フィリップ「……」
アイスドーパント「死に……たく……な…い」
フィリップ「クッ!」
あの日、アイスドーパントを倒してからフィリップはアイスドーパントの最後に残した言葉が頭から離れなくなっていた。
フィリップ「これは…僕の罪だ」
なのは、フェイト「……」
庭で立ちすくむフィリップをなのはとフェイトは見守る事しか出来なかった。
ヴィヴィオ「ママ達どうしたの?」
フェイト「ううん」
なのは「ヴィヴィオ、フィリップ君呼んできて?ご飯だから」
ヴィヴィオ「うん!」
ヴィヴィオはフィリップの側に寄った。
ヴィヴィオ「フィリップさん」
フィリップ「どうした?」
ヴィヴィオ「ご飯です」
フィリップ「あぁ、行こうか」
ヴィヴィオ「はい!」
フィリップはヴィヴィオと一緒に家の中に戻り食事を済ませた。
フェイト「本気なの?」
フィリップ「僕の星の本棚があればドーパントの事件を追える」
フェイト「でも…」
フィリップ「僕は大丈夫だ」
フェイト「…わかった」
フィリップは捜査協力を申し出た。
フェイト「こちらで何かわかったら連絡する。それまでは普段通りにしてて」
フィリップ「わかった」
フェイトは捜査協力を承認した。
フィリップ「メタルブランディング!」ドゴン!
マネードーパント「ぎゃぁ…」
フィリップ「メモリブレイク…成功」
フェイト「フィリップ、お疲れさま」
フィリップ「あぁ」
アイスドーパントの事件からフィリップはフェイトの手伝い…ドーパント事件を追っていた。フェイトが本格的にドーパントを追っている為、フィリップが呼ばれる頻度も増えていた。
ドサッ
フィリップ「ふぅ」
フィリップは帰って来るとベットに倒れこんだ。
フィリップ「……」
そしてそのまま寝てしまった。
ヴィヴィオ「フィリップさん…」
なのは「寝かせてあげよう?」
ヴィヴィオ「うん…」
ヴィヴィオとなのははドアの影からそっと覗き、フィリップを休ませる事にした。
フィリップ「…ん?朝か」
コンコン
フィリップ「どうぞ」
ヴィヴィオ「フィリップさん?起きてたんですか?」
フィリップ「ついさっきね」
ヴィヴィオ「お風呂温めておきました」
フィリップ「そう言えば…そのまま眠ってしまったのか」
ヴィヴィオ「はい…」
フィリップ「入らせてもらうよ」
ヴィヴィオ「はい!」
フィリップは風呂に入った。
フィリップ「さて、出ようかな」
フィリップがタオルで体を拭いていると…
ヴィヴィオ「フィリップさん、タオルおい…」
フィリップ「ん?」
ヴィヴィオ「……きゃぁ~///」
ヴィヴィオは去って行った。
なのは「どうし…」
今度はなのはがやって来て…
なのは「きゃぁ~///」
去って行った。
フィリップ「……むしろ悲鳴をあげたいのはこっちだよ」
フィリップが居間に行くと…
ヴィヴィオ、なのは「無用心だよ!」
フィリップ「むしろ被害者は僕だよ」
なのは「それは…」
ヴィヴィオ「その…」
二人して指先をちょんちょんと合わせて視線を泳がせていた。
フィリップ「犬に噛まれたと思うことにするよ」
ヴィヴィオ、なのは「犬じゃないもん!」
フィリップ「因みに僕は猫派だよ」
ヴィヴィオ「む~///」
これ以上言うとやぶ蛇になりそうなので言えずにいた。
フィリップ「さてと…」
なのは「お出掛け?」
フィリップ「あぁ、ちょっと思いついてね。電気街に行ってくるよ」
ヴィヴィオ「付いていっていいですか?」
なのは「ヴィヴィオ?」
フィリップ「構わないよ」
フィリップはヴィヴィオを後ろに乗せてハードボイルダーで出掛けた。
フィリップ「こんなものかな」
フィリップは部品をリュックに積めて歩いていた。
ヴィヴィオ「何を作るんですか?」
フィリップ「出来てからのお楽しみだよ♪」
フィリップは喫茶店に寄るとヴィヴィオにケーキをご馳走した。
ヴィヴィオ「美味しい~♪」
フィリップ「ふぅ」
フィリップはコーヒーを飲んで落ち着いていた。
ヴィヴィオ「お仕事、大変なんですか?」
フィリップ「そんな事ないさ」
ヴィヴィオ「でも、昨日も…」
フィリップ「ふむ、今朝見たいな事件も困るしな…」
ヴィヴィオ「あ、アレは///」
フィリップ「……確信犯?」
ヴィヴィオ「断じて違います!」
フィリップ「冗談だ」
ヴィヴィオ「む~!」
フィリップ「さぁ、帰ろうか」
フィリップは会計を済ませると帰宅した。