なのは「ありがとうございました」
フィリップ「気にしなくていい」
フィリップが管理局に連絡すると親御さんにもと連絡がいきヴィヴィオの母、高町なのはが呼ばれた。
フィリップ「では、そろそろ帰らせてもらっても?」
なのは「あの~…助けてもらってこういう事を言うのは不本意なんですけど、身分証を…」
フィリップ「構わないよ」
なのは「フィリップ君ね。住まいは?」
フィリップ「僕はホテル暮らしだよ。その日によって違うよ」
ヴィヴィオ「そういえばあのクワガタは何だったんですか?」
フィリップ「あれかい?僕が作った物だよ」
《スタッグ》
スタッグフォンにメモリを差すとクワガタになった。
リオ「すごーい」
フィリップ「さて、そろそらホテルに…」ガサゴソ
フィリップがポケットを漁ると…
フィリップ「…財布がない」
ヴィヴィオ達「…え~!」
フィリップ「ホテルに泊まれない…」
なのは「あの、良かったら家に来る?ヴィヴィオを助けてもらったお礼に」
ヴィヴィオ「是非!」
フィリップ「しかし…」
ヴィヴィオ「来てくれないんですか?」
フィリップ「わかった。お邪魔させてもらうよ」
ヴィヴィオ「やった!」
フィリップはなのはの家にお世話になることになった。
なのは「バイト探し?」
フィリップ「あぁ。このまま居候してるわけにもいかないだろ?」
ヴィヴィオ「何をするんですか?」
フィリップ「探し物なら得意だよ」
ヴィヴィオ「検索魔法とかですか?」
フィリップ「検索魔法も得意と言うか専門家にも負けないよ」
なのは「ユーノ君に相談してみようか?無限書庫は人手不足だって言ってたし」
ユーノ『やぁ、なのは。どうしたの?』
なのははユーノに通信を繋いだ。
なのは「ユーノ君、無限書庫の人手まだ募集してる?」
ユーノ『してるよ』
なのは「後でヴィヴィオが連れて行くから面接して貰ってもいい?」
ユーノ『わかった、待ってるよ』
通信が切れた。
なのは「じゃあヴィヴィオ?後はお願いね?」
ヴィヴィオ「うん!」
フィリップは面接を受けることになった。
ヴィヴィオ「こっちでーす」
フィリップはヴィヴィオに案内され無限書庫にやって来た。
ヴィヴィオ「すいませーん。ユーノ司書長を呼んでもらえますか?」
職員「あら、ヴィヴィオ。ちょっと待っててね」
職員は通信でユーノを呼んだ。
ユーノ「やぁ、ヴィヴィオ。そっちの人がなのはが言ってた人かい?」
フィリップ「フィリップです」
ユーノ「ユーノ・スクライアだよ。では、早速面接に入ってもいいかな?」
フィリップ「はい」
司書長室に向かった。
ユーノ「検索魔法はどのくらい使える?」
フィリップ「かなり使えると自負しているよ」
ユーノ「うーん、どれくらいか見させて貰っても?」
フィリップ「構わないよ」
フィリップはユーノに案内され無限書庫の本棚の前に向かった。
フィリップ「一つお願いが」
ユーノ「何かな?」
フィリップ「本棚の側にいる人を離れさせてもらえますか?」
ユーノ「わかった」
ユーノは念話で職員に本棚から離れるように指示した。
フィリップ「それで、何を調べればいい?」
ユーノ「じゃあ…夜天の書について」
フィリップ「さぁ、検索を始めよう」バッ!
本棚から本が一斉に出た。
フィリップ「検索キーワード、夜天の書」サッサッ!
フィリップがキーワードを言うと本が本棚に戻った。
フィリップ「ユーノさん、他に夜天の書についてわかる事はありますか?」
ユーノ「キーワードかい?ヴォルケンリッター、闇の書」
フィリップ「キーワードを追加。ヴォルケンリッター、闇の書」
更に本が本棚に戻った。
ユーノ「もしかしてキーワードを追加すると本を特定出来る検索魔法かい!?」
フィリップ「そうだよ」
フィリップの手には一冊の本が残った。
ユーノ「……確かに夜天書についての本だね」
フィリップ「欠点もあるけどね」
ユーノ「欠点かい?」
フィリップ「キーワードがないと曖昧なんだよ」
ユーノ「それを差し引いても凄いよ。何時から来れる?」
フィリップ「明日からでも」
ユーノ「お願い出来る?本当に人手不足なんだ!」ガシッ!
フィリップ「あ、あぁ」
手を握られ思わず引いたフィリップ。
ユーノ「凄い戦力……(逃がすものか)」
こうしてフィリップは無限書庫でアルバイトすることになった。
なのは、フェイト、ヴィヴィオ「アルバイト決定おめでとう♪」
フェイトも帰ってきており(事情は説明済み)一緒にアルバイト決定祝いをしようとしていた。
フィリップ「……ありがとう」
なのは「何時から?」
フィリップ「とりあえず明日からって話だよ」
ヴィヴィオ「フィリップさんって色んな事出来るんですね♪」
フェイト「そうなの?」
ヴィヴィオ「通信端末とか自分で作ったんですもんね?」
フィリップ「これかい?」
フィリップはスタッグフォンを見せた。
ヴィヴィオ「他にもありますよね?」
フィリップ「あぁ」
フィリップはバットショットを見せた。
《バット》
フィリップがバットショットにメモリを入れると辺りを飛んでいた。
《スタッグ》
更にスタッグフォンにもメモリを入れた。
ヴィヴィオ「デバイスみたい」
フィリップ「ガジェットと呼んでるよ」
ヴィヴィオ「デバイスもメモリ?ってのを使ってましたよね?」
フィリップ「よく見ているな」
フィリップは六本のメモリとロストドライバー、Wドライバーを出した。
ヴィヴィオ「こっちはこの前使ってた奴ですよね?こっちのは?」
フィリップ「Wドライバー。ロストドライバーに比べて高出力のデバイスだよ」
ヴィヴィオ「凄ーい!」
フィリップ「レアスキルのおかげさ」
なのは、フェイト「レアスキル?」
フィリップ「そうだよ。僕はレアスキル持ちだよ」
なのは「どんなのか聞いても?」
フィリップ「星の本棚さ」
なのは達「星の本棚?」
フィリップ「見せた方が早いかな。手をつないでくれるかい?」
なのは達が手を繋ぐとヴィヴィオがフィリップと手を繋いだ。
フィリップ「目を瞑って」
なのは達が目を瞑って…
フィリップ「さぁ、検索を始めよう」
フィリップは星の本棚に入った。
フィリップ「目を開けるといい」
ヴィヴィオ「うゎ~♪」
なのは達が目を開けると辺り一面本棚だった。
フェイト「無限書庫みたい」
フェイト「ここにはありとあらゆる本があるよ」
ヴィヴィオ「例えば?」
フィリップ「検索を始めよう。高町ヴィヴィオ、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン…」
キーワードを追加していくと一冊の本が残った。
ヴィヴィオ「なんの本ですか?」
フィリップ「これは」にや
フィリップは悪い笑顔になった。
フィリップ「高町ヴィヴィオ。最後におねしょしたのは…」
ヴィヴィオ「きゃぁ~!ダメです!ダメです!!ダメです!!!!」
フィリップから本を奪うヴィヴィオ。
フィリップ「なんの本かわかったろ?」
ヴィヴィオ「乙女の秘密をなんだと思ってるんですか!」
フィリップ「ハ、ハ、ハ♪」
笑って誤魔化した。
ヴィヴィオ「う~!」
なのは「あまり意地悪しないでね?」
フィリップ「…高町なのはについて」
なのは「わ~!駄目だよ!」
検索する前に止められた。
フェイト「戻ろうか」
自分に飛び火する前に戻ることにしたフェイト。
フィリップ「戻ろう」
フィリップ達は星の本棚から出た。