チート級最強サーヴァント、アヴェ藻の前!蹂躙致します!(魔力供給的な意味で。) 作:ヘタレ蛇
感想下さり気合いを入れて何とか仕上げました。
キャラの心境とか言い回しとか、ここのエロをやるとこのキャラは、と思ってたら手が付かなくなってしました。
イメージが出来ている、只表現ができないだけ[ガチ言い訳サーセン]
取り敢えずはアヴェ藻が暴れるだけの路線で行こうと思います。
表現がミスったらすいません。
指摘、感想をお待ちしてます。
《藤丸》
『ちょっ、藤丸君、そこで何が起きてるの!?魔力の爆発後に急にアヴェ藻さんの魔力反応が三つに増えたんだけど!』
ロマンから通信が入り、俺は伝える。無意識からか声が震えていた。
「ふ...増えた...あアヴェ藻が..三人、に。多分..分身だと。」
『はあっ!?分身でもこの反応はサーヴァントの霊器その物だよ!』
「サーヴァントの!?一体、アヴェ藻さんは何者なのでしょう。」
そういうマシュの反応からして凄いこと何だろう。でも俺はそんな事よりもこの後の事が怖く思えた。
「Aaaaaaaa!!」
アヴェ藻という標的を見つけてランスロットは走り出し、フランス兵が使ってただろう、その辺に落ちていた2本の剣を拾ってアヴェ藻に走り出す。拾った瞬間に剣が黒く赤い線が浮き出た。それがランスロットの能力だろうと俺は思った。
「...成る程、属性の付与、というよりかは己が宝具に変える、と。なら...」
三人のアヴェ藻は並んで膝を付いた。すぐ側まで接近するランスロットを前に何を...と思ったら
「「「位置について、用意!!」」」
「Aaaaaaaaa!」
そうしている間にランスロットは距離を積める。そしてランスロットが両手の剣を振り上げた。
「「「
三人のアヴェ藻の尾が一気に太く大きく肥大化し、弾丸のように飛び出す。って走るんじゃないの!?尾は乱れるように動くそれはまるで蛇のようにランスロット目掛け伸びる。
「Arrrrr!」
「!危ない!引っ込め」
ランスロットがまるで予測したかのように走るスピードが落ちないのを見て俺はアヴェ藻に叫ぶが、ランスロットは既に一つの尾を避け切り払おうと右手の剣を振り上げ...
ガギンッ!
ぶつかり合った金属音が響き、
「Aaa?...Aau?!」
ガギンッ!
吹き飛んだ右手の剣を見上げながら、弾丸のスピードの2つ目の尾に左手の剣が弾かれる。剣ははなさなかったその瞬間に響く金属音に尾と剣が擦れた際に火花が散った。
そして確信した....
「urr!?」
そして3つ目の尾がランスロットの腹部に襲い掛かった。貫かれる程の速さと威力を持つ塊を腹部に受け、ランスロットは立ちながらも地を削る程に押し飛ばされた。
「まずは...。」
「Arru...!」
「ひと~つ!!」
その目の前に1体のアヴェ藻が走って接近していた。気付いた時には遅く、アヴェ藻はブレーキを掛けて体を捻り、再び肥大化した尾をランスロットの左側面にぶち当てて吹っ飛ばした。ランスロットは反射的に腕を盾に衝撃を受け吹っ飛ばされる。その先に二人目のアヴェ藻がいた。
「ふた~つ!」
「Guaa!?」
今度も肥大化した尾に背中から弾かれたランスロットは吹っ飛ばされる。無防備に受け、衝撃を殺せずゴロゴロと転がる。そして俯せに止まり立ち上がろうとするが連続してダメージを受けているからかゆっくりと起き上がる。
「Uruuu...。」
だが左手の剣はまだ戦う意志があるかのように握り続けている。再び敵へと突進せんが為、狂った理性の中の本能から来る唸り声を出して息を整え...とランスロットの周辺から大きく陰る。
「Aaa?」
ランスロットは自分の周りの影ではなく、気配を感じて上を見上げた。それに釣られ俺もその先を見上げた。
「...みっつ。」
太陽を遮るのは雲ではなく、それは鋼鉄のような塊だった。それはその真下にいる狂った騎士を穿った物だった。それは俺達にとって癒しのもふもふ、だが敵には凶器となる物だった。
俺が何が言いたいと言うと....
「もっふもふテール!!三尾・猛
今正にランスロットを覆い踏み潰そうとする巨大な
「デケェ!?」
「大きすぎます!」
『大きい魔力反応が現れたけどどうなっているの!?』
1人の敵に振るう巨大な暴力に開いた口が塞がらなかった。それは他の皆も同じ様だった。あまりの衝撃で飛んでいたがふと気付いた。
「マシュ、対衝撃体勢!皆も隠れて!」
俺の掛け声にマシュも気付き大盾を構え、その後ろに俺とサーヴァントの皆が隠れる。隠れる瞬間、巨大な尻尾の真下にいるランスロットをふと見ると、左手の剣を手放し走り出す。逃げても
「先輩、まさかあの剣で受け止めようと!」
いや、多分...斬るつもりだ。
ランスロットは駆け、アロンダイトに手を伸ばし...掴んだ!けどアヴェ藻の尻尾が直ぐ側まで来て、ランスロットはそのまま剣を尻尾に向けて
「Aaaaaaaaa!!」
ドゴンッ!!
大きな音を立て衝撃や爆風が周りの物を吹き飛ばす。マシュが大盾で爆風土、小石から皆を守ってくれた。
「...先輩、大丈夫ですか?」
「あぁ、有り難うマシュ。皆は」
言う前にドサリッと高い所から物が音がした。ふと気になって大盾から覗き観ると...
「ぃだい!ぐうぅ...尻尾がぁ..わ"だじの、だい"じな、うっ、ぐうぅぅぅぅぅ..。」
「urrrrrrr。」
巨大な物を切り裂いたランスロットは背を丸め、肩で息をし、幽鬼の如くふらつき、アロンダイトを地面に引きずりながら痛々しく踞るアヴェ藻に近寄っていく。
「先輩、このままではアヴェ藻さんが!」
「私に任せてください!」
「ジャンヌ、マルタも行ってくれ!」
「...ン。」
ジャンヌとマルタがランスロットを止めようと駆け出すが距離だけに間に合わないかもしれない。一体どうすれば...
既にランスロットは踞るアヴェ藻の前で剣を振り上げた。駄目だ、間に合わない!
「い"だい"!ぃだぁ、い...なんちって。」
「gruu..!」
「なっ!」
俺が瞬間的に目にしたのは踞ってたアヴェ藻が剣を振り上げたランスロットに両手を広げ突進した。
ザンッ!
「...かふっ..。」
「grrrrr。」
そして場面が移るようにランスロットに斜めに斬られ倒れるアヴェ藻の姿があった。
「えっ..。」
静寂の中、マシュだったか誰かの声が漏れた。ほんの一瞬の出来事に頭が回らず、只其処には仲間が斬られた事実を目の当たりした。
アヴェ藻は斜めに斬られた体から血が宙を舞い、伸ばした両腕は誰もいない空へ注がれ倒れていく。
「アヴェ藻!」
「....右、殴れば..。」
「Gaa、gruu!?」
倒れる瞬間的にアヴェ藻の先が無い尾が真っ直ぐランスロットの左頬へと伸び、ぶつけられた。ランスロットは溜まったダメージにより、避けられずに二人揃って地面へと倒れていく。
「次は、左、でしたよね...。」
最後の一撃を与えてアヴェ藻は倒れた。ランスロットも不意打ちを受け、重い金属音と共に倒れた。
《三人称》
「アヴェンジャー!」
ジャンヌとマルタがアヴェ藻の元に近寄り、マルタがアヴェ藻を抱き起こす。既にぐったりしているアヴェ藻の肉体は光の塵になり消滅し始めた。
ランスロットは唸りながらゆっくりと起き上がろうとしている。
その証拠にランスロットの兜の左頬に赤い血の跡と
「Gurr、gaagagagagaga!?」
「!」
その場にいたジャンヌはランスロットが声と鎧を震わせ、苦しんだまま動けずにいる様子に警戒と驚きを露にする。まるで金縛りにあったかのように動こうとしても動けず、ただ転がりランスロットは苦しみだしたのだ。
その光景を観ていたジャンヌの横で消滅しかけるアヴェ藻は、ニヤリッと口を歪め
ボンッ
破裂する空気の音にジャンヌが向くと、アヴェ藻が居たマルタの腕の中には誰も居ず、煙発ち一枚の札が落ちた。
「ぶ、分身!それじゃ彼女は...。」
「フフ、私は...。」
今度は上の方から...
「此処でぇぇぇぇす!」
「Gubbo!?」
無傷で落ちてくるアヴェ藻は身動きできないランスロットの腹部に直立に着地した。
「.....。」
「.....。」
「あら?てっきり泣いて喜ぶと思ったのですが。」
「...泣く処か、僅かな信頼が引っ込んでしまいましたけどね」
「そりゃ残念っ!!」
「Gubu!?」
ジャンヌ達の低い反応に落胆しながら、下敷きになっているランスロットの腹部へそのまま座り込む。悲鳴が聞こえるが特に構うことなく、当の本人は動けずにガタガタと体を震わせている。
「...あの、なぜそんなところに安心して座っているのでしょうか?」
「ん?此れですか?どうせ呪縛の札で動けませんから手なんて出ませんよ。」
得意そうな表情で腕を組んで敵サーヴァントの腹部に座っている辺り、いきなり呪縛が解けて襲いかかられても押さえ付けるように警戒だけして良いとジャンヌは思った。キテレツに振る舞うアヴェ藻に対して気にするな等と言えない事に頭を痛め、目を閉じて指で眉間を押さえながらランスロットについてどうするかを...。
「....何してるのですか。」
「「ん?何って、ナニですが?」」
「いえ、分かりません。」
ジャンヌが目を開けるとアヴェ藻のもう一人の分身体が動けないランスロットの両足を広げ押さえつけ始めた。
「よっこらせっ」
すると腹部に座っていたアヴェ藻は静かに笑みを浮かべ立ち上がり、ランスロットの片足を跨いで足の間に立った。ランスロットは辛うじて動ける首を上げ、アヴェ藻を睨み付けている。いや、恐怖を滲ませているのかな?
「Gurrrrr。(な、何をするつもりだ...)」
「....。」
ランスロットの様子を見てアヴェ藻のにこやかな笑みはニィィ...と顔を歪め、右足を高らかに上げ始めた。そして...。
「こんのイケメン野郎があぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その右足はまるで吸い込まれるようにランスロットの股間へと振り下ろされた。
「!??!!!!?!!!!!!」
「えっ...。」
ランスロットは悲鳴にならない悲鳴を上げて、動けない体で悶えた。ジャンヌは彼女が何をしてるのかが分からなかった。
「主人のっ!妻だけじゃなくっ!見知らぬ少女にまでっ!手を出そうなどとっ!いい度胸ですねっ!羨ましいなこの野郎がっ!!」
「Gaaaaaaaaaaaaaaa!!?」
「...。」
アヴェ藻が一言言う度に股間にかまされる蹴りにランスロットは悲鳴をあげる。それを見ていた男性の諸君は自然に内股になり始めた。側で見ていたジャンヌは蹴り続けられるランスロットを哀れんだ。
「聖女の聖処女を含め世界中の女性の体は私の物だぁ!!」
「....もうやだこの人。」
欲望の叫びを上げて男性の急所を蹴り続ける
「はぁ、はぁ、はぁぁぁぁぁ...ふぅ。」
「aaa...a....a....。」
ジャンヌが泣き止むと目の前には、好きなだけ男性の局部を蹴り尽くし、叫び尽くしたアヴェ藻は一息つき、今にも消えそうな呻き声を出すランスロットを見下げている。
「...こんなんじゃ消えませんか、なら好都合。」
蹴りを止めたアヴェ藻はランスロットから少し離れ、周りを見渡し、フランス軍を見つけた。大半が内股になっているがそれを気にせず大きく息を吸った。
「フランス軍の皆さん!これから殺る事は危ないのでその場を離れるか半分に別れてくださぁい!」
フランス兵達にそう呼び掛けてた。
「何だ、あの女は?」
「魔女の仲間が何か言っているが。」
「馬鹿、きっと俺達を嵌める為の罠だろ。」
「いや、すぐに動けるようにはしといた方が良いだろう。」
この反応である。
一方側にいるジャンヌ達は...
「アヴェンジャー...敵とはいえ情けを掛けても。」
情けと聞いてアヴェ藻はにこやかだが目を細くし悪意のある瞳でジャンヌを見た。
「情け...ではその情けの対価は、貴女が払ってくれるのですか?」
「いえ、失言でした。そうですね、いつ襲われるか分かりませんよね。」
ジャンヌは早口でそう言い瞳に色が消えた。「主からの啓示である」と己に言い聞かせるのだった。
「残念...では。」
「よいしょっと。」
「a...aa?」
アヴェ藻は明後日に向き直り、先程までにランスロットの両足を掴んでいた分身体が両膝に持ち直し下半身が浮くように持ち上げた。そしてランスロットの頭が地面を擦るようにその場で回り始めた。
グゥルン、グゥルン、グルン、グルン、グルングルングルングルグルグルグルグルグル!!
「そうぉぉぉぉれ!」
「a...a..a...。」
土煙を上げて回転するそれに分身体は雄叫びをあげながら回転が増し、局部を蹴られたランスロットは振り回されて更にグロッキーになっていた。ぐるぐると遠心力で体の中から意識まで外へと出てくる地獄に呻くしかなかった。だがそれは突如と終わる。
「飛ぉぉべぇぇぇぇ!!」
フランス軍方面にランスロットは振り投げられた。華奢な体格、ましてや女性が鎧を着た男性を投げ飛ばそうとは誰が思おうか。
「!あの女、騎士を投げ飛ばしたぞ!?」
「化け物だ、やっぱり魔女の仲間だ!」
「おい、飛んで来るぞ!離れろ!」
フランス兵達は大慌てで高く、そのまま此方へと飛来する
「おい、また何かする気だぞ!」
その視線の先にはアヴェ藻がいた。
「.....。」
落ちていくランスロットを見据えてアヴェ藻は左足を引いて体重をかけた。
「...魔力放出..
自身の魔力を地面に叩き付けて飛び出す。平原をロケットスタートし、
「
「Gぁ______!?」
「....あ、危ねぇ..。」
一人のフランス兵が溢した言葉に周囲の者は冷や汗をかきながら共感した。
フランス軍は2つに分かれ、その間を大砲の砲弾のように飛んできた鎧騎士が地面を抉って倒れていた。
幸い被害にあった者はいない。
「...な、何が起こったんだ。」
「俺の目の錯覚だったのか?あの女が落ちてくるこいつを吹っ飛ばしたように見えたのは。」
「化け物だ!やっぱり魔女の仲間だ!」
「俺も息子を踏まれたいブヒー!」
「...ん?今おかしな事言った奴いなかったか?」
フランス兵達はパニック状態になっていた。
「....り、理不尽、過ぎ、る...。」
当のランスロットはその言葉を嘆いて消えていった。数名聞こえたフランス兵は哀れみの眼差しで見ていた。
「アヴェンジャー!何をしてくれてますか!?もう少しで兵達に当たる所だったでしょう!」
ジャンヌは猛抗議しようとアヴェ藻に問い質した。そりゃそうだ、助けようした相手を巻き込んで危険に晒したら元の功もないのだから。
「えぇ~、だってぇ貴女の事を魔女だ、敵だ、とほざく輩なんていっそのこと纏めて吹っ飛ばそうとね。それに....私は満足しましたし。」
それについて詫びれもせず、まるで一汗かいたように肌がツルテカとしていてジャンヌは不安が膨れ上がり再び頭を痛めた。この人が味方で大丈夫なのかと。
「おーい!三人共大丈夫?」
藤丸の声が聞こえ、そちらに意識を向けました。マシュさんを含む数名のサーヴァントとマリー王妃殿下のガラスの馬が馬車を引いて、その窓から藤丸が顔を出して手を振って此方に来ていた。三人は取り敢えず合流する事にした。
まぁ敢えて告げようか。
男女関係無く股間は急所だけど、金的は駄目、絶対。
《ジャンヌ》
「お待ち下さい!ジャンヌ!」
懐かしく聞き慣れた我が
「ジャンヌさん...。」
「....大丈夫です。行きましょう皆さん。」
そう言い此処を離れるように急かしました。サーヴァントとなり、今を生きる彼等とは関わるべきではないのですから。ですが、振り返らずとも私は、どうか我が戦友と兵達が無事に生きていて欲しいと...私は....。
グギッ
「うっ!?」
ふと首が後ろにグイッと引っ張られる位に重く、鳴ってはならない部分から音がし首を痛めました。いきなり何が...。
「ジャンヌさ~...ん、待って、ぐだ、さい~。」
声が聞こえ、痛めた首でゆっくり後ろに向くと、束ねた髪は後ろに伸びて掴まれてました。
「なっ!どうしたんですか!?」
私の悲鳴を聞いたのかマスター達が気付き、地に伏せてるアヴェンジャーを見て、無敵の存在が死にかけてるような衝撃を受けていた。
「どうされたんですかアヴェ藻さん!」
マシュさんも駆け寄り肩を貸そうとします。がアヴェンジャーは一向に髪を離してくれなく正直痛いです。
「カーミラさんに
つまりは悪酔いした訳ですね。もうさっきの余裕溢れる姿はなく、彼女の身体中の毛は萎びれ、彼女自身が怠そうにしながら波のように来る吐き気に苦しさを感じているようです。
「だから、ジャンヌさ~ん、助けて...ウプッ。」
「....私にどうしろと。」
こうしている間にもジークフリードが呪いで苦しんでいるのに、目の前の酔っ払い擬きは私にどうして欲しいのかが分かりません。
「私を、抱いて!」
分かりません。
「そして、深く、深く、唇を合わせて欲しい!」
分かりたくありません!
しかもこういう事言う時には毛が元気良く立ち上がってるじゃないですか!
「してくれないなら私はこの特異点無くなるまで離しませんウゥゥッ!?」
最悪です。こんな状態で戦闘になれば私が脚を引っ張ってしまう。かと言って同意して背負ったりすれば何をされるか分かりませんし、何より吐かれそうで何か嫌です。
「キスして!接吻して!貴女のお口を蹂躙させて!お酒のように迎えチューして私を酔わせて!」
上半身を起こして両腕を私に向けました。滅茶苦茶元気じゃないですか。しかも言い回し的に欲望さらけ出してますし。嫌ですがこれ以上時間を取るわけには...
「....フゥ。」
「!...えぇとマルタさん?」
未だに白目でバーサーカー状態のマルタ様はため息を吐いてアヴェンジャーに近付き、膝を草原に付け更に近付く。まさかのマルタ様の行動にアヴェンジャーは怖じ気づき、少し身を引いた。
「...まさかまた気絶させるんですか!?もう私ボロボロなので腹パンとか頭突きとか、身体的ダメージを受けるのは勘弁というか、できれば魔力供給とか
痛い目に合うと分かっているのに、もはや痛い目にあいたいとしか思えない言動ですね。マルタ様が更に近付くとアヴェンジャーは逃げ腰で後ろに退がる。一歩近付き退がり、一歩近付き退がる。
するとマルタ様の顔が少し険しくなりました。
「...モウ、メンドクさいわね!!」
「えっ...痛っ!」
怒りに達したのかマルタ様は大きく踏み込みアヴェンジャーの左手を掴み引き寄せた。アヴェンジャーは驚き流れるまま、マルタ様に少し体が浮いた所を右脇に腕を入れられ体を支えられ、後頭部をガシッ!!と掴まれた。
「ええっと、マルタさーん。何を」
「ウゴクナ...。」
「動くなと言いますか、動けな、というか今普通に喋って 」
ガッシリと固定されたアヴェンジャーはマルタ様に何度も言葉を遮られ、そして思いっきりアヴェンジャーの体を引き寄せ
「むっ!?」
「......。」
「えっ...。」
「....ム....ン....。」
「...ん...ん...。」
マルタ様はアヴェンジャーが逃げないようにと支える力を少し強くしたように見えた。一方アヴェンジャーは目を閉じて受け入れているように見えた。深く、深く、顔同士を沈ませるその行為は、聖人マルタ様だからなのか、側で行われているからこそなのか目が離せなかった。寧ろ髪の毛を離して欲しい。
数秒に渡るキスを終え、顔を離したマルタ様は
マルタ様は私たちに背を向け手の甲で口元を拭いています。
顔が熱くなる中、振り返る際のマルタ様は顔が赤かったように見えました。
「いよっしゃあぁぁぁぁぁ!漲りますぅぅぅぅぅ!」
キスを終えたアヴェンジャーはさっき程と同じ位に元気になりました。しなだれた毛先が立派に立ち上がっています。一先ず安心しまし、いえ、彼女の前で気を抜くと何をされるか分かったものじゃありませんから。
何故今フランスを乱している
「ふふふマルタさんは結構大胆ですね~、もっとグイグイ来て良いんですよ?私はそういうマルタさんも好きですから。」
アヴェンジャーがマルタ様の背にくっ付き耳元で囁きながら彼女の頬を指で突っついている。完全に調子乗ってますね。
「...先輩、キスというのはあんな風にするのでしょうか。」
「...どうだろうね、俺も分からない。」
マスターとマシュさんは顔を赤くしてますね、私もですが。何故人前でキスとかできるのでしょうか、まさかマルタ様からするとは。
「...ッウザイ!」
「ぐぶっ!?おごぉぉぉぉ...。」
流石に怒ったマルタ様は背を向けたままアヴェンジャーの腹部に肘鉄を打ち込みました。アヴェンジャーをお腹を押さえて膝をついた。
「フンッ!」
「あひんっ!?...ん~....。」
「...ネテナ、サイ。」
アヴェンジャーは頭に思いっきり拳を、拳骨を食らい地に再び伏せました。手足がピクピクとなり、これにはやり過ぎだと思わざるおえません。
「アヴェンジャー、大丈夫ですか。」
「..も、問題、ありま、せん...ガク。」
私に親指を立ててアヴェンジャーは倒れた。マルタ様は今度はアヴェンジャーを肩に担ぎ始めました。体格が同じなのに重くないのかと思いますが。
「マルタ、私の馬車にその子を乗せて良いのよ。」
「....イイ。」
「あら、ふふふ。」
マリーが馬車に乗せるよう薦めるがマルタは荷物を運ぶようにアヴェンジャーをお尻を前に抱え、歩き出すのでした。
「さぁジャンヌ、行きましょう。」
「...はい行きましょう。」
先に進んでいくマルタ様を追うように私達は足を早めるのでした。マルタ様の背中にアヴェンジャーは手を垂らして揺れています。何故女性の体を求め、他者を平気に弄ぶ
あんな
「....ふむ、マルタさんの柔らかお尻もなかなか」
「フンッ!」
「ふぼむっ!?...。」
「.....。」
担がれてた状態でお尻触りだすエロ狐をマルタ様が少し体を浮かせ、肩パットが彼女の腹部へめり込む姿を見て、何故彼女を受け入れようと思い違いをしたのかという答を私は導きだしました。
《とある元帥と兵士》
「大丈夫なのだろうか、あの者達と共にして。」
「さ、さぁ...。」
※改めてアンケート内容がいまいち分かりにくいかなと思い作成しなおしました。アンケートに答えて下さった方々申し訳ございません。(9/18 19:09より)
オルレアンでこの後どのような展開を望んでいるか伺いたい。(一応展開は一通り決めてますが。))
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マリーアントワネット退場
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マリーアントワネット生存
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アヴェ藻レッドカード退場
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もっとベッドシーン増やせ
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好きに作成してOK?