艦・・・。」

 

目の前に停泊している艦を見上げサエ・アイサワはそう言った。

 

「ペガサス級強襲揚陸艦の5番艦、艦籍番号はSCV-73です。」

 

そう言いながらオーエンス小隊の小隊長マリア・オーエンスがアイサワ小隊の前に姿を現す。

 

(うっ、凄いオーラ・・・。)

 

マリアから漂う近寄りがたいオーラにサエは思わず縮こまる。

 

「そんなに緊張しないでください、これからは同じ艦で過ごす仲間ですから。」

 

サエにそう話しかけたのはシェルド・フォーリーであった。

 

「その通りだ。」

 

シェルドに続いて言葉を発したのはラウ・トラスポフである。

 

「ミク・アイサワ少尉です。これからよろしくお願いします。」

 

ミクがそう挨拶したのを見てアキとサエもそれに倣う。

 

マリアたちもそれに倣い名前と階級を述べる。

 

「やぁ、顔合わせは終わったようだね?」

 

互いにあいさつを終えた直後、そこにチェスター・オルコットとクラーラ・エイミスが現れる。

 

「私がこの艦の艦長、チェスター・オルコットだ。階級は大佐だ。まっ、よろしく頼むよ

。」

 

「クラーラ・エイミスと申します。階級は伍長です。これからよろしくお願いしますね。」

 

チェスターとクラーラもあいさつを終えた後、全員がブランリヴァルに乗り込む。

 

―ブランリヴァル・BRFルーム―

 

艦に乗り込んだ後、チェスターは、主要クル―とMSパイロットを集合させた。

 

「既に聞いている者もいるだろうが、この艦に与えられた任務はジオンに奪われたBD2号機の奪還もしくは破壊だ。」

 

チェスターは、先程とは人が変わったように与えられた任務の内容を説明して行く。

 

「先程BD2号機を載せたと思われる輸送艦がジオンの宇宙要塞ソロモンに向かっている

らしいとの情報を得た、本艦はすぐに宇宙に上がりその輸送艦を追跡する。MSパイロット各員はMSの整備をしておけ。以上だ、解散。」

 

BRFを終え、各々がそれぞれの持ち場に戻っていった。

 

―ブランリヴァル・MS格納庫―

 

「ペイルライダー、ようやく完成したのね・・・。」

 

アキの目の前には、RX-80PRペイルライダーであった。

 

ペイルライダーはオーガスタ研究所で極秘裏に開発されていたMSであり、また同時に研究が進められていたHADES(ハデス)を搭載していた。

このハデスに追従するためパイロットであるアキ・アイダは身体には人工的な強化等が行われていた。

 

「あのMS何やら、臭うな・・・。」

 

「危険って事?」

 

ラウのつぶやきにシェルドはそう尋ねラウは頷いた。

 

「ところで、BDの調子はどうマリア姉さん?」

 

「ええ、良好みたいね。今の所は・・・。」

 

何処か歯切れが悪い回答にラウはマリアが不安を感じている事を察し励ましの言葉を掛ける。

 

「そんなことより、あなたたちのMSの調子はどう?」

 

マリアの問いにシェルドもラウも問題ないと答えた。なお、搭乗機はシェルドがジム・コマンド、ラウがジム・スナイパーⅡである。一方アイサワ小隊はミクがジム・ライトアーマー、アキがペイルライダー、サエがジムである。

 

一方その頃ブリッジでは宇宙へ上がる為の準備が進んでおり、残すは最終チェックのみとなっていた。

 

「各部、最終チェック!」

 

チェスターの指示で宇宙へ上がる為の機器の最終チェックが行われる。

 

「各部、問題なし。いつでも行けます。」

 

「よし、ブランリヴァル発進する!」

 

ドッグ上部のハッチが開き、ジャブローの密林地帯にブランリヴァルが顔を出す。

エンジンが唸りをあげ動き出す。ブランリヴァルは徐々に高度を上げやがて大空へと舞い上がる。

 

「各員。本艦は間もなく大気圏へと突入する。衝撃に備えろ!」

窓がシャッターのようなもので閉じられた後、艦は大きく揺れる。その揺れがしばらく続き。やがて徐々に弱まっていった。揺れが完全に収まるとシャッターが開き目の前には青く輝く地球が見えた。それはとても美しく、今もなお地球上では戦争が起きているとは思えなかった。

 

「よし、進路を宇宙要塞ソロモンへと取れ、これより本艦はBD2号機の奪還もしくは破壊任務に当たる。」

 

チェスターの指示でブランリヴァルは、ソロモン方面へと進路をとり、宇宙空間を進んでいった。

 




次回予告!
独自の動きを見せ始める、シュトックハウゼン家。彼らはまず手始めに中立コロニーサイド6・リーアを手中に収めようと行動を開始する。だが、そこには思わぬ強敵が待ち構えていたのです。次回、機動戦士ガンダムEX リーア攻防!
今、二人の騎士が激突する・・・。

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今回はなぜなにガンダムは諸事情によりお休みです。次回をお楽しみに!
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