天才兄妹はSAOで頂点をとるそうですよ   作:さばや

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今回は二層のボスがでてきます!


宝箱には罠がつきもの

第一層ボスのイルファング・ザ・コボルドロードを倒した経験値で俺と白は14になった。第二層の敵は一層の敵とほとんどかわらない。少しレベルが上がった程度だ。だがそのレベルは7がほとんどでよくても8か9しかいない。この層も余裕だな。

「にぃ、白達レベル上がりすぎた?」

「白は無双ゲーあんま好みじゃなかったっけ?」

「うん、達成感ない」

「でも2人だけで攻略するときレベル低いと厳しくないか?」

「にぃが、片手剣と盾の両方使えばいい、白はレイピアかダガー使う」

「確かにそれなら2人でボス攻略いけるな」

「うん、だから盾買いにいこ?」

「そうだな、いくか」

空白には死の恐怖はない。なぜならゲームにおいて空白に敗北の二文字は存在しないのだから。

 

町に入るとまずは武具店を探した。

「にぃ、武具店あった」

「盾は売ってるか?」

「あった。20000Gだって」

「白、作戦変更だ。金集めに行くぞ!」

「いくら、足りないの?」

「2000G足りん」

「白が貸そうか?」

「それはダメだ!女の子にお金を払わせる訳にはいかない!」

「彼女いたことないくせに、変なプライド」

「か、彼女いなかったんじゃなくて、つくらなかっただけですー!」

「にぃ、意地はらなくていいから行こ?」

「白がいったんじゃねぇか、まぁいいや。それでクエスト探すかボス部屋探しながら金稼ぐかどっちがいい?」

「一層のボス部屋、見つけるまで稼いだGは10000Gだった、から、ボス部屋探しでいいとおもう」

「わかった。そうとなればアインクラッド第二層に行くぞ!」

「がってん!」

空白はまだ誰も踏み込んだことのないアインクラッド第二層に向かった。

 

中は一層より複雑な構造になっていた。いきなり道が二手に分かれていて、そこを右にいくと今度は道が三つに分かれている。

「なぁ白、最初右でよかったのか?」

「戻って、みる?」

「戻るか」

最初の道を戻り左に向かう。すると小さな部屋があった。

「入ってみるか?」

「罠ありそうだけど、いいよね?」

「大丈夫だろ、よし一緒にいくぞ」

「「せーの!」」

二人同時にドアを開けると正方形の部屋の真ん中に宝箱がおいてあった。

「明らか罠だよな?」

「フラグ全回収しなきゃ、いけない縛りしよ」

「なかなかエグいな、まぁこうゆうゲームで初見殺しなんてないだろうけどな」

「一応、周囲警戒する」

「開けるぞ」

「うん」

宝箱を開けると中にはダガーがはいっていた。それを手に取った瞬間部屋が赤く染まった。そして天井の端からゴーレム系の敵とゴリラ系の敵が合わせて20体くらいでてきた。

「これ、普通死ぬだろ」

「白達じゃなきゃ、ゲームオーバー」

「宝箱開けるたびこの量の敵とかあほかよ」

「後で情報屋行って、このこと伝えに行こ?」

「そうだな、そういえば宝箱にダガーはいってたから白にやるよ」

「にぃ、ありがと!」

「ちゃっちゃと倒してボス部屋見つけにいこうぜ!」

「りょうかいでーす!」

白は新しいダガーを持ってゴリラ系のモンスターを相手している。俺はゴーレム担当みたいだ。

「このゴーレム、剣だとRegistして全然ダメージ与えらんねぇ!」

「白の方、倒し終わった」

「白!ちょっと手伝ってくれ!俺がスイッチするからソードスキル決めてくれ!」

「わかった」

敵が振りかぶってきた腕をタイミングよくパリィする。パリィを確認した白がスイッチしてソードスキルをきめる。

「パリィして、ソードスキル決めれば、半分減る」

「おっけー!最初は俺がパリィするからそのあと白頼む!」

「わかった」

俺がパリィして白がソードスキルを決める。白のMPがつきたら交代で今度は俺がソードスキルを決める。この繰り返しでなんとか全部倒したがこのゴーレムだけに10分も使ってしまった。俺も白もニートで引きこもりなだけあって初期体力は人より少ない。流石に厳しい疲れた。

「白、この部屋で、すこし休むか」

「うん、体力、限界」

この罠のおかげでわかったことがある。宝箱は罠がある。そして宝箱の中には強い武器があるが罠を開けると普通なら死ぬってことだ。

 

 

5分ほど休憩したしいくとするか。

「白、そろそろいけるか?」

「体力戻ってきた、けどお腹すいた」

「ボス部屋見つけたら帰れるぞ」

「わかった。はやくいこ」

2人はさっき行った3つに分かれた道に戻った。

「どの道が正解なんだろうな」

「2手に分かれて探した方が効率いい」

「まぁそうだな、何かあったら戻れよ?」

「にぃも、ね」

「じゃあ俺は右、白は左を頼む」

「どっちが先にもどるか、勝負」

「いいぜ、コインが落ちたらスタートな」

「絶対負けない」

「こっちのセリフだ!」

コインを投げて走る準備に備える。

コインが落ちた瞬間猛ダッシュで走る。途中敵がいたが全てソードスキルで蹴散らす。だが走り抜けた先は行き止まりだった。

「戻んなきゃ白に負けちまう!」

また走って戻る。人生の負け組でも勝負は負けられない。さらに相手は妹だ。兄の威厳がある。

前の道に戻ってきた。だが白はまだ戻っていなかった。だが数秒して全力疾走で白が帰って来た。

「今回は、俺の、勝ち、だな」

「次の、勝負、ボス戦、で」

「白の方にボス部屋あったか?」

「なかった」

「てことは真ん中か」

「うん、ボス部屋のまえまで、クリアしにいこ」

「そうだな」

疲れている体を起こし真ん中の道を進む。

「ボス部屋あったな」

「すこし、覗こ」

白が扉を開ける。中には一層ボスより小柄だが牛の角を生やした二足歩行のボスがいた。今回のボスの装備はハンマーみたいだ。

「一層の方が強そうだな。とりあえず帰って明日ボス攻略行くことにするか」

「うん、もうお腹が限界」

2人はボス部屋を閉めて、勝負の時に投げたコインを拾って宿に戻った。




次回ボス戦です!空白はどう攻略するんでしょうか!
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