上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

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前回のあらすじ!
ルーミア放置プレイ!
以上!!

上海可愛い!


九十三体目 死の屋敷と幽理子

むかし昔.....私が初めて目を覚ました時。

燃え盛る炎に囲まれていました。私が目覚めた所は燃え盛るお屋敷の中でした。

 

私の傍には二人の人間が死んでいました。

一人は心臓を小刀で刺されて。もう一人は...何も装飾がない仮面を被っていた人でした。その仮面を恐る恐る外しました。その仮面の下には.....

 

私がいました。

 

安らかに、微笑みながら死んでいました。

私は震える足を必死に動かして、燃えるお屋敷から逃げ出そうとしました。いくつもの襖を開けて、抜けて、走って、開けて、抜けて、走って.....

 

 

 

 

何人も死んでいました。

刺されて、首を絞められて、切り伏せられて、燃やされて、撃ち殺されて.....

何人も、何人も...

 

死にかけの人もいました...

もがき苦しむ人、炎の中を転げ回る人、虫の息になりながら腹に刺さった矢を抜こうとする人、狂ったように笑う人.....

色んな人がいました.....

 

私は走って逃げました。そしてついに外に通じる襖を開けました。

外からは新鮮な空気が流れ込み、代わりにお屋敷の中からは炎がごうごうと出ていきました。

お屋敷の外は庭になっており、そこでも人が死んでいました。ですが生きている人が多く、刀を構え、私の方を驚いた顔で凝視していました。

 

 

 

次の瞬間。私の背後から白い玉の様なものが飛んでいき、そこにいた人達の体の中に入っていきました。すると、そこにいた人達はみな、死んでしまいました。まるで糸が切れるように。ぷっつりと。

 

その死んだ人達からも白い玉が出てきて、私の背後に飛んでいきました。

私はその白い玉を追って、振り返りました。そこには.....

 

何十個何百個という白い玉が飛んでいました。その白い玉には一つ一つ顔があり、どれもこのお屋敷で見た顔でした...

その中には私の隣で死んでいた彼の顔もありました。私はそれらが魂である事を理解しました。

私はその魂の数に怖くなり、また、走り出しました。街に出て、街道を走り抜けました。すれ違う人、私を見た人は全て。死んでしまいました。

そしてその体から魂がふわふわと私の後ろに.....

 

 

最終的にたどり着いたのは森の中でした。

私が踏んだ草は枯れ、触れた木は枯れ木と成り果てました。

しばらく歩くと小さな湖に出ました。そこで私は水面を覗きました...ですがそこに私の姿は無く、ただ、月明かりだけが反射していました。

_______________________________

「それが私の知る事です...」

「.....なるほど、で、いつ名前が分かるの?」

「名前は最初の部屋に手紙が落ちていまして...そこに西行寺幽理子の名前がありました...」

「自分以外の誰かの名前だと疑わなかったのか?」

「.....そう言えば、疑問に思いませんでした...」

 

幽理子はまた下を向き、静かに息を吐き出した。

だがこれで色々とわかった。ルーミアが死んだのはさっきの話に出てきた謎の突然死と同じ。つまりルーミアは幽理子の後ろに居る魂に殺された。そしてルーミアの魂は今は幽理子の後ろに居る.....

 

 

「閃いた!!」

「ッ!?なんですか!?いきなり叫ばないでください.....」

「いい事を思いついたんだ!!前に私が亡霊と戦ったって言ったよね?」

「は...はい。」

「その時にその亡霊はとある人間に憑依して攻撃してきた事があったんだ」

「えっと.....話が見えて来ないんですけど...」

 

 

 

 

「私がルーミアを作るんだよ!!!!」




なぁに頭のおかしい事言ってるんですかねぇ?
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