遊戯王ってバーチャルだね!   作:ROXAS²

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・・・残酷な描写ってタグに入れようかな・・・

有馬のアバター名に関する情報を一部変更しました。
財前兄さんが何でも利用する人とエマさんに指摘されていたので、キャラ被りを避ける為にも変更しました。
突然の変更、申し訳御座いません。


残酷な天使のテーゼ

ハノイの騎士がLinkvrainsを襲って来て2日が経った。

昨日は夜遅く、方向音痴と自覚していた為、名前だけ教えて早々に遊作と草薙さんと別れた。

歩いて帰る途中で酷い頭痛に襲われ、頭上にモンスターが現れた気がしたが、一体あれは何だったのか、今日赤き竜のナビで高校まで行き、その際遊作と同じクラスだったので聞いてみれば、遊作も昨日はモンスターが現実世界に出現しているように見えたらしい。

話によると、謎の生命体、アイを追っていたリボルバーというハノイのリーダーが、そのモンスターに乗っていたと言う。

 

「そういえば、良いの?口封じとかしなくて?他の人に教えちゃうかもよ?」

「安心しろ。その時はお前の個人情報をネット上で散布する。」

 

悪魔だ。コイツ絶対ドSだ!冗談で言っただけだからね!?

 

「言わない!絶対言わないから!・・・それより、今日のニュース凄かったな?全部playmakerだったけど・・・どう?人気者になった感想は?」

「興味ないね。むしろハノイの騎士が人気者になってくれれば、対応の早さもマシになるかもな?」

 

どこの元ソルジャーだ、と思ったが口にはしなかった。

というか、ハノイの騎士どれだけの頻度で出てきてるんだろ?遊作過労死とか無いよね?

・・・・・・何か心配になってきた・・・

 

「・・・遊作、俺もなるべくハノイ倒すよ・・・偶には休め、うん・・・」

「・・・急にどうした?まぁ、そうしてくれるなら嬉しいが・・・」

 

こうして俺は、自分のアカウントとアバターを、遊作に教えてもらいながら作るのだった。

 

 

 

 

「これは・・・凄いな・・・」

 

流石にこれは俺が決めたいので、遊作にはやり方だけを教えてもらった。

今はみんなが弁当を食べたりしている。因みに俺はシーホースサラダと遊作が持って来てくれた草薙さんの作ったホットドッグである。うん、今日も美味しい。

教室には同じ組の生徒達が沢山いる。

パーツのクオリティーはどれも高く、無限とも言える量のパーツがあった。

中には課金が必要な物もあったが、そんなことをしなくても充分だと思えた。

例えば元ソルジャークラス1stな服装だったり、円卓の白馬の王子様 とか、外道な花咲お兄さん等々、様々な物がある。

 

「どれにするか・・・よし、黒いので統一するか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前もplaymakerの偽物か?」

「何言ってるんだい?meがplaymakerさっ!」

 

目の前の黒衣の男は何だ?

偽物か?別に良いだろう?偽物でも?

meはみんなから注目されたいんだ!

VRの世界なんだ、好きにしたって構わないだろう?

 

「決闘だ」

「はぁ?生憎meはyouのようなのとは決闘なんてしたくないんでね?断らせてもらうよ?」

 

決闘なんてしても、meのデッキに勝てる奴なんか早々いないし。

仮にやってもつまらない結果に終わるだろ?

 

「お前の事情など知らん。決闘だ。決闘盤を構えろ。」

 

不審者が決闘盤を持ってコチラに近づいて来る。

お、可笑しいな?VRの筈なのに・・・プレッシャーを感じる・・・

 

「い、良いだろう!受けてあげよう!!meのデッキに勝てるならね!サイバース族なんか使わなくてもyouになんかmeは負けないし?!」

「粋がるのも良いが、もう少し顔に出さない事だな。それでplaymakerの真似が出来ていると、本気で思っているのか?本物はもっと冷静じゃなかったか?」

「ゴ、ゴチャゴチャと五月蠅いんだよっ!さっさと決闘だ!」

 

「「決闘!」」

 

playmaker?

手札5

LP8000

 

黒衣の男

手札5

LP8000

 

「meの先行!meの力を思い知らせてやる!手札から切り込み隊長を召喚!効果により、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚出来る!来い!切り込み隊長!」

 

傷だらけの金髪の戦士が2人現れ、腰に付いている剣を2人同時に抜く。

 

「切り込み隊長がいる時、自分はこのカード以外の戦士族を攻撃対象にされない!これがmeのコンボ、切り込みロックだ!」

「終わりか?こっちは早くデッキを回したくて待ちきれないんだが・・・」

 

コ、コイツ・・・!meのコンボを見て何とも思わないのか!?どんな頭をしてるんだ!?

 

「し、信じられない・・・こんなにもmeのコンボに無反応なのは今まででyouだけだ・・・」

「ん?あー、うん。凄ーい」

 

棒読み!?コイツ棒読みだ!?meを侮辱してるのか!?

許さない、絶対許さない!

 

「フンッ!ターンエンドだ。」

 

playmaker?

LP:8000

手札:3

場:切り込み隊長×2

 

黒衣の男

LP:8000

手札:5

 

「俺のターン、ドロー。手札からヘカテリスを捨て、効果発動。デッキから神の居城ーヴァルハラを手札に加え、発動する。」

 

現れたのは神の住まう神殿。出現と同時に、神殿に向かってどこからか光が射す。その光景はとても神々しく、美しかった。

 

「ヴァルハラの効果、自分のフィールドにモンスターが存在しない時、手札から天使族モンスターを特殊召喚出来る。来い、アテナ!」

 

神殿に射す光がフィールドにずれ、そこへモンスターが天から舞い降りる。

 

「更に手札から、創造の代行者ヴィーナスを召喚。この時、天使族が召喚、特殊召喚されたので、アテナの効果で600のダメージを与える。」

 

アテナの杖が光輝き光を放つ。光は直線状に飛び、playmaker?の顔を掠る。

 

playmaker?

LP8000ー600

=7400

 

「ひいっ!?」

「ライフを500払い、ヴィーナスの効果発動。デッキから神聖なる球体を特殊召喚する。この時、アテナの効果がもう一度発動される。」

 

黒衣の男

LP8000ー500

=7500

 

神聖なる球体がアテナの前まで移動すると、アテナは杖を持ちバットの用に構える。

そして・・・

 

「射出っ!」

 

カキーンッ!と音がすると、playmaker?は猛スピードで迫って来た神聖なる球体に顔面からぶつかった。

 

playmaker?

LP7400ー600

=6800

 

「いったぁぁぁ!!」

「ヴィーナスの効果は手札、デッキに神聖なる球体がある限り、何度でも使える。効果発動。射出っ!効果発動。射出っ!」

 

黒衣の男

LP7500ー500×2

=6500

 

神聖なる球体が2体、さっきと同じように放たれる。

どちらも同じように、顔面へと直撃した。

 

playmaker

LP6800ー600×2

=5600

 

「ぼ、ぼうばべでぐで(も、もう止めてくれ)・・・」

 

見ればplaymaker?の顔は腫れていた。

それを見てアテナは御満悦だった。

 

「俺も止めたい。けどな?勝つ為にも仕方がないんだ。大丈夫だ。VRなんだからどんだけダメージを受けても、抜ければ直ぐに元のアバターの顔に治ってる筈だ。」

 

そして何より、と黒衣の男は続ける

 

「モンスターがこんなにも楽しそうなんだ?止める訳にはいかんだろ?」

「この鬼!悪魔!」

 

何言ってんだ?天使だよ、コイツらは。

さも当然だろ?という顔で黒衣の男は言ってきた。

いや、こんなのが天使なんて・・・何かの間違いだ・・・。

 

「さて、まだまだ続けるぞ?俺は神聖なる球体2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、ランク2、聖光の宣告者。アテナの効果で600のダメージを与える。」

「ぐふぁ!」

 

playmaker?

LP5600ー600

=5000

 

「おぉ、また顔面クリーンヒットだな。聖光の宣告者のエクシーズ素材を墓地に送り、効果発動。今墓地に送った神聖なる球体を手札に加え、そのままデッキに戻す。」

 

playmaker?の顔が恐怖で歪む。最初から顔面クリーンヒットのおかげで酷い顔だったが、更に酷くなった。

 

「ヴィーナスの効果、ライフを500払い、今戻した神聖なる球体を特殊召喚する。言わなくても、分かるよな?」

 

黒衣の男

LP6500ー500

=6000

 

playmaker?

LP5000ー600

=4400

 

「ぐはっ!」

 

どうやら腰に当たったらしい。

playmaker?は腰に手を添えてプルプルしている。

しかし黒衣の男は気にする様子もなく淡々と決闘を続ける。

 

「アテナの効果、フィールドの聖光の宣告者を墓地へ送り、墓地からヘカテリスを特殊召喚する。」

 

今度は球体では無いため、アテナは渋々と、光る杖で攻撃をした。

 

playmaker?

LP4400ー600

=3800

 

「わ、わがっだ。じない、もうばではじないがら(わ、わかった。しない、もう真似はじないから)・・・!」

「・・・・・・はぁ、最初からそうすれば良いのに?じゃ、ちゃちゃっと終わらせようか?」

 

黒衣の男が優しい声で終わらせると言ったのをplaymaker?は聞き逃さなかった。

やった・・・!これで決闘が終わった。

そう思っていた。

 

「俺は2体の神聖なる球体でオーバーレイ!幾万の戦士を貫き、闇に葬る呪われし反逆の槍。降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろランク2。幻影騎士団カースド・ジャベリン!」

「え」

「ん?あー、安心しろ。コイツは天使じゃないから?」

 

いや、そういう事じゃない。

何で決闘が続いているんだ?

今終わらせるって・・・

 

「ん?俺のこのターンでお前は負けるから終わらせるって言ったんだけど・・・」

 

・・・・・・そういう意味かよぉぉ!

 

「?まぁいいや、カースドジャベリンの効果、エクシーズ素材を1つ墓地へ送り、お前の切り込み隊長の効果を無効にし、攻撃力を0にする。」

 

カースドジャベリンは持っていた呪いの槍を少し加減して切り込み隊長へと投げる。

結果、当たりはしたが、切り込み隊長に刺さりはしなかった。

 

「バトルだ。アテナで切り込み隊長を攻撃!」

 

アテナは切り込み隊長へ向けて、墓地から無理矢理引っ張り出した神聖なる球体で攻撃を仕掛ける。

余程気に入ったようだ。

 

playmaker?

LP3800ー(2600ー1200)

=2400

 

「ヘカテリスで切り込み隊長を攻撃!」

 

playmaker?

LP2400ー1500

=900

 

「ラストだ。ヴィーナスでダイレクトアタック!」

 

ヴィーナスは手のひらで神聖なる球体を作り出し、それをplaymaker?の顔面へと投げつけた。

 

「や、やめ」

 

playmaker?は迫って来る球体から逃げるが、残酷な事に、球体は追尾機能が搭載されていた。

 

playmaker?

LP900ー1600

=0

 

「全く・・・これに懲りたらもう真似なんかすんなよ?」

「・・・・・・ばい(・・・・・・はい)」

 

この後、ナルシストなplaymaker?と体がぶれてたりするplaymaker?と決闘し、その様子を見ていた人達から、あんなの人間のやることじゃねぇ。と言われた。

 

 

 

 

 

 




ハノイよりも悪役な気がする・・・
尚、カースドジャベリンだけが慈悲の心を持っていた模様。

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