上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

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は~い!!前回の続きです!!
今回は題名の如く香霖堂編の続きです!!
今日までにお気に入りが20行ったら明日からまた1ヶ月毎日投稿ってことに変更で~す!行ったら良いな...
それでは今回も...

上海可愛い


香霖堂編
十四体目 上海と吹雪の香霖堂


[香霖堂]

外は結構吹雪いているようだ...今は春の下旬くらいなのに...外で飛び回っている冬の妖精達が妙に元気だ。何か異変か?「春だってのに...結構吹雪いているな...」隣でメガネを割られたら死にそうな奴が何か言っている。僕のメガネがどうした?みたいな顔でこっちを見るな。

「.....」「.......そう言えば、紅茶は?」「離れに倉庫があるから行けない.....」「結局何もやることが無い.....」「そうだね...」「その剣はちょっと価値があるんじゃ無いの?」「あげないけど価値はあるよ。ちょっとした宝剣みたいなものだよ」「欲しいな...」「あげないよ?」なら教えるなよ...「これ、磨いて本当の姿を取り戻させてみる?」「.....暇だし...別にいいか...」ちょっと楽しそうだし。「じゃあやるか...」

スポンジ、研磨剤、砂ヤスリとかいう聞いたことないヤスリ、歯ブラシ.....その他色々。これらを駆使して宝剣を磨くこと約四十分.....

目の前には、美しい蒼い輝きを放つ宝剣があった。これを私たちが磨いたのか.....作業に夢中で店内が妙に寒かったり、外がもっと酷く吹雪いている事もこの2人は知らない。ただただ2人は、美しい宝剣に目を奪われるばかりだった。

ふと時計に目をやるともう四十分近く経っていた。と、同時に霖之助さんのお腹が鳴る。「そんなにお腹が減ったんですか?」とバカにしながら聞くと、「え?今の君のお腹じゃ...あ、人形だから鳴らない...」え?じゃあ誰が.....2人は一瞬目を合わせて、同時に店内を見渡す。時々皿を擦り合わせたような音が聞こえる.....カチャン...シャリ...今更2人は店内が異様に寒いことに気づく.....

「どこかで聞いた面白い話をしてやろうか?」震えながら聞いてくる。

「えぇ。もちろん聞くわ。」心なしかこっちも少し声が震えている気がする。人形だけど...

「異様に寒いところには...」店内の空気が震え出す。

「寒いところには...?...」何かが動いている。

 

「いるんだって...」何か分かっている

 

「何が?」分かっているのに聞いてしまう

 

「 幽 霊 が い る ら し い 」

その瞬間こっちに向かって何かが飛んでくる。必死に避けるとそれは壁にあたり砕け散った。どうやらお皿のようだ

 

ワレヲヨブノハダレダ?と声が聞こえてくる。

我を呼ぶのは誰だって事?「呼んでないので帰ってください…」交渉を持ちかける...

 

ワレヲヨブノハ...ウツクシキツルギ...ソノツルギヲ.....

 

ヨコセ!!!!!!!!!!暗闇にその姿が浮かび上がる。典型的な骸骨に髪の毛が生え、剣を持っている。背中には斧や桑、人の顔に付いた脊髄の剣の様なものなど...色々なものを付けている。わかりやすく言うならば.....弁慶(ヤク中)ってとこか...

 

あ~だめだ何も浮かばない...とりあえず霖之助さんを囮にするか。




香霖堂編のボス的何かは幽霊です。何かと幽霊に縁がある香霖堂。ちなみに脊髄の剣は、火星のゴキブリと戦うあれからアイデアを貰いました。ありがたやありがたや.....
誰の脊髄かは自分も知りません。
例大祭行きたかったな...
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